芽吹く時機
先日、久しぶりにご相談の依頼を頂きました。
伝えられた、また、お伝えしたことの
ほとんどは私へのことではありませんので
何度も申し上げているように 私の内から
「 流れさってしまう 」ため
回想できる部分は 一握り。
ご勘弁頂ければと思います。
電話から聞こえるお声は
とても優しい誠実な男性の方でした。
優しい方、誠実な方というのは、
欲薄い方であることがほとんどですので
その分、
物質至上主義が はびこる時代の今、
生きにくさをお感じになることもあるでしょう。
でも、そこに嘆いてしまうと、同じ穴のむじな。
真に誠実である人は、何とかやっていこうと
自分自身を激励しつつ、時代を静観します。
この男性は、後者の方だとお見受け致しました。
ご相談の場合は、
「 天国との対話 」と違い、ご依頼人さんの
エネルギーフィールド(霊域 / オーラ)に
含まれることをお伝えしています。
突拍子もない情報は、ありません。
突拍子って???と思われる方のために
私の体験を例え話としていたします。
随分昔にある霊媒の方に
(団体に認定を受けたとか何とか)
言われたことです _
「 あなたはイタリアに行って、
絵を描かれるとお金持ちになります、
と後ろの方がおっしゃっています。」
と興奮されながら、
言われたことがあります。
私は至って 冷静に聞いていました。
内心、
” この方は大丈夫だろうか。
どうぞ、正しい道を歩まれますように。”
と帰り道、祈ったものです。
このように突拍子もないことは
ないのです。
鵜呑みにして 行動したら
エラい目に遭います。
現実的視点というのは、大切なものです。
そんなことは オーラには含まれません。
さて。
霊域を拝見しようと思っておりましたが
あちらから何人かの方々がお越しになり
伝えねばなりませんでした。
ご自身は、
こういう特徴のある土地に住み、
生前なさっていたことをおっしゃいました。
ご依頼人Kさんにお伝え致しますと、
小さい頃に他界されたので
ほとんど覚えていません ということでした。
お祖父さんが 穏やかに お話されることを
お伝えしました。
– – – – –
(中略)
あの後、それとなく母親に聞いてみたところ、
祖父が書道をしていたそうです。
外見も、アガサさんが
お伝えして下さった通りでしたし、
寡黙な祖父でしたので、(中略)
理解できます。
あと、(中略)○○も書いてみました。
(中略)
– – – – –
孫が 悩んでいることをご存知で
その悩みの糸口を見つけるのは
” 見えない存在 ” ではなくて、
お孫さんである「 ご本人自身 」の
活力と物事を正しく見、静観する力
であることをお祖父さんらしい方法で
アドバイスをされました。
自分らしい生き方というのは、
パッと浮かんで
サッと出来る、実現するものでは
ないと思っています。
一生かかって
自分らしさを見つめてゆくのですから
ゲームのように、
インターネット検索のようには
まいりません。
自分らしさを見つける、
自分らしく生きる、
これらは 長い長い月日をかけて
人生における経験を 積み重ねて
ようやく
何となく
こうかなぁ〜
ああかなぁ〜
というおぼろげな輪郭を感じるもの_
そう思います。
ひとりひとり、様々な可能性が
あります。
ですので、
こうでなくちゃ いけない、
ああでなくちゃ ならない、
などと
自分の枠や色を決めつけなくて
良いと思うのです。
一生、同じ色でもいいし、
色々な色を経験してもいいし。
同じであってほしいのは、
” 思いやり(誠実)を持ち続ける ”
ことと思います。
これを持ち続ける努力があって
あなたの心(内面)が
輝き続けるのだと思います。
ご依頼人のKさんの周囲では
新芽が 今か今かと
美しい緑の葉が
顔を出そうとする感じでした。
自分らしくは、
行動していくなかで
次第に
わかってきますよ。