私が知る夫そのもの

心あふれる交流ばかりですが、更新がなかなか出来ないことを

本当に申し訳なく思っています。

Kさんご依頼の交流も、本当に素晴しいものでした。

Kさんのご家族からは、事前に知らされることよりも、

交流のさなかに、身体へ、視覚、聴覚へダイレクトに知らされることが

多くありました。

交流の後半で、大変アウトドアがお好きなご主人が、私の目の前に

雪山の美しい風景をパノラマのように見せてくださいました。

その景色は、本当に感動的でした。

しばらくその景色に飲み込まれていました。

辺一面、真っ白。

広大、雄大な山々。

大自然のなかでの、人間の存在。

自然の厳しさや雄大さ、美しさを言葉で伝えることは難しいのですが

私の至らない語彙の乏しさをKさんは心でくみ取って下さったのでしょう。

「 ご主人が雪山の景色を・・・」

と一言申し上げただけで、顔を覆うようにして泣いておいででした。

そこには、ご夫婦、ご家族にしかわからない思いと愛情があります。

何でもかんでも、キャッチボールのようにシステム的に伝えるのは

私にとっても、” 味気ない”交流。

心の余韻を伝えるのも、とても大切だと思うのです。
 

– – – – –

(略)

正直、亡き夫と話せるとは思っておりませんでした。
ただ急な旅立ちであったので夫も納得できていないのではないか?
もう痛みはないのだろうか?
それがとても心配でした。

アガサさんがおっしゃった夫の様子は私が知る夫そのものでした。
間違いないと思いました。
私は向こうの世界に行ったら神様か仏様のような遠い人になって
しまうように思っておりましたが、そうではないのですね。
私たちのことは心配しないでと伝えていただいたら
「そうは言っても心配しないわけはない」
これはいつも夫が言っていた言葉そのままです。

(中略)

雪山 のお話が出ましたが、夫が以前冬の北海道の山に登った時に
撮った真っ白い山の写真を大きく引き伸ばして、棺におさめました。
もしかしたらその景色だったのではと思います。

私は何となくスピリチャルという世界は知ってはいましたし、
見えない世界もあるだろうと思ってはいました。
今回アガサさんが全くご存知ないはずの夫の様子を話され、
家族しか知らないようなことも話されるのを目の前で伺い、
いる世界は変わったけれど、
夫は今も生きているのだとはっきり思いました。

私はこちらの世界で私なりに頑張る、
夫は向こうの世界で彼なりに頑張る、
違う世界だけど実は近いのかしら?
とも思いました。

夫が伝えてくれたように、毎日一緒に話しをします。
寂しくなったらそれを「愛してるよー」の言葉にかえて伝え続けようと思います。

(略)

– – – – –

個人的に面白く思えましたことがありました。

ご主人が

< 経済的には困らないようにしました。笑>

突然そうおっしゃったことです。

本当に面白い方だなぁと思えました。

Kさんに もちろんそのままお伝えしました。

そうしましたら、

「 そうなんです! 夫の言う通りです。」

とおっしゃいました。

「 そうですか!それは、とても恵まれておられますね。

 大抵は、そこが大変な現実です。」

愛しいご家族、愛しい方々から知らされることは、

” その時 ” のことばかりではないようです。

日頃のこと、思い出すこと、ふと思うこと、気づくことの方が

愛おしく味わい深いように私は思えています。

何気ない言葉ひとつひとつにご家族との思い出や思いが含まれている_

そう思えるからこそ、心を含んだ言葉を丁寧に扱いたいのです。

話してくださった言葉・思いと 私の口から発する言葉の響きが

一致しているか・・・そこがとても気になります。

少しでも違う響きで伝えしてしまったら、

交流自体に意味がなくなってしまうと思っています。

ひとりひとり、おっしゃることは違います。

同じ方でも、毎回おっしゃることは違って来ます。

繰り返されることもありますが、思いはいつも同じではありません。

その些細な違いを”ご本人” に、より近づけて伝えることが私が仕えること。

” ご本人 ” が今も生きておられることを伝えることは、とても責任重大です。

Kさんのお役になんとか立てたような気が致します。

Kさん、ご協力を有難うございました。


いつもの散歩道でこんな可愛い花を見つけました。
「 なんの花かなぁ・・・」


その先に白いものが成っていました。
全長10cm弱です。
「なんだろう? 瓜系かなぁ〜?」
その時はそのまま通り過ぎました。
白い瓜のことも忘れていたある日、ぶらっと、葉山ステーションに野菜を見に行きました。
葉山ステーションといえば、地元野菜。
「 あ!これは!」
もっと成長したその白い瓜系が売っていました。
そっか、瓜だったんだね。
一個のお値段にびっくりして(苦笑)、帰りました。あはははは

アガサ

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