母の愛 妻の愛

どうか 会わせてほしいです_

ご依頼人とのお約束の時間の前、

突然 そう おっしゃった。

ぼんやりとカレンダーを見ていた時でした。

記念日だと。

( お約束の時間にお話しましょう。)

ご依頼下さった方とのお時間以外は、

どのようなことも、確認できないので

申し訳ない気持ちで、そうお返事しています。

そうして、

お電話を頂き、交流が始まりました。

描写しながらお伝えしていきました。

程なく、

( ○○○ です )

と、お名前のようなものをおっしゃっいました。

あちらからの伝達はとても速いので

聞き取れないことがあります。

それを そのままお伝えすると、

ご依頼下さった方は、

「 母の名前です 」

と、おっしゃっいました。

少し動揺されたような感じが電話から

伝わってきた。

そのあと、いくつかのことをお伝えし、

どなたであるかの確認が出来ました。

お母さんの思い、今のお母さんの状態などをお伝えしました。

娘さんへの愛、

ご主人への愛。

お母さんの他にも、何人かお越し下さいました。

ご依頼下さった方は、

「母だけでも十分に有難いですのに、

 他にも来て下さるなんて・・・」

と、

おっしゃるような美しく謙虚な方。

他界からの流れてくるエネルギーの量が違います。

大量のエネルギー。

どんな感じ?というと、

滝に打たれているような・・・

感じでしょうか。

身体への当たり具合はとても優しく心地良いです。

終了時間5分前に、伝わってきたお母さんの思い。

その短い言葉に、到底 収まりきれない思い。

母の愛。

妻の愛。

ふさわしく お伝え出来ただろうか。

伝えたい人の思いに 少しでも近づけて

お伝え出来ただろうか。

精一杯、お伝えした自分を見つめるために

夏の海に 自転車で 向かった。

愛は 静けさの中にあるのだと

夏の海は静かにそう話してくれているかのようでした。

アガサ

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