よく似た手 〜 美しく深い愛 〜

先日、交流が終わった後、

「 見るとつらいのですが大切な写真を

 アガサさんにお見せします 」

と、見せて下さいました。

拝見した瞬間、言葉は出ませんでした。

それほど、美しい写真でした。

よく似た手。

本当に。

想像を絶する悲しみと辛さを経験され

乗り越えようと、

今日に至ったことでしょう。

華奢なお身体には、

代々引き継がれる強い精神性と共に

深い愛もとても強くあるのだということもお伝えしました。

伝わってくる方法や、表現方法は、千差万別。

それぞれの個性が確かに、存在します。

お帰りの際、

晴れ間の中に、

美しい霧雨が降っていました。

傘をどうぞとおすすめしたのですが、

優しさからか遠慮なさって、

『 タクシーで帰ろうかな・・・・』

と、おっしゃっていたのですが、

バス停まで歩かれた方が良い気がしました。

バス停への道順をご説明する為に

待ち合わせ場所のあたりまでご一緒しました。

すると、霧雨が上がりかけました。

「 大丈夫そうです。」

「そうですね」

ふたりして傘をたたみ、それぞれの道を歩いてゆきました。

その後、すぐにメールを下さいました。

メールには、交流後に見せて頂いたお写真を添付して下さいました。

大切なお写真を第三者の私に送ってくださり、有難うございます。

アガサ

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