大好きな家族へ
調整の予定時間に食い込みそうで
焦りながら、用事をしていますと・・・
「 Mは、私の娘です。Mの父親です。」
と私に話しかける男性の声がしました。
時が止まったような感覚を覚えながらも
いつものように、
「お約束の時間が始まってから
また、私のところにお越し下さい。」
と丁寧に伝えました。
そうして、ご依頼人Mさんからお電話を
頂きました。
おふたりを認識し、付き添ってこられた方の
描写や伝わることをいくつかお伝えしましたが
心当たりがないようでした。
(この方は後ほど、私の方でわかりました。)
そして、
メインらしき方_
他界されて非常に間もない方に
調整しはじめますと、
何とも・・・本当に良い方なのです。
お人柄を伝えてゆきますと、
Mさんは確信されているようでした。
その方は、
Mさんがとても会いたかった
” お父さん ”でした。
心でわかるとしばらくは私の出番は
ないようです。
流れるままに泣いておいででした。
お父さんは、Mさんとの思い出を
いくつか話して下さいました。
ひとつは、幼稚園か小学生ぐらいの
時のこと。
もうひとつは、ご結婚が決まった頃のこと。
「・・・お嫁に行くんだろうか。」
そう思われたそうです。
愛する娘が結婚すると決まり、
嬉しい反面、父親の寂しさがあったと
この言葉に託されて 話して下さいました。
本当に色々とお話下さいました。
個人的な内容ですので割愛させて頂きますが
愛情あふれる思いでいっぱいでした。
そろそろ、私から離れてゆかれるその時、
お父さんは何かを思い出されたようで
お母さんへ指輪の件で何かおっしゃって
いるようでした。
とにかく、
お伝えしなければと思い、
「お父さんが、○色の指輪のことを
何かおっしゃっていますよ。
きっとお母さんはおわかりになると
思いますので、お母さんに話す機会が
おありの時にお伝えください。」
そう言い、交信を終えました。
頂いたメールをご本人のご了解の下、
掲載させて頂きます。
– – – – –
(中略)
母はこのようなことを否定的でしたが、私が
『お母さんへのことばだけ伝えるね』と
母への言葉を伝えると、涙ながらに
『ありがとう。
お父さんは見守ってくれてるって思ってた』
と言ってました。
そのあと、○○や指輪のことも伝えました。
心当たりがどれもあるようです。
母は去年から○色の指輪をなくして、
あきらめているみたいです。
『近いうちにでてくるのかな』
と母が嬉しそうに言っていました。
(中略)
霊媒的なことは、
何回か経験したことはありますが
こんなに現実的なことははじめてでした。
お父さんがすぐそこにいるような・・・
『○○○ そんなに泣くなって』
という言葉。
お父さんがいいそうな言葉。
夢で見たのは、妹だけ。
これは家族でもよく話しをていました。
『こっちの世界はすっごく楽しいよ。
心配いらないよ』
ってお父さん言ってたと。
お父さん優しいから、
心配かけないように言ってるのかな~?
と家族みんなで話していたので、
『妹には夢ではなしてる』と言われ
本当におどろきました。
(中略)
父のような親になれるよう、
明日から少しずつ前をむき子供と接していきます。
(中略)
– – – – –
” 親は 子の鑑 (子は親の鏡)”
わが子から尊敬される親を持つ子が
やがて、
大人となり、親となり、
心に焼き付けた親の言葉と行いを
思い出しながら
人へ、わが子へと伝えてゆく。
真心から発する愛情はとても温かいのです。
その温かさは、一生の宝です。
あれ買ってもらった、
どこどこ行った、、、ではないのです。
イベントの数が しあわせの数では
ないのです。
「 家庭 」を大切にする心。
まずは、「 家 」。
聖地というのは、社寺や海外など
パワースポットにあるのではなく、
家庭に存在するものです。
家が聖地であり、
憩いの場所であります。
これを すっとばして
他所に 聖地や安住などありません。
親が子を育ててゆくと同時に、
箱ものの家自体も育ってゆき、
そこに「 家庭 」が築かれてゆきます。
お父さんは、まさに 家の中心。
大黒柱。
心の大黒柱的存在です。
永遠に、そうなのです。
アガサ 葉山在住 霊媒 Agatha
~天国の人々の思いを伝えています~
霊交信(霊界通信)公開霊視