思いやりは不可欠。
頂くご依頼すべてが、
感激感動ばかりでは ありません。
何らかの事情が絡み合ってか
会えないことが あります。
その機会を頂けば 頂くほど、
様々のことを 経験します。
決して、同じケースは ありません。
時には、
納得の行かないことも あります。
伝えられるからといって
納得いくことばかりではありません。
どのような事象も 真実も
通り一遍ではないのだと知らされます。
ご依頼は、藁をもすがる思いで依頼されます。
その分、期待度は 大きい。
期待が大き過ぎる人も なかにはおられます。
そして、
伝えられる内容を「限定」されていることが多い。
伝えられたい内容を決めておられるのです。
例えば、
” ご家族 ”が伝えてこられることを伝えますと、
「 はい。それは○○が好きな物です。」
とご依頼人さんは 返事をしてくださいます。
けれど、そこに感情が入っていないのです。
“そんなことはどうでも良い”部類なのです。
「 それで? それが何? 他に何て言ってくるの?」
というお気持ちだろうと思います。
こういうのは居たたまれなくなります、私。
”ご家族”は慣れない伝達方法ながらも、
懸命に伝えておられるのです。
そういうやりとりを傍で感じますと、
” ご家族 ” をとても気の毒に思います。
(こんなに具体的におっしゃっているのになぁ・・・)
と思い、心の内で ”ご家族” を労っています。
ご依頼人がどう思われようと
私の信念は 変わりません。
” 忠実であること。”
どっちの肩をもつこともなく、中立です。
伝達方法の違う事情を乗り越えて、
懸命に伝えようとしておられる、あちらの方々。
その努力を知っているし、伝わってくることは
どんな些細な内容であっても、
わかってあげたいと 心の底から思っています。
こうした機会は、自然だけど非常に微妙で繊細です。
オカルトでも何でもない。
だからこそ、
思いやりは 不可欠。
どちらの世界の人や動物に対しても
” 思いやり ” は大事です。
私は そう思っています。
我が家では電気を使わないように様々な工夫をしています。
これは夜のための、みつろうキャンドル。
家族の手作りです。ラベンダーの精油の香りがふんわり香ります。