生きること、学ぶこと

お休みに入ってから約2週間。

時折、他界の人々からの ” アプローチ ” があっても、

日常優先モード。

他界と話すことが日常になっている時の自分と

全く切り離した日常とでは、多少なりとも、

ギャップのようなものが 感じられる。

そのギャップに、うつつをぬかしているほどの

暇人ではないので、ずっとやりたかったことを

少しずつしている。

やりたかったことのひとつ、

家のなかでの「引越」。

これには、家族の意見と了承が必要。

自分勝手にするわけには、いかない。

何故だか分からないのだが、

その人にとって、その場所が合わなくなってくるのが

” 知らされる “。

だからといって、ずっと そのことに着目はしない。

そればっかり思うことは、偏ってしまうから。

知らされても、気にしない。

これは長年培ってきた私なりの生き方。

本当に必要で、もうMaxだよ!という場合は、

大抵、空気がギクシャクしてくる。

そして、目に見えて 事が起こってくる。(苦笑)

火に油を注ぐような言動も行動もしない。

感情で相手にぶつかることほど、無駄なことはないからだ。

年の功、というところだろうか。(笑)

いつになく 気持ちがザワザワしたり、頭痛がしたりすると

私は、自室にある方位磁石を確認する習慣がある。

気のせいかもしれないが、針の向きが乱れていることが多い。

まるで、虫か動物のようだな・・・と自分で笑えるが、

人間は動物だから、それで自然かと妙に納得する。

話を戻します。

この2週間程で、ほぼ、家の中での引越作業は完了。

家族の部屋については、6、7年も掃除をしていなかったから

それはそれは、すごいことになっていた。

家族と言えども、

散らかっているように見えても、

本人にとっては、本人がわかって置いているもんだ。

その場所を変えてしまっては、後々、面倒くさくなる。

ぎょっとするようなのも(Gのこと)、いくつか見てしまい、

いちいち騒いでも何にもならないので、

淡々と ” 夏の大掃除 “をし続けていた。

時折、家族たちも手伝ってくれた。

大きな物や重い物を移動させる時に、年を感じることが増えたので

本当に助かった。

自分の勘に従って、家中引越をしたあと、

何度も 部屋全体の空気を見に行った。

それぞれの物が しっくり来ているかどうか。

しっくりくる、というのは勘に頼るわけではない。

現実的な動線もとても大事。

何をするのも、想像力と現実目線が大切。
(想像力は、便利な生活を満喫していると乏しくなる。)

方向学というのだろうか、気学というかわからないが、

私には、そうした知識は全く無い。

本能のおもむくまま、

気の向くまま、

風の吹くまま、だ。

心友がとてもそうしたことに詳しいので、

たまに報告がてらメールすることが ある。

不思議に、彼女が書いて送ってくれる内容と合う。

そういう時、

自然に生きて来れたのかなぁ・・・と嬉しく思える。

” 生きることは、学ぶこと。”

日常から学ぶこと。

平凡極まりないように見える日常にこそ、

多くのことが 含まれている。と思っている。

平坦ではない日常だからこそ、だ。

何不自由ない、好き放題、言いたい放題な日常では

学ぼうとする心が育ちにくい。

逆境は、いつもでも 逆境ではない。

順調も、いつまでも 順調ではない。

生きること自体、学び。

学んだら、生活に活かすだけ。

そこに、” 報われる ” というものなど存在しない。

学ぶこと自体に、損得など存在しない。

大いに 生きよう。


先月お越し下さったRさんから頂いたもの。
なんとびっくり!Rさんの手作り。
とっても良い香りもするし、すっごく綺麗。
キャンドルとして使ってしまうのが勿体ないのですが、
肌寒くなってきたら有難く使わせて頂きます。

アガサ 葉山在住
天国との対話 愛しい家族との時間
~天国の人々の思いを伝えています~

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1件のコメント

  • こんばんは。
    ご無沙汰しています。お元気そうでなによりです。
    うちの彼の、会社のデスクは、書類が山積みでした!独立峰みたいのが3つあって、でも、彼の中ではどこに何があるのか分かってるんです。外から電話かけてきた時も、「一番左の山の、多分、割りと上の方にクリアファイルに入れておいてあるはず」とか明確にいうんですよ!懐かしくなりました😊
    ところで。ちょっと辛いので、お話しさせてください。
    地下鉄で、目の不自由な方がホームに落ちて、電車にひかれて重体だという今日のニュース、ご存知ですか。盲導犬と一緒だったらしく、盲導犬がホームに残されていたらしいです。青山一丁目なら人も少ないし誰も責められないんじゃないかと思うのですが、犬は賢いから、何が起きたのか分かってるんじゃないか、大きな警笛がトラウマになるんじゃないか、自分がご主人様を守れなかったと心に深い傷を負うんじゃないか、と。どんな気持ちでホーム残されていたのか、そのわんちゃんの目にその光景がどう写ったのか、そんな事を考えたら、もう、たまらないです。どうかその方が助かって盲導犬と再会できるように、願わずにはいられません。とても辛いです。
    関係ないこと書いてすみません。

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