願わくば・・・ 〜 子ども達へ 〜
春が近づいてきました。
春といえば、日本では 新しい環境に入っていく季節です。
わが家も、引越・転校となりました。(苦笑)
そこで、思うところを子に
先に言っておくことにしました _
「 もう中学か。早いなぁ・・・。
中学になったら突然勉強が難しくなるわけやない。
小学校からの積み重ねで、続きやから。ビビることはない。
そんなことよりも、大事にしてほしいのは、礼儀正しく楽しむこと。
将来やりたいことがあって、それをやるために勉強が必要なら、
勉強したらいい。
本当にやりたいと人間思ったら、人から言われんでも
自分から懸命にやるもんや。
何回失敗しようが、泣こうががっくりきても、頑張れる。
勉強に関して、親が勉強させるのはおかしいとお母ちゃんは思ってる。
だから、勉強しなさい、とは言わない。
◯○○の人生だから、勉強するしないは任せる。
ただ、
”皆が高校に行くから高校受験する・・・”
そういう考えは、わが家には、ない。
皆がするから、周囲がそうやから・・・というので決めるのは
よくない。
これは、自分の頭で考えず、自分の気持ちを無視してることになる。
嫌々、勉強するのはよくない。
勉強が嫌だから働く、というのもよくない。
卑怯な考えやと思ってる。
何を選ぶにしても、自分で決めること。それが覚悟するということ。
もちろん、いつも相談に乗りたいと思ってるよ。
◯○○がやりたいと思うことに対して、
それが良いと思えればお母ちゃんは
出来る限りの協力はしたいと思ってるから。
ただひとつだけ、気を付けてほしいことがある。
身体を大事にしてほしい。」
” 親は子に何をしてやれるのか・・・”
いろんな育児書や育て方の書籍がたくさん出版されていますが
他人様が書いた本を読んで、わが子にあてはめるなんて
とんでもない。(笑)
同じように成るはずが、ありません。
これが正しい!というのは、私には分かりませんが、
出来ることなんて そうはないように思っています。
人というのは、”あなたのために!”という大義名分?を
自分の中で勝手に掲げて動いたら、大抵は、その相手から
見返りを求めてしまうのです。
子のために親が動く・・・
動き過ぎるぐらいに動く・・・
子がそれを望もうと望んでいなくとも、
親は何かに取り憑かれたように動いてしまう・・・
これは、もはや、愛情ではなくて、欲です。
欲を欲だと思いたくないのも、人間。
正当化させますね、大人は。(苦笑)
お子さんのことでいろいろ悩んでおられる親御さんは多いです。
一番は、学校のことです。
世の中が変わってきたので、学校での勉強がすべてではない、と思います(笑)。
(ア:私は学校がずっと好きでした。)
お子さんが学校に行くのが辛そうであれば、休ませればいい。
言える子どもさんは、まだいいです。
言えない子どもさんも 多くおられるでしょう。
我慢して我慢して、親に心配させたくない一心だと思います。
親は、子どもに何かを買い与えて喜ぶ顔を見て、
自己満足している役目ではないと思います。
むしろ、
子の雰囲気(空気)を感じ取るのが、大事と思います。
そこに ” 世間体 ” や ” 常識 ” というのに対して、勇気をもって
大人が立ち向かうことです。
世間体や常識というのは、あっけない程、コロッと変わるもんですから。(大笑)
そんなもんですよ、世間体や常識って。
いい加減と言えば、いい加減。
勉強はどこでだって出来ると思います。
勉強やりたい子は、ほっといても やります。
やらない子は、いくらお金積んでも やりません。
親が見極めてあげること。
親が自分の内にある世間体を取り払うこと。(笑)
本物の友達は、どこでだって出来ます。
クラスメイトだけが「人生で決められた出会い」ではありません。
時期がくれば、心友と出会うのです。
そのかわり、数少ないですよ、本物は。
だけど、本物とは、そういうもんです。
身体を大事にすること。
心を大切にすること。
すべての子ども達に願うのは、このことです。
ご近所散歩道にある梅です。
ほぼ毎日、「ごんと歩く時間」を作っています。往復30分弱。
梅が好きなんです、私。
寒い頃から咲くでしょう?!
毎年、スゴいな!と思います。
だけど、地味。
桜や他の花達の可憐さと比べるとものすごく地味。
惹かれるんですね、そういうところに。
アガサ