ママ、だいすき。パパ、やさしい。
その小さな・・・2才ぐらいに見えるでしょうか、
その小さな女の子は、パタパタと私の方へ
歩いてきてくれました。
髪型や 純朴な可愛いお顔、そうしたことを
お伝えしたと思います。
< ママ だいすき。
パパ やさしい。>
確かそう話してくれました。
私自身、録音をしないので回想するにも
手立てがありません。うろ覚えでご勘弁ください。
だけど、この女の子は、
私の中で ” 何か ” が合致しない_
そんなふうに思っていました。
鮮明で、この子は確かに、ご依頼人Tさんの娘さん。
だけど、いつもの感覚とは 違っているのです。
( なぜだろう・・・だけど、この子は
ママ、パパと言っているし、
”センサー” にも 反応している・・・)
そう思いながら、あちらに尋ねようとしながらも
圧倒的な確かさの手応えしか 返ってこない。
とにかく、
その女の子が伝えてくれることを話しました。
< また、ママのところへ(生まれたい)>
一瞬、伝えるべきかどうか 躊躇しました。
なぜなら、確証を得るすべがないから。
知るするすべがない_
知るすべがないことを伝えることは 私は避けたい。
葛藤している時間は、こちらの時間では
そうは かかっていなくても、私には
永遠のように、思われるのです。
そんな私に、あちらの友人達は
( あなたがどうこうではない。 伝えるだけだ。)
そう淡々と 言われたのです。
Tさんの娘さんは、赤ちゃん。
あちらとの対話で、意見交換している私を
思いやってくださり、” 女の子 ”のことを
話してくださいました。
娘さんがあちらに行かれてしばらくしてから、
夢を見られたそうです。
以下、頂いたメールから抜粋掲載致します。
– – – – –
生まれてから入院していた期間が長かったので
母親らしいことはほとんどできなかったのです。
おっぱいも出ず、ミルクも飲めず、
鼻からチューブを入れて胃に流してあげてました。
(中略)
小さな体で何回も手術させてしまいました。
生きても人工呼吸器が必要で風邪などの感染で
亡くなる可能性が高いと言われ、正直、自分に
育てられるのか日々、自問自答の毎日でした。
(中略)
それでも娘は可愛くて、私をお母さんにしてくれたことに
感謝していました。
(中略)
夢に出てきた女の子を、私は娘だと認識していました。
まだ娘は小さいのに不思議と夢の中の娘は2、3才だったんです。
夫に聞いたら夫の夢にも2才くらいの女の子がでてきたことが
あったようです。夫もその子を娘だと認識してました。
少し大きくなった姿を見せてくれたのでしょうか。
娘が今は苦しんでいないことを知れて安心しました。
また、ちょこちょこ歩いている姿を想像して嬉しくなりました。
– – – – –
Tさんも、ご主人も、この女の子を夢で会い、
わが子だと認識されていたようでした。
こうして、私も含め、
三人がそれぞれに この女の子と会っている_
これは 単なる偶然ではないのです。
ママ だいすき。
パパ やさしい。
また、ママのところへ(生まれたい)。
この世での年齢というのは、
肉体の年齢であって、
心(魂)の年齢ではないのです。
そこの解釈や感覚は、私の感性と経験でしか
判断出来ないようにも思います。
どれだけ 忠実で正直であれるか。
メールの最後の方に 素晴らしい言葉が
書かれていました。
” もう自分の子供を看取るのは二度と嫌だと思い、
次の子を作るのをためらっていましたが精神的に
落ち着いてきたら前向きに考えたいと思います。”
輪廻転生、生まれ変わり。
そう簡単なことではなく、
そう容易いことではなく、
不思議系や夢見がち系の人達が口にするような
軽々しいものでは ありません。
私自身、
「 この人生しかない。今しかない。」
という思いで 精一杯 丁寧に生きることを
心掛けているつもり。
だけど、
あのつぶらな瞳の可愛い幼い女の子の
言葉と心は、信じられるのです。
大好きなママのところへ、
やさしいパパのところへ。
あの子は、愛あふれる子。
アガサ 葉山在住 霊媒 Agatha
~天国の人々の思いを伝えています~
天国との対話(霊交信 / 霊界通信)