ようやく
日常を送るための片付けはようやく、落ち着いてきました。
それにしても、人生はいろいろなことが起こりますね。
2月中旬、彗星のごとく、我が家に現れたわんこです。
家族の知人の方の、そのまた知人の方のところで生まれた子。
※その方は本職の傍ら、日本犬の保存のプロだそうです。
ごんのこと、ぺこのことが私の心の中で大きく、
無事を祈る日々。
まだまだ、受け入れ態勢が出来ていなかっただけに、
戸惑いがありました。
突然のご連絡電話が、家族の誕生日だったことも
縁を強く感じつつも、不思議でした。
おしっこシートを数枚敷いたダンボール箱の中に、
ちょこんと大人しく入ってやってきた子犬。
長野に越す前、愛犬の他界後まもない頃_
神奈川に居た時に ふと飛んできた”空気玉”には
< 長野で犬との出会い(縁)がある。>
とありました。
( そんな早くにわんこを迎えるとは思えない )と私。
( 空気玉も時には、間違うんじゃないの?)と思いました。
あれから、約1年後、空気玉の言う通りでした。
こういう縁もあるんですね。
長野での出会いなので、「りんご」と名付けました。
りんごはすごく甘えたなのでびっくり。
女の子は初めて、女の子は甘えたが多いのかなぁ〜?
戸惑いながらも、可愛いなと思いました。
一匹一匹、個性があるんですね。
知識として知っていても、実際にそう経験するのとは
違うなぁと思いました。
寝る時は、一緒に寝れないと鳴きます。
一緒に寝るのがこの子にとって良いのかどうかわかりませんが、
りんごがそう願って鳴いているんだから、良いじゃないかと
思いました。(笑)
我が家に来たまなしの「りんご」。
家の中では超甘えたですが、山荘で放牧させますと豹変。
” 山犬 ” の異名通り、低い姿勢をとり、山を駆け巡るんです。
小さいけど、カッコイー!
木の皮をはいで食べ、土も食べ、そこいらにある枯れ葉も食べ、
石コロも食べてしまいます。
おっかなびっくり連続の私は、何度注意しても食べるのです。
「 野生というか、野犬ってこんな感じなのか?」
そう思わずにおれませんでした。
小さくても、家への道は覚えているんですね。
何度も呼んでも帰って来なくて、心配していましたが、
1時間程経つと必ず、どこからか帰ってきました。
この子が元気だったらいいなぁ・・・と思います。
ごんをはじめとする先犬達を思い、
ぺこの無事を案じ祈り、
今までの、自分の不甲斐なさを繰り返したくない
強い思いがあります。
対面の方でわんこ好きな方の前では、まさかの「嬉ション」!
びっくりしました。
嬉ションする子がいることを思い出せました。
懐かしいやら可笑しいやら、申し訳ないやらでしたが、
お越し下さった方は
「 わぁ〜、可愛いぃ!犬っていいなぁ〜!」
とそれはそれは喜んでくださいました。
りんごの寝顔を見て、思います。
「 それにしてもこんなバタバタしていた時期に
なんでやってきたんだろうね。不思議だね。」
と、家族達と何度かそう話したことがあります。
「 わからないけど、ごんがりんごとの縁をくれたんだよ。」
「 そうだね。きっと、ごんだね。」
いつも同じところに、落ち着きます。
人生は、シッチャカメッチャカ。
踏んだり蹴ったりの時もあるし、
テンヤワンヤの時もあるし、
何だかなぁ〜・・・の時もあるし。
いろいろありますが、
ようやく 外を歩けるようになりました。(嬉)
太陽光や紫外線、熱に反応し過ぎる肌状態は心を凹ませます。
太陽の陽射しを服を通してでも感じれることは、本当に嬉しい。
ようやく、春が来た!
そんな感じがしています。
=おまけじゃないけど、おまけ=
生後三ヶ月ぐらいのりんご。耳がピンっとなりました。
越してきたところのマンホール。
長野らしいデザインですね。
マンホールの柄を見るのが好きな自分です。
山育ちだからか、ビビリだからか分かりせんが、
車、自転車、他の犬、怖いようで、散歩も距離が伸びません。
5分外歩きしたら帰りたがります。
山では何時間でも外に居るんですけどね。
図書館近くの花壇に咲いていました。
春なんですね。いかにも春!というような花は町中に多いですね。
桜や杏などの木を植えておられるお家も多くて、すごく綺麗です。
これも図書館近くの花壇に咲いていました。
なんていう花なんだろう。
追記4/17:「ムスカリ」という春のお花なんだそうです。
Yさん、教えてくださってありがとうございます。
アガサ