許してあげようよ 〜 道すがら 〜

人に会いに、出掛けた。

その帰りに、

ワーワーと子どもの泣く大きな声が

響きわたった。

しばらくすると、

泣く子・・・多分4才ぐらいだろうか、

と、

2メートルぐらい離れて仁王立ちする

お母さんの姿があった。

背中には、下のお子さんをおんぶされていた。

お母さんは、大変だ。

そして、お若い。

私ぐらいの年齢になるとある程度は、

流せるようになるんだけれど、

若さと子育てとの狭間で、ママも大変。

そして。

わずか、生まれてきて4年足らず。

4年足らずで、

お姉ちゃんだから、、、

と、

その幼い子は色々と我慢させられることも

あるのだろう。

謝るまで、許さない・・・

理解するまで、許さない・・・

こんな思いが、人混みを越えて届いてきた。

許してあげようよ。

お母さんも大変。

子どもも大変なのだもの。

協力しあおうよ。

そう伝えようよ。

親だって、人。

完璧なんてありえない。

感情だってあるもの。

抑える必要はないけれど、

爆発させる必要は、それほどない。

怒りを見つめよう。

なぜ、自分は、

わが子にこんなに怒っているのか。

もしかすると、

「何か」別のものが混ざっているのかも

しれない。

怒る。

人が怒る時は、

キッカケがあるにせよ、

それまでの種々雑多なストレスが

一気に、

爆発するのだろう。

しかも、

混ぜまぜに。

時に、

芋づる的に!(‘-^*)/

子どもは、親から

厳しいオーラを感じると

それだけで、震え上がる。

言葉よりも先に、ね。

怒って、

震え上がらすのが「目的」?

威圧を与えるのが、

圧力を感じさせるのが、

目的だろうか、、、?

そうではないことは明白。

親のプライドに詫びを入れることが

躾でもなんでもない。

子どもは、

親の良いところも、

そうでないところも、

吸収し、

膨らませてゆく。

子は親の鏡。

あなたが 誰かに

許してほしいように

お子さんも

あなたに許して欲しいんだよ。

もう、許してあげようよ。

子どもは

どんどん大きくなるんだもの。

あっという間に、

親の身長を越える。

手をつないで、

親であるあなたの胸に

ぎゅ~っと入り込んでくる、

甘えてくる時期なんて、

人生で わずかな時間。

親は、子から

愛情の素晴らしさを

与えてもらってるのを思い出して。

アガサ

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