住む世界は違っても、繫がる愛
9/10
交流を始めると すでに、
“ご家族”がたたずんでいらっしゃいました。
ご家族の声をとらえ、
思いや感情の高揚を繊細に感じ取っていき、
ご家族の姿をとらえてゆきます。
ポツン、ポツン、と、短い言葉を
私の口を通して、発せられていきました。
溢れる愛は、まるで、海のようです。
深い愛は、海のよう。
大事な家族が他界して、
悲しみがなくなることは決してないでしょう。
悲しみの大波が寄せてくる間隔が、
ほんの少しずつ、
ゆるやかになっていくのかもしれません。
悲しみを背負って、
私たちは、前へと進んでいかなくても、
誰かのために、
悲しんでばかりじゃ いられないな・・・と
思えるならば、
それが最善だと思います。
悲しみ、もがき、必至に生きているうちに、
いつのまにか、
自然に、
苦しみや悲しみは、
少しずつ変化していきます。
あなたの大切な人は、重苦しい肉体を脱ぎ捨てても
生きてらっしゃるのです。
” 過去の人”ではありません。
魂は、永遠で、
愛でのみ 繫がるのです。
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