やりたいことがあった・・・けど、
< 頑張ったんだよ。>
< やりたいことが あった。けど、大丈夫。>
まだあちらに行かれて間もない、10代前半の男の子は
そう私に伝えてくれました。
当たり前のように、
誰もが言うように思われるかも しれない。
けれど、同じようなことを話されたことは
ありません。
ひとりひとり、違います。
本当に頑張った人が言う響きと、
普通に頑張ったような響き、
口達者な人が言う響きとは
まったく違う。
私には それが本当に「違う」とわかる。
口先で言わない自分だから わかる。
心が伴っているかどうか、一心瞭然だから。
間もないのに、いろいろなことを話してくれたように
思います。
印象的だったのは、
お父さんの心を気にかけていたこと。
それは、ご依頼人であるお母さんが後で
話してくださったことで、
息子さんの心の深さに しみじみしました。
– – – – –
今日は息子の声を届けて下さりありがとうございました。
外見的な特徴も、内面的なことも、
まさに愛おしい息子の姿でした。
(中略)
○○○○が、今の自分をしっかり受け止めて、
強く生きていてくれていることがわかり安心しました。
悔しさも、執着も、頑張って乗り越えて、前に進んでいる。
家族を愛してくれていて、見守ってくれている。
○○○○が生き続けていて、そしてつながっている。
やっぱり大好きな自慢の息子のまんまでした。
一生懸命伝えてくれた、「頑張ったんだよ」に、
何度でも「頑張ったね、えらかったね」と返していきたいと思います。
大きく手を振ってあの子が迎えてくれるその日まで、
私も優しく、強く、愛を大切に生きていきます。
どんなに悲しくても苦しくても、絶対に腐らないように。
伝えて下さった、お手伝い?応援してる?・・・。
もしかしたら、私が始めたホスピスのボランティアを
応援しているよ!!と伝えてくれたのかもしれません。
(略)
– – – – –
お伝えが一段落したあと、Nさんは
息子さんの最期のその時のことを話して下さいました。
「 神様、僕には
やりたいことがいっぱいあるんです!」
これが最後の言葉。
私は
私は 言葉が出なかった。
息子さんご本人は、周囲を明るくし
いつも ” 楽しみ ” を見つけるのが得意な子。
今こうして、文字を入力していても、
目頭が熱くなり、
喉が ぎゅっとしまり、
胸が 締めつけられる思いがします。
こちらでの一生を伝えるに値するのか、
この子のような素晴しい心を伝えられただろうか、
他のご家族のように 温かな心や深い愛を
そのまんま、伝えられているのだろうか_
人としてやらねばならないことが 山積するばかりです。
< やりたいことが いっぱいあった。>
そうした気持ちを自分で乗り越えて行く過程。
だから、出た言葉 _
< 頑張ったんだよ。>
誰ひとりとして、
同じようなことを話して来られない。
誰ひとりとして。
私も いつか、
○○○○君のように、
「 頑張った。」と言えるように
成長したい。
ありがとう、○○○○君。
アガサ 葉山在住
~天国の人々の思いを伝えています~
天国との対話(霊交信 / 霊界通信)