母さん、気をつけて。
数ヶ月毎にご依頼を数年続けてこられたYさん。
毎回、来られるご家族が話されるのを
楽しみになさっているご様子に
母の愛を感じずにはいられません。
ご自分で向こうに行かれたお子さんは、
毎回来られるものの 話題が実に様々。
私の方が話の内容についていけず、
理解に乏しさを感じながらも、
Yさんにお伝えすると
「 息子はそういう子でした。」とおわかりになる。
「 息子が言いそうなことです。」と笑われる。
親と子の結びつきの深さに 胸が熱くなるのでした。
お約束時間になり、
あちらに合わせ始めると もう来られていました。
非常に軽やか。
まるで・・・
細かい霧状のような、
炭酸の細かい泡のような・・・
そのような軽やかさが私の周囲全体に広がっているよう。
いくつか、ご自分だということをおっしゃって、
Yさんがおわかりになり、
私も納得出来たところで、
息子さんは、ご自分が話したいことを話し始めました。
可愛いさかりの甥っ子たちを見守っていることを
話されたあと、
< お父さんの○のあたりに痛みが1月あたりに出るから
今から気をつけてやって。大事には至らないけどね。>
そう伝えますと、
「 わかります。○○が弱っているようなんですが、
その痛みが○に出るようで・・・何年か前に痛みが
あった場所です。あ〜、そうですか。わかりました。」
とおわかりになったようです。
<・・・妹は教育ママなんだ。これから先、
エスカレートしていくだろうから・・・
孫たちを見守っていてやってほしい。
気がぬける場所として。
まあ、本人も気づくことが起きるだろうけど。笑>
「 と おっしゃっていますけれど、おわかりになりますか?」
「 えぇ、とってもわかります。(笑)
そんなに厳しくしなくたっていいのにって思っていました。
よく 見てるんですねぇ。(笑)」
時間もそろそろ、という時に、
息子さんが、Yさんのお仕事の行き来に傍におられる映像を
視せてこられました。
「 Yさんがお仕事の行き帰りか、帰りか・・・
隣に息子さんがおられるのですが、ご存知ですか?
いつもではありません。
決まっているわけでない。
けれど、よく一緒におられます。」
Yさんが何かを言おうとされたのですが、
むこうから続いているので、私は続けました。
「 なんだろう・・・傍に居る、見守っている・・・
そんな意味ではありません。
そんなんじゃない。何か・・・こう・・・
え? なに?
あぁ、わかりました。聞こえました。
『 気を付けて 』って おっしゃっていますよ。
ご存知でしたか?
ご存知でなくても、いいんですけどね。(笑)」
Yさんは、多分、びっくりされていたと思います。
(ご本人の顔は、Yes 、No の確認以外は
ほとんど見ないので、わかりませんけれども。)
「 わかります。言ってることがわかります。」
そう Yさんはおっしゃって、話してくださいました_
「 私ね、いつ頃からだったか ハッキリ思い出せませんけど
車に乗る時、乗っている時に、
『 お母さん、気を付けて。』って言われてるような気が
何度も何度もしていたんです。
主人や娘たちからはそんなこと言われたことないし、
なんだろうって思いながら。
息子だと思ったんです。
でも、自分の妄想かなって思っていながらも、
『 お母さん、気をつけて。』って言われると
『 わかった。気をつけるね!』って思って。
何度も何度も、そんなことがあります。
そういう時の時間も決まってないんですけど、
結構、そういう回数が多いなって思っていました。」
と興奮気味で、そうおっしゃっていました。
「 なんだ。ご存知だったんですね。
Yさんの妄想ではありません。
息子さんが そうおっしゃっています。」
「 わかります。(頷いて)わかります。」
流れる涙は、愛と感謝の涙。
Yさんは、こう付け加えておられました、
「 私、スピード出し気味なんです。笑」
「 あぁー、そりゃー、息子さん、心配ですよ!笑 」。
大笑いで幕を閉じました。
こうなるまでに、月日が流れています。
” 通り ” が良い時とそうでない時もあります。
” 通り ” の条件は、暫定ではないと思います。
けれども、
私が経験しているなかで、いくつか理由が
わかってきているなかのひとつに、
これだけは言えるんじゃないかって思います。
それは_
ご家族への許しが 始まっていること。
心から受け入れること。
これが一番難しい。
そして、
私を 受け入れてくださること。
霊媒としてではなく、ひとりの人として、です。
心の通い合いです。
スピリチュアルなんかでは ないのです。
人生そのもの。
こうしたことに、
スピリチュアルな団体の認定なんか要らない。
何かの評価があるとするならば
私が興味を持つならば
あちらの方々の気持ち、心、
ご依頼人の方々のその後、
だけ。
< 母さん、気をつけて。>
大丈夫ですよ、
お母さん、はっきりとわかってらした。
車、飛ばさないって。
気をつけるって!
二ヶ月程前、家族が私の大好きな干し芋にチャレンジ。
出来上がりは・・・固かった!(笑)
でも、ほんのり甘いのは 自然の甘さ。
市販の味に身体が慣れていた私は、家族のおかげで
自然の味を感じれるようになってきました。
普通は、固くなるんですよね。(苦笑)
それで、自然です。
いつまでも柔らかい、腐らない、っていう方が ” 不自然 ” 。
不自然な物に慣れてしまった現代人への警笛として、
様々な病気やウィルスが流行るのもある意味、「自然」なのかも。
自然の味は、第六感を思い出させてくれます。
アガサ 葉山在住
天国との対話 愛しい家族との時間
~天国の人々の思いを伝えています~