母と娘
季節はいつのまにか、夏。7月。
先日お越し下さった方は、
ご依頼、瞑想会の場でお会いする方で
葉山町在住の方。
透き通るような色白のお肌。
すぐに日焼けする私とは大違い。
髪型もとても似合っています。
さて。
部屋にお通しし、
他愛もないお天気などの話をしながら、
いつものように 自然に 穏やかに調整。
しばらくしますと、
Tさんがお越しになる前から来られていましたおふたりが、
お越しになりました。
Tさんがお見えになる前、
” ○○の母です。”
と話してくださいました。
「お母さんと私で、何気ない会話をしていたのですよ。」
とお伝えしておきました。
もちろん、会話の内容も。
その会話の内容に、
愛しいお母さんを思い起こすことが
含まれていたようです。
お母さんらしさを耳にされ、
涙をぬぐっておられたようです。
お母さん、若くして他界されたお祖父さん、
ご依頼人、そして、私。
見た目、2人なんですけれども
4人での会話のひとときは、
ご依頼人さんにとって
とても佳い機会となったようです。
表情に輝きが増しておいででした。
他界から届く内容は、
突拍子ではなく、
私たちが悩みを持っていても
” あぁ、そうだな。その通りだな。”
と 思えます。
無理なく、自然な感じです。
さあ、そろそろ終わりかなと思えたその時に、
突然、
お母さんは私と重なって来られました。
お母さんが私に託される思いを
伝わってくるままに
さっと走り描きのような絵でも
ご説明しました。
それらは お母さんが
よくそうしておられた姿でおられたようです。
「今のこの状態をどう表現しようか・・・
すみません。
言葉が見当たりません。」
というようなことを言いながら、
何か お伝えしていたと思います。
気が少し遠のいている私の耳に聞こえたのは、
「 とても今、母を 感じます。」
という言葉でした。
母がそこに居るのが、わかる _
これはもう、言葉では説明の
つかないことなのです。
体感されたご本人にしかわかりません。
Tさんは、お母さんの愛に包まれ、
ご自身の胸の内も「よしっ!」
という希望と意欲の光で
輝かれていました。
「 すっきりしました。」
そうおっしゃるお顔とお姿は
葉山の自然のように、
爽やかで しなやかでした。
きのこのキャンドル、なんて可愛いのでしょう!
ほのぼのします。
部屋がまるで 緑いっぱいの自然の中にあるようです。
アンティークな感じの一輪差しも 素敵で和みます。ありがとうございます。
アガサ