ひとり親、ふたり親(両親) 〜 数じゃないと申したい 〜

ご依頼のあとも メールを頂けることに

とても嬉しく思っています。

思っていることと、していることの確認が出来る機会だと思えます。

ご主人が他界され、

お子さんの成長や日々の悩みに

心不安になられること、

どうしたらいいのか、

そうした思いをメールに綴ってくださいました。

その方へ私がお返事させて頂いた一部を書かせて頂きます。

同じような思い_

全く同じ思い、というのはありませんが

お子さんがおられて、育児や仕事に行き詰まったり、

不安に思われている方々に、届けばいいなと思います。

– – – – –

ご主人なら・・・とお考えになるお気持ち、わかります。

けれども、私は「 母として 」お考えになるのが無理がなく、

自然だろうと思いますよ。

父親がいないから、と思うのは逃げにも繋がります。
(厳しいことを申し上げてすみません)

私も、家庭問題は山積みです。本当です。

誰しもパニックに陥ったり、

悪い方向へと考えてしまうことがあります。

あったっていいじゃない、と思います。

落ち込んだあとは、開き直ります、私などは。

誰かにとって代わる、ということは出来ません。

出来ることはただひとつ。

自分が思いやりを込めて生きること。

その姿勢を後ろ姿を(子に)見せること。

親はこれしか、これでしか、

説得力がないのだろうと思って、私も日々奮闘しております。

– – – – –

自分だけでも辛いのに、お子さんがおられる方は

沈んでいられないのが 現実です。厳しいですね。

小さなお子さん、

小学生のお子さん、

中学生、

高校生、

それぞれの年頃に起こる問題や悩みは尽きないものです。

ふとよぎるのが、

” お父さんがいれば・・・”

” お母さんがいれば・・・”

ということ。

” 私は ひとりぼっち “

そんなふうに思っては、ご主人、奥様が居たたまれないでしょう?

” 私には 無理。ひとりで何もかも 出来ない!”

本当に、何も出来ていないですか?

子どもさんが育ってくれることを願っている親の心を

お持ちじゃないですか?

私は、立派だと思いますよ。

家族のために頑張って働いておられる世の中の

シングルマザー、シングルファーザー(で合っていますか?)

の方々は本当に立派です。

子が成人するまで、この思いで必至でおられる。

自分のことはそっちのけで、仕事に家事に奮闘なさっている。

何も出来ていない、何も出来ない、なんて思わないで。

そんなわけがありません。

ご夫婦揃っていても、子に心を向けない親御さんはおられます。

ご夫婦揃っていても、一人親のように頑張らねばならない人も

世の中には いっぱいおられるでしょう。

出来ないことは、いっぱいあります。

夫婦揃ってたって、あります。

そうですよ。

家族の健康を維持するために、日々頑張っておられる_

立派です、本当に。

欲しいものを買い与えるのが、親ではないのです。

物を得るため、自分の欲を叶えることが

人のしあわせ と勘違いさせることの方が

人としての人生を狂わす原因にもなります。

親の数ではないと思います。

両親が揃っていても、人をいじめる、脅す子は います。

ひとり親だから、育たない。

ふたり親だから、育つ_

では ありません。

見た目で判断しては 真実は視えてきません。

私がよく申し上げる「 丁寧に生きる 」というのは

例えば、こういうようことだと思っています。

↓↓↓

うちの家族の靴下の先は、よく穴が空きます。

油断していたら、10足分ぐらいあっという間。

買えば楽で、新品ですから、子も喜ぶでしょうけど

なかなか買いません。

子どもの前で、繕い物をします。

物を大事にする姿を見て知ってほしいのです。

「 まだ履けるから、繕ったよ。

 まだまだ履けるのに、捨てたらゴミになるから

 直しておいたよ。」

嫌がらずに(多分)繕った靴下を履いてくれます。

(買ってほしいなと思ってると思うのですが。)

些細なことの連続が「生きる」実感だと思います。

物が安く、豊富にある世の中。

何でも速く。

揃っていて「普通」。

でも、これが普通ではありません。

その「 普通 」の状態が崩れることは あるのです。

いつも同じ、そのままの状態が続く、ことはないのです。

すべては 変化するもの。

だから、大切にする。

だから、丁寧に接する。

そうした心と行いは 必ず 自分に還ってきます。

親が物を大事にする姿を 普段から見ていれば、

どんなに生意気ぶりたい年代になっても、

大事な心というのは ぶれないものです。

それが、親が子に伝えれる、出来ることだと

思います。

何でも出来る親(人)になろうと 思わないこと。

何でも出来たって、しあわせとは限りません。

子どもの前で泣いたって、

「 じゃ、また、頑張るわ!」

と思い、言うことが大切だと思うのです。

子どもに親が伝えるのは、

生きている姿、

生きていく姿。

買い与えることではないのです。

人に羨ましがられることをさせる、ではないのです。

辛い状況にあっても、

悲しい気持ちであっても、

泣いたって、

苦しんだって、

心を失うことなく生きている姿。

思いやりを大切にする姿。

それこそ、人間の姿です。

ご主人は、必ず あなたの傍におられるし、

子どもさんを見ておられる。

奥さんも、そう。

あちらも、こちらも、

愛こそ すべて。

目の前にいるご家族を 愛してください。

” ご家族 ” も そう思ってると思います。

どちらも 大切なんです。


ご依頼をきっかけに文通をしているFさんから届いた、北海道の香り。
ほとんどどこにも出掛けられない私は、こうした便りにウキウキします。
「わぁ〜、綺麗!」「美味しそうぉ!」とどのページを見ても面白い。
DMで届く旅行会社のチラシを眺めては、旅行気分になっていますから
安上がりな私です。(笑)
Fさん!ありがとうございます!
お手紙を書こうと毎日思っていますのに、まだ、書けていません。
待たずに待っていてくださいね。

アガサ 葉山在住
天国との対話 愛しい家族との時間
~天国の人々の思いを伝えています~

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