どう生きればいいのか、どうすればいいのか 〜 他界による悲しみ 〜

大切だと思える人が他界することで、

自分の感情に 振り回される。

否が応でも 自分という者に 向き合わされるのだ。

家族であろうが なかろうが、

長年であろうが 短期間であろうが、

出会いや存在が どれほどであろうが、

淋しいには 違いない。

大事と思っていたけれど、これほどのショックの大きさに

自分のことながら 驚くことも ある。

そっとしておくのが 一番良いように 思うが

自分のなかから 少しでも速く 辛さや悲しさ等の

複雑な感情を 追い出したいと思ってしまう。

叶わないことだと 頭では分かっていても 

時が戻せたら・・・

と 願ってしまうのだ。

誰もが そう 願う。

そうした時の特効薬など ないけれど、

今のところ これを大事にするのが 良いと思っている。

” 感謝を捧げる “

なんだ、感謝かと 思われた方々も 多いだろう。

けれど、この ” 感謝 ” というのは、実に深い。

感謝をするのは、簡単だ。

真に感謝をするのは、なかなか、難しい。

それは、愛する、ということと似ているように 思う。

愛することは、簡単。

だけど、真から愛するということは、実に難しい。

耐え忍ぶこともあり、

時に憎いと思うこともありながら、

愛するとは一体何だろう? と自問自答することもあり。

生と死を身近にし、日常を生きていくうちに、

真に愛するということが 何となく こういうことかと思う。

( これも 人それぞれ 違っていいと思う。)

愛する_

すべてのことから 自由で 相手の幸せを 静かに心から祈る思い

ではないかと思う。

自分にとって不都合があっても、ただただ、相手の幸せを祈る

真の愛には、感謝も含まれている。

心が辛く、自分に向き合えなくなる時も、たくさんある。

ひがんだりして、陰にこもってしまって、

どうしようもないな、自分って と思える時もある。

だけど、それらすべてが「自分」なのだと わかってやり、

自分の脆さも弱さも 自分が わかってやること。

まずは、

家族も含めて、自分以外の誰か ではなく、

自分を 自分が わかってやる。

これは、すべての土台になるように 思う。

それも 愛だろう。

感謝する、

愛する、

そして、

同じぐらいに大切なのは、

自分を許してやること。

真に受け入れるということは 大変 時間がかかる。

真に受け入れられた時、あぁ、そうか・・・と思える。

そうだったんだと 気づく。

何に気づく ということではないけれど、

何か 大きな 純粋なものに 気づくのだ。

愛というのは、

ものすごく 大きくて 広くて 深い。

制限など ないくらいの大きさ。

地球や太陽系を包み込めるほどの 大きさだといっても
(もっと大きいだろうと思うけれど)

おかしくない。

愛は 表現できないほど 大きく 深いのだ。

私達は 常日頃から 愛だ、感謝だと よく使うが

果たして 真からのそれ なんだろうか。

” 言うは易し、行うは難し ” だ。

我が家では、

「 あと1時間の命だとしたら、あるいは、明日1日の命だとしたら 」

という話を よくする。

可能性は ゼロではない。

いつ 何が起きるか 誰にも わからない。

どうしたいか、

どう生きたいか、

何を言っておきたいか、

何をしてやりたいと思うのか、

考えれば 考えるほど、大して 思いつかない。

「 みんなと会えて よかった。」と自分は思う。

縁あって 家族となれた、友人になれた、これら無形の宝は

他界しようがどうしようが、永遠だ。

心だけでは、信じられない・・・という物質至上主義の世の中

だけど、心こそ 最高のものなのだ。

悲しい時、辛い時、人は誰でも 我を忘れる。

けれど、

決して 独りでは ない。

愛する人、

大切な家族は、

どこにいても 私達を 忘れるなんて ない。

いろいろあるだろうが、

いっぱい言いたいことがあるかもしれないが、

でも やっぱり

ありがとう と 言いたい。

いつか きっと 心から そう言える時は 来る。

それが 真の愛で 真の感謝だと 思う。

ひとりひとり 考えが あって いい。

どれが 正しいというのは ない。

命、存在を 心から大切だと思い願うかぎり

すべてに愛と感謝が存在するのだと 思う。

だから、自暴自棄になんてなるな。

ご自分を祖末に扱うな。

きちんと ご自分を 自分で受け入れてあげること。

自分を大切になさること。

自分に愛をこめること。

結局、私達は 愛をこめて祈り生きるほか

ないように 思うのです。

アガサ

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