やりたいこと

子ども達の将来だけに限らず、

私たちは「一体、何がやりたいのか」

このことは

分からない人の方が多いと思います。

分からなくても良いんじゃないか、

そう思います。

やりたいことをやる_

それが出来れば素晴らしい。

だけど、やりたいことが必ずしも

本当にやりたいことなのかどうかは

分からないものです。

憧れで、努力して、

やりたいと思っていたことをしていく中で

分かることがたくさんあります。

” あぁ、頑張ってきて良かった。”

と思うこともあれば、

” これで良かったのだろうか・・・”

と思うことだってあります。

どういう環境であっても、

どういう理由であっても、

自分がそう思うなら、

人様に迷惑をかけないのなら

やってみれば良いと思います。

私自身のことについては、

努力することで精一杯です。

努力できない時だってありますもの。

” これがダメだったら、アレしよう。”

そんな逃げ道など自分にはなかったし、

仕事をしなくても住める場所は

ありませんでした。

不運とは思ったことは一度も

ありません。

生きていくには、働かなくては

ならない。

ただそれだけです。

やりたい仕事じゃないから・・・

とおっしゃる方もいます。

では、

やりたいこととは一体何だろう、

そう真剣に考えたことがあれば、

そうは簡単に そういう言葉は

口からは出てこないのです。

親の仕事を自分もしたい、

家業を継ぐ、

立派です。

そして、大変な努力と忍耐が要ります。

ひとつの仕事をし続けることができるのは

本当に素晴らしいし、

いくつかの仕事を経験したからこそ、

見えてくるものも、あります。

これもまた、忍耐が必要です。

不安もたくさん経験します。

やりたいことがあるならば、

そこに「安定」を求めるのは

無理と思った方が良いです。

安定というのは、

やりたいことをやれないからこそ

得れるのです。

どっちか、です。

どっちも、はありません。

どちらも、忍耐が要ります。

一度きりの人生です。

子どもの人生は、親の人生ではありません。

自分で選ぶこと、

自分の言ったことに責任をもつこと、

それを子どもには躾けたいと思います。

やりたいこと、

好きなことをやるのなら、

やりたくなくなる程のことや

嫌いになるぐらいのことが

待っていると思いなさい。

それでも、貫いたなら、

努力し続けられるなら、

その努力は、

あなたの身体の一部となるでしょう。

やりたいこと というのは、

それほどのものなのだと 思うのです。

アガサ

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