世話になった

確か、前日 他様のご依頼の時に

素晴しい本が何冊が積んであるのを見せて頂いた。

その特別な本について、前日の方は思いあたることが

ないとのこと。

あれらの本は、一体 何を 語りたいのだろう・・・

でも、きっぱりと忘れることにしました。

人間、割り切りも必要。

そして、翌日。

調整中に、健康面のことを言われたり、

< どこに座ればいい?>

と何度か ” 座る ” ことを繰返しおっしゃっていました。

待ち合わせ場所に行きますと、

ご依頼人のMさんと妹のMさんが来られました。

この日は良い天気。

室内は24℃、湿度40%の秋晴れ。

まずは、

< 世話になった。>

妻Mさんへ 心からそうおっしゃいました。

続けて、

義妹Mさんへも感謝の気持ちをおっしゃっいました。

< 本は、そのままに。>

< 本に、埃がかぶらないように・・・>

一言も聴き漏らさないように心と耳を傾けておられた

おふたりは、うんうんと頷かれ、

おふたりで、「そうそう。その通り。」

と互いに見つめあったり、

姉妹ならではの相槌をされていました。

とにかく、ハイスペースなやりとりで、

もう1時間分ぐらいお伝えしただろうと思って

ちらっと時計を見てビックリ!

まだ、20分しか経っていない!

内心、(こりゃ、たまげた。)と私。

ご本人は 話すだけ話して、

ちょっと行ってくる・・・ともおっしゃらずに

さっとどこかへ行かれたかと思うと、

おばあさんと共に来られ、

丁重に接しておられる。

その状況もすべて中継しながら、

「 年配の女性は・・・ご主人のお母さんではないなぁ・・・

 おふたりのお母さんと思います。」

たしかそんなふうに申し上げたように思います。

おふたりは、私がそう言い終わる前に、

うんうんと頷いておられ、とても感激なさっているご様子。

生前、ご主人は、

お義母さんにとても大事に接しておられたようで

そうしたこともまた、おふたりにとっては

ご主人らしいところで、嬉しかっただろうと思います。

一段落ついた頃に、こう話してくださいました。

私に見せてくださった立派な本は、

ご主人のことを作家の方が書かれた本だそうです。

「 主人は本が好きでたくさんの本に囲まれていました。

 けれど(見た目が)立派な本というのは、好まないのですが

 作家の先生が書いてくださった本は、とても立派で・・・。

 その本の完成を見ることなく、他界したのです。

 それを知っていてくれていると知れて、本当に嬉しいです。

 そして、

 ” 座る ” ことをよく言ってました。」

おふたりのMさん方は、本当に良かったと

顔を見合わせながら、帰られました。

いつも、回想の後半をぐっと引き締めてくださるのは、

” ご依頼人さんから頂くメール”。

頂くメールに頼ってばかりですが、どんなに大切で貴重と

思っておりましても、あちらからの内容はほとんど私から

消えてゆきます。

とは言え、回想らしい回想も覚えていられず・・・

申し訳なく思います。

そうこうしておりましたら、

後日、ご丁寧に、娘さんからメールを頂きました。

ありがとうございます。

– – – – –

先日は母をありがとうございました、
すごく喜んで涙声になっていました。
電話だったので細かい話はまた今度♪と
教えてくれませんでしたが、とても感謝していました。
本当にありがとうございました。
母からもくれぐれも宜しくお伝え下さいとの事です。

– – – – –

あまりにも、素晴しく 特別そうな 立派な本を

見せられた時は、例える言葉が見つからなかった。

忘れることの出来ない ” 特別な本 ”だからこそ、

例える言葉が なかったのだと思います。

良うございました。


家族が畑に出ていたら、近くの畑をしている方がくださったそう。
お返しに・・・初めて作った大根を1本、差し上げたそうです。
この地味なお花を見るのは初めての我が家。
けれど、とてもとっても良い香り。
「ホーリーバジルっていうそうだよ。」
調べて見ると、ハーブティなどに昔っから使われているそうですね。
頂いたホーリーバジルの種をとるべく、乾燥中です。

アガサ 葉山在住
~天国の人々の思いを伝えています~
天国との対話(霊交信 / 霊界通信)

+1

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Translate ≫