胸いっぱいの愛

出会った一匹の野良猫、ぺこ。

出会ってから様々なことがありました。

突然、我が家にあらわれてから

二年近くなるのでしょうか。

食べること、

眠る場所、

暑さ寒さ、

雨や暴風から少しでも和らげてやりたい。

でも、

可愛がってるだけじゃいけない・・・

そう思っていたまなし 昨年の11月に

ひょっこり 可愛い子猫2匹を連れてきて、

嬉しさと同時に、

考えねばならないことがとうとう目の前に

ドサッとやってきた・・・

様々なジレンマを感じつつも、

避妊手術を受けさせました。

二度と会えない覚悟で。

しばらくして、再び、顔を出した時には

嬉しくて 嬉しくて。

全身で愛の喜びを感じました。

楽しいばっかりではないですが、

愛猫、愛する娘 ぺこ との日々が いつしか

私の日常の一部になっていました。

先月あたりから、何となく・・・

何が というわけではないのですが

甘えてきて いつものようにカリカリを食べている

ぺこの周りの空気が 少し違うような気がしました。

( いやいや、気のせいだ・・・)

寒さが増してきて、今年は雨が続き、

家の外に作ったぺこのお家の改築が日課になり、

賃貸だけど、家に中に入れてやりたいという気持ちが

大きくなり・・・

けれど、所詮、賃貸。

我慢と天気とのにらめっこな日々。

ある夜、

眠る前に心から祈りました_

” どうか、ぺこが雨風しのげる暖かな場所で

 暮らせますように・・・”。

あの時の あの祈りは 叶ったようです。

ほとんど姿を見せなくなりました。

どこかで 安心して、

昼寝付きの「 食ちゃ寝 」出来る場所が

見つかったんだと思うようにしています。

とはいえ、

やっぱり寂しいのは、愛でしょうか。

それとも、

欲でしょうか。(苦笑)

ふと、思い出した 私の大好きな絵本、

「 あいしているから 」のモールくんの気持ちに

自分を重ねて、この絵本の最終部分を抜粋いたします_

– – – – –

モールくんは とりかごを あけると、

ことりを はなしてやりました。

だって、あいしているんだもん。

なみだが あふれて、とまらなくなりました。

(中略)

モールくんの むねいっぱいに、

あたたかい きもちが ひろがっていきました。

– – – – –

もし どこかで見かけたら、

「 ぺこ!」って 呼ぶよ。

ありがとう、ぺこ。

お腹空いたら、また うちおいで。


今年秋のあたたかな昼下がりのぺこ。
私の服をぺこの布団にして昼寝中。


「 あいしているから 」。
子どもさんも大人も、心温まる本だと思います。
私の大好きな絵本の一冊です。

アガサ 葉山在住
天国との対話 愛しい家族との時間
~天国の人々の思いを伝えています~

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