一緒に育てるから

ヘッドフォンから聞こえるお声は、とても誠実で優しさにあふれた

お人柄に 言葉では言い表せない思いが致します。

この男性の思いやりの深さに感謝しつつ、数分お時間を頂きました。

心が揺れ、感情の波がとても押し寄せてくる _

しばらく様子を見させてくださいとYさんに話しました。

次第に、ご性格やお人柄といったところが伝わってき、

そうしたことをYさんにお伝えしていく際中に

< ○○○ >

「 ○○○というお名前をおっしゃいましたが

 お心当たりありますか?

 なければ、私の聞き間違いです。」

そう気遣いながら、聞こえたままをYさんに伝えました。

私の耳はあちらとこちらを行き来していますと

ご依頼人さんの声が少々聴き取りにくくなるので、

何かおっしゃってくださっているような気がするものの、

空気が一部分、止まったような気がしました。

「 ・・・妻の名前です。」

「 そうですか。」

「 妻は○○○と言います。」

「 奥様は、とても頑張られましたよ。

 名前というのは、完全に伝える、聴き取るのはとても難しいことです。

 一文字も間違えずに伝えられるのは、とても素晴しいのです。」

半ば、途切れ途切れになるもの、

彼女の感情の波を見守りつつも、

同時に私の心はとても複雑になっていきました。

「 機会に臨むための調整時間に、Yさんのお名前を

 何度も 何度も 呼ばれていたのです。

 そのお気持ちに 私は 揺れに揺れました。」

そうこう話していますと、私の腹部のある箇所に

痛みが起こりました。

「 お腹のどこどこのあたりに、痛みがありました。

 範囲はそう大きくありません。

 そのあたりに痛みに、心当たりはありますか?」

「 はい。わかります。」

「 現在、彼女に痛みはありませんので安心してください。」

「 わかりました。」

「 手をこういうふうになさっていますが、心当たりがありますか?

 でも、私もまだ腑に落ちないのでちょっと待っていてください。

 尋ねてみます。」

この時は、数分、問いかけるも腑に落ちませんでした。

でも、とても気になる手の動きだったのです。

そうこうしているも、止まっているわけにはいきません。

非常に速いスピードで見せてこられたり、話されたりするので

ぼんやりしているふうですが、私はとても忙しいのです。

しばらくしてから、

「 この子はしっかりした子だから、

 Yさんは今までとおり、でとおっしゃっています。

 母親の分もやらなきゃいけないと思う必要はないと。」

「 はい。わかります。まだ小さいですが、そう思います。」

< 一緒に育てていくから、心配しないで・・・>

「 一緒に育てていくから、心配しないで。とおっしゃっています。」

「 はい。」

文字で書けば「はい」の二文字。

けれど、Yさんの思いやりに満ちた声に 切なくなるほどです。

ふたりでテーブルで団欒されている姿。

「何か」を飲まれていて 夫婦でほっこりされている_

ありがちに思われることでしょう。

けれど、私にはありがちには思えない何かが伝わってきますが

時折、私の内側でショートしてしまうので

言葉足らずになってしまうことも あります。

手の優しい動き_

腑に落ちるまで、あちらに問いかけます。

( ○○○さん、その手の動きは・・・

 とっても優しい手ね。

 なんだか、私、うちの子が幼かった頃を思い出しますよ。

 母親がわが子の手を触れる感じ・・・

 そうあの感じ!)

そう話しかけた瞬間、あちらからの「正しい」という連絡が

ありました。

( ○○○さん、そうだったのですね。

 そう。子どもの手に触れる、親の愛情の手ね!

 ありがとう!)

Yさんには、ようやく 伝えることが出来ました。

でも、それを現実に証明する術は ありません。

そのことについても、Yさんに申し上げました。

けれど、あちらから「正しい」という知らせがあった。

信じる信じないは別のこと。

信じてほしいから、こうして伝えているわけではありません。

なぜなら、私は、あちらから言われることのすべてを

何でもかんでも 信じているわけではないからです。

< いつも そばにいるから。

 一緒に 育てるから。>

そして、そろそろというときに、

< 買物に 行こう!>

と、彼女は言いました。

「 Yさん、○○○さんが『買物に行こう。』って。」

「 え? あぁ、確かに。

 これが終わってから、子どものベビーフードとかを

 買いに行かなきゃと思っていたんです。」

ちょっと 驚かれた様子でした。

妻であり、母である○○○さんは、

ちゃんとそこらへんは、チェックなさっていたようです。

愛にあふれた妻からの言葉、思い。

お電話を終えたあと、

若くして あちらに行かれた○○○さんのお気持ちを

思うと、何とも言えない気持ちでした。

まして、わが子が ベビーフードの時期ですよ。

幼子をのこして、

最愛の夫をのこして、

両親よりも先に・・・。

私は、こうした機会を、ご依頼を一過性のものだとは

思っていません。

1時間勝負、とも思えません。

ご依頼を終えても、メールでの心の交流をさせて頂いています。

誰にも言えない気持ちを拝読して、私なりの心をメールにのせて_

それぐらいしか出来ません。

もっと、国が 人々に対して真剣に取組んでくれたなら・・・

母子家庭、父子家庭、孤児院、といった人々へ

両親が揃っていても虐待やらいじめにあっている子ども達へ

心をこめた対応や仕組みを作られても良いのではないかと

心の底から 思います。

武器や、なんたらカードといったような仕組みを作ることに

優秀な頭脳と莫大な税金を使うのではなくて、

命に もっともっと関心を寄せて頂きたい。

行いとして表して頂きたい。

私なんかは 本当にちっぽけな人間で、

出来ることなんて 限られています。

けれど、出来ることを 精一杯 続けてゆこうと思います。

○○○さん、

素敵なご主人と可愛いお子さんでしあわせですね!


袋で買うとどうしても残り数個ぐらいになると手が伸びなくなりますね。
おやつさえも手作りに徹する家族は、こんなに可愛い「みかん寒天」を
作ってくれました。
寒天の分量が絶妙でとびっきり美味しかったです。

アガサ 葉山在住
天国との対話 愛しい家族との時間
~天国の人々の思いを伝えています~

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