歯を食いしばりながらの十数年間

最初に頂いたメールの一部を掲載させて頂きます。

– – – – –

(略)

ずっと会いたいと願いながら 心のどこかでいつも一緒にいるからと、
私が今の人生を生ききったらやっと「よくやったー!」とそんな気持ちで
あちらで会えるかななんて過ごしてきた十数年間でした。
会いたい、でもまだまだ…
こうやって一歩一歩 歯をくいしばりながら歩いた日々でした。

娘は先天性の病で 妊娠○ヶ月の時に寿命を知らされ 産まれて生きても1ヶ月。
確実に死んでしまうのに何故産むのか?
産まれてくるのか?
毎日悩み いっその事 お腹にいる間に一緒に死んでしまおうか…
でもそしたら私は自死で娘は私が命を奪う事になる。
祈りも願いも 努力も何も通用しない、
あちらへ旅立つ者を止めることは出来ないんだと思い知らされました。

神様もいない!
私に明日という日がある事が血の気が引くくらい重たくて
その場にしゃがみ込むこともありました。
そんな毎日をどうやって過ごしてきたのか あまり記憶にありませんが
ようやくここまできた!と思えるようになってきたので 今回の機会をお願い致しました。

今まで○回お願いして ○回とも祖母は必ず来てくれて今日もまた来てくれて
「何回も来ている」って 祖母自身がアガサさんを通して伝えてくれて 心から感謝しています。
このようなご機会で知ってゆく祖母の人柄といいましょうか キャラというのでしょうか
私と同じようで。
どうりで生きている時から一緒にいると笑いが絶えなかったなぁと思い返しました。
この世に居てくれた時も大好きでしたが 今の祖母も もっと大好きです。
繋がりや祖母の愛を強く感じます。
(中略)

今回 初めて女の子が出てきてくれて 正直なところ赤ちゃんのまま別れてしまったので
想像ででしかありませんが なんとなく思い描いていた娘の性格や アガサさんが
伝えてくださり伝わる雰囲気で あちらで元気に育ってくれているんだとわかりました。
祖母が大事に一緒にいてくれて 嬉しくて安心しました。
祖母が何回も来てくれた理由のひとつは これなのかな(娘)と 今日ふと思いました。

名前についても 全てストンと腑に落ちて アガサさんと祖母の伝えたいことと 私が感じていたことが
一致していたので なんなのでしょうか…大きな安心感?
ぼんやりして手探りしていたものが 決して見つかったわけではないのですが 確実な安心を感じています。
自分の名前について 今一度よく考える良いきっかけになりました。
早速 辞書で調べてみたところ やはりアガサさんが仰ったように 私の名前も私自身でした。
つくづく名前の深さに驚きました。
付けてもらった名前にしてまた一歩一歩 歩いていきます。
(中略)

祖母のこの世での最期の言葉は「おまえは笑っとけ。」でした!
(略)

– – – – –

自分の身体の中で、自分以外の命を授かる。

不安と驚きと喜びと・・・様々な感情と体調を約10ヶ月近く

味わいます。

医療がどんなに発達しても、命は 私たちの意のままには

ならないのだと知ります。

なんのために、お腹のなかで育つのか?

なんのために、授かったのか?

なんのために・・・

経験された方でない限り、この苦しみや悲しみはわからない。

自分の身に置き換えて想像するしかないですが、

想像しただけでも 悲しく辛い。

歯を食いしばるどころではなかったと思います。

けど、そう例えられたCさん。

彼女から初めて依頼を頂き、電話口から聞こえる彼女の声は

とても明るく軽やかで、思わず私も心軽やかになってきたのを

思い出します。

そうした悲しみを経験されたとは微塵も思わせない笑い声。

< 何回も来てるよ! >

確か、のっけからそうおっしゃったように思います。

( へ、そうでしたっけ?)と思ったのもつかのま。

Cさんは、お祖母さんのその言葉に大笑いされて、

相槌を打っておられたと思います。

その言葉通り、

お祖母さんは、毎回、交流するために来られていました。

どなたかを連れておられるのは、わかっても

その人の詳細がわからなかったのです。

でも、今回は、捉えた!

不思議に思われるでしょうけれど、( 私も不思議に思いますが。)

子ども達は、成長しているのです。

成長する姿を見ると、私は、なんと言いますか、

自分がお祖母ちゃんのように思えのです。

( 大きくなって・・・まぁ・・・(嬉涙))

あちらで育っているお子さんの様子をお伝えすることが出来るのは

それはそれは嬉しいです。

こちらでお会いしたことがなくても、” 懐かしい ” 。

ひ孫の手をひき、

< 私が傍にいるから、安心しなさい。>

と届けつつ、

< 笑ってるのが良い。笑ってる顔が良い。>

ということもおっしゃっていたと思います。

お子さんがキッカケかどうかは、わかりませんが

Cさんはご自身のお名前の一部を違う漢字にされていたようです。

自分で自分の気持ちを明るくしたい_

確かそのようにおっしゃっていたと思います。

Cさんのご依頼前日、

ふいに自分の名前に使われている漢字を調べたくなりました。

漢字のもともとの意味。

漢字ひとつひとつの持つ意味や由来が、私自身を表しているかのようでした。

今こうしていることは 名前の通りでした。

「 へぇ〜、すごいな・・・」

親に感謝しました。

” 名は体を表す “ まさにその諺通りなのだと思いました。

Cさんのお祖母さんも、名前のことについておっしゃっていました。

「 私もお祖母さんのおっしゃっていることの意味がわかります。

 昨日ね・・・」

ということで、昨日のふいに調べた名前の漢字について

ざっとお話しました。

Cさんご本人も、思われていたとのこと。

嬉しい偶然。

他に迷惑をかけないことなら、気持ちが喜ぶ方に

解釈をなされば良いと思います。

歯を食いしばった長い年月。

深い年月だと思います。

苦しいだけの毎日。

辛いだけの毎日。

悲しい日々。

どこまで続くのかわからないし、

生きることが辛く思われたでしょう。

Cさんがおばあちゃんになって、

その命を全うされる時、

お祖母さん、お子さんと会えます。

その他たくさんの懐かしい人と会えるでしょう。

再会は、光景。

まばゆい光いっぱいです。

歯を食いしばりながらの長い年月は

あちらからすれば、

どんなに美しく映ったかしれません。

愛しいわが子を抱きしめらるのです。

愛しい家族や友達や知合いに囲まれて。

それまで、生きよう!

飽きるほど地味で丁寧な毎日を。笑


英会話の先生からのお土産。奄美大島に行って来られたそう。
先生がお土産話を話す時は、話すスピードがスゴく速くなります。
必至に聴き取るものの、自分のことを「ガイジン」と言うのが面白くて
吹き出してしまいました。
手前に映っている塩の容器は、とっても小さいんです。
このパッケージ全体が手の平に収まるくらい。
その味がするのか!?
と思い込み、先生の前でちろっと舐めたら・・・
その味ではありませんでした。
私のその一部始終に、
「ちっとも上達しない上に、可笑しい生徒だ」と思っただろうと思います。
いい加減、上達の兆しをみせないとな・・・。

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