頑張りやさん

今から思えば、

この日は朝から ” めまぐるしかった ” 。

気難しい誰かを感じ、

しばらくすると、今度は、

主に内臓への痛みが

次はこちら 次はあちらへと

” そうした痛み ” が転移していく様、

同時に、全身から力が抜けてゆくような

具合の悪さ。

それに加え、

気分の落ち込み、鬱のような感覚・・・

精神的不安定を感じていました。

すると、今度は 突然、

前向きな気持ちになり、もっともっと高みに

自分自身を持ち上げてゆこう!_

このような 私への ” アプローチ ” が

ありました。

ご依頼のKさんからの到着連絡が入るまでに

本当に ” めまぐるしいかった !”

Kさんをアガサ部屋にお越し頂き、

少し時間があったので、他愛もない話をしながら

いつものように、コンタクト(天国との対話)が

どのように進むのか、どういうものなのかを

簡単に、現実的に話しました。

「 すべては 自然です。

  テレビ番組のように視聴率を上げるための

  効果音や照明が加わるような特撮は

  起こりません。(笑)」

そうして、あちらへ波長を合わせてゆくと

高齢の男性があらわれ、描写し、伝わることを

伝えてゆくと Kさんに心当たりがあるようでした。

おじいさんは、一緒に来たご家族を紹介する前に

どうやら” 一言 ” 言いたかったようです_

「 おじいさんは Kさんが割と物をあっさりと

 ポイっとされるようで、

 <もっと使えるのになぁ〜。(自分の)

  生きていたころの姿を思い出せ。>

 と。おじいさんがこちらにおられた時の

 ことを思い出してみて欲しいと

 おっしゃっています。」

これには、Kさんは 大笑いされました。

「 確かに そうです。

 私は何でもポイッとします。

 おじいちゃんは何でも物を大事に

 長いこと使っていましたから。」

そうこうしていますと、

また、私の身体の具合が 悪くなりました。

もちろん、それは、私ではなく、

あちらから来られた方の ” サイン ” です。

とにかく、伝えてこられることを実況中継の

ように話していますと、

おわかりになっているようでした。

私がお伝えした内容を繰り返すかのように、

「 ○○は、癌だったようです。

 あちらこちらに転移して、とても具合が

 悪かったようです。具体的な場所は

 知らないのですけれども・・・。

 精神的にも不安定だったと聞きました。」

そうこうしていますと、髪を二つに結んだ

女の子が、女の子の身内の方とふたりで

姿をちらりちらりと あらわしました。

キャッチしたからには 伝えねば・・・

大忙しの私は、特徴だけ伝えると

Kさんは おわかりになったようでした。

そうこうしていますと、

おじいさんが 一緒に来たご家族のことを

伝えなさいと言わんばかりに促されます。

(おじいさん、大忙しですね、私・・・)

そんな私の言葉は スルーされ、

とにかく、集中しなおしました。

「 この光の具合だと まだ間もないな・・・

  繋げられるか 探ってみます・・・。」

しばらく しばらくしてから

小さな声が 私の耳と心が捉えた_

< ママっ!>

( ということはお母さんなんだね。)

少しずつ 本当に少しずつ、

性格が感じられてきて、Kさんに伝えて

ゆきました。

Kさんも、私も、忍耐強く待っていました。

「 すごく話したいのに、なぜか話せない。

  娘さんは よく お母さんとやりとりしてたのに

  なぜか、静かだ。

  なぜだろう・・・」

Kさんが、

「 娘です・・・」

そう確信され、言葉に出された瞬間、

娘さんは 私に入ってこられ、

話しながらも、大泣きされました。

嬉しい気持ち、

悲しい気持ち、

大好きという気持ち、

悔しい気持ち、

いっぱいの気持ちは 私にはわかる。

外見は アガサだけど、

私の内は 娘さんが重なっているから。

他から見たら 妙な光景に映るかも

しれない。

でも、今、この子のために 我が身を

差し出そう_

そう思いました。

この子には 実況中継では満足できない

と。

しばしの間、私は Kさんの娘に

なっていました。

一段落してから、Kさんはお話されました。

「 娘は 言葉が話せなかったんです。

  私とはいつも” やりとり ” をしていました。

 周りも驚くような、

 頑張り屋で向上心がある子です。」

後日頂いたKさんからのメールに

委ねさせて頂きます。

– – – – –

(中略)

娘に対してはずっと申し訳なさでいっぱいでした。
今日も来てはくれないかな・・・
来るのも大変ならば無理はしないで・・・
誰かに気持ちを託すことが出来るのかな・・・
そもそも誰も来てくれないかもしれない・・・
そんな思いでした。

不思議と今朝目が覚めてから心穏やかで、
緊張しいの私が落ち着いていられました。
逗子駅近くになると
『ママッ』
呼ばれていた声を思いだしました。
何度も何度も。
もしかしたら来てくれてるのかな?
と嬉しくもあり、涙が出そうになりました。

(中略)
私はじっくり時間をかけてもらったことで、
娘を感じることが出来てとても嬉しかったです。
アガサさんの言葉とは関係なく、
途中何度が泣きそうになりました。

そして一番会いたかった娘を確信できたとき、
夢中になってる顔が浮かび嬉しくて泣きました。
元気そう、と思えたこと。
私が大好きだ、と教えてくれたこと。
前述の不安を払ってくれました。

きれいな景色を見るのが好き
いろんなところへ行きたい。
これは私たち夫婦の想いでした。
きれいな景色を見せたくて元気な時は
いろんなところへ出かけました。
親の自己満足かと思っていたことなので、
このように思ってくれていることを
嬉しく思いました。

(中略)

– – – – –

肩の荷を降ろしたあとの

愛犬との散歩は 格別なものが

あります。

この世で 生きること、

今 できることを する、

精一杯 生きる _

やっぱり これだけなんだ

と思うのです。

あれが 出来ない、

これが 出来ない、

あれが ない、

これが ない、

誰それが うらやましい、

・・・・・

そうしたことは キリがなく、

しあわせのひとひらさえ 舞わない。

精一杯生きる。

命の限り 生きる。

それは やりたい放題、

したい放題、

言いたい放題、

という意味ではなく、

無形ではあっても

人の心に 愛の温かさやぬくもりを

芽生えさせる ということなのだと

私は 思うのです。

三人三様。

ひとりひとりの個性は今もなお残り、

ひとりひとりのペースに合わせて

元気でおられるのです。

ありがとう。

アガサ 葉山在住 霊媒 Agatha
~天国の人々の思いを伝えています~
霊交信(霊界通信)公開霊視

 

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