月: 2014年10月

ラケット

ラケット

ほっそりとした二十歳ぐらいの女性が動揺されながら、私の前にあらわれてくださいました。お伝えしてゆく中で突然、ラケットを見せられました。「 ラケットを私に見せてくださいました。」とお伝えしますと、ご依頼くださった方は、声をあげて泣かれ、「 私の娘です。」そうおっしゃいました。娘さんも自分だと認めてもら…
愛こそ すべて。

愛こそ すべて。

しばらくして、来られたのは目の綺麗な男性でした。朗らかで穏やかな人。いろいろなことを体全体で表現され、伝えられるまま、伝えるのですが、どうしてそんなにこだわられるのだろう・・・と思うほどのこともあったり。自分だとわかってほしいために辛かっただろう健康状態も伝えてこられ、” もう十分ですよ ” と心の…
突然の、子どもたち。

突然の、子どもたち。

今日、久しぶりに自分のために静かな時間を持ちました。どなたのためでもなく、私のために。しばらくしますと、心が次第に静かになりました。自分だけです。すると、突然、目のまえに子どもたちがたくさん集まっていました。私はまるで幼稚園や小学校、中学校、・・・先生のような気分になりました。多くの子どもたちに囲ま…
助け舟

助け舟

精神的にキツい時、誰かが聞いてくれるだけで随分と楽になります。そして、自分で危機を乗り越えるという気合いも必要だろうと思います。自分で「キツいな・・・」と気づき、現実的にどうやっていこうかと考えることが、今後の自分にとっての底力となります。どう困っているのかを観察するのです。人を頼らない、人と助け合…
思いやりは不可欠。

思いやりは不可欠。

頂くご依頼すべてが、感激感動ばかりでは ありません。何らかの事情が絡み合ってか会えないことが あります。その機会を頂けば 頂くほど、様々のことを 経験します。決して、同じケースは ありません。時には、納得の行かないことも あります。伝えられるからといって納得いくことばかりではありません。どのような事…
秋の夜長の愉しみ

秋の夜長の愉しみ

寝る前のわずかな時間に家族それぞれ思い思いに 本を読みます。そろそろ、次の本を見つけようかなぁ・・・と思っていましたら、先日、ご近所さんから素敵なご本を頂きました。頂いたご本の著作は、私が子どもの頃、熱心に読んでいました、「赤毛のアン」を翻訳された方です。皆さんの方がよくご存知の村岡花子さんの童話集…
秋、深まる佳い日

秋、深まる佳い日

私のところへは、お子さんが天国へ旅立った親御さん方からも機会を多く頂きます。その機会の時は、来てくださった方に調整しますので自分の感情などというのは、その日の反省会(内省)の時間に、どどっと押し寄せてきます。私個人としての感情、母としての感情、家族としての感情、人としての感情、それはもう大波のように…
おしりに抱きつく

おしりに抱きつく

来られたお方は、母性あふれるご親戚。勝ち気なご婦人です。ご依頼人さんにも、私にも、激励されます。とてもユニークな方です。私が話しかけますと、例えば・・・「 そんなわけないじゃない!」と、言われる私。エネルギッシュな方で、私は少々苦笑いすることもありました。愛すべきご婦人です。その方と共に来られた方に…
一日早い、贈りもの

一日早い、贈りもの

誕生日というのは、不思議な日ですね。他の日と変わらないのに、今まで生きてきた道のりを 思います。” あぁ、もうそんなに生きてきたんだなぁ ”と驚きます。先程、宅急便が届き、なんだろうと思いながら受け取りました。心の家族からの贈りもの。開けて、びっくり。ありがたいです、本当に。お米をたくさん贈ってくだ…
書を捨て、地に足をつける。

書を捨て、地に足をつける。

あっという間に 日が経ちますね。今日は秋晴れが広がっています。この日をこうして生きていれることに有難く思います。さて。家族の他界を機に、死後の世界や霊などについて、興味を持たれる方々が多いことでしょう。今は、インターネットもありますし、多くの出版物もあります。容易に 情報を得ることが出来ます。同時に…
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