笑い転げる 〜 笑えるしあわせ 〜

お正月も明けてしばらく経った頃のことです。

お休みを頂いていますと、いけませんね、片付けをサボってしまう。笑

お電話を頂く時も もちろん 部屋の掃除や片付けをします。

( 誰も見やしないから いっか!)

なぁ〜んてことは、ありません。笑

さて。

片付けや掃除をしていた際中に、上着のジッパーがおかしな開き

をしていることに気づきました。

「 あらま。下からも開いてやん。

 朝ちゃんとジッパーしたつもりやのに。」

そうブツブツ言いながら、ジッパーをいじっていましたら

近くで大笑いしている10代前半の男子がいました。

大ウケ。

10代の子に受けるとすごく嬉しいのは、立派なおばちゃんですね。笑

( こんなんで ウケるんや!)

しあわせを頂けた私でした。

延々と片付けをしている私の横で 彼は、こんな話をしてくれました。

< 『 アガサさん ずっと続けてほしいなぁ 』って思ってるよ。
(ア:お母さんがそう思っている、という意味。)

 ずっと(続ける)だよね! ね?>

まぁ、なんでそんなことを話すんでしょ、この子は。

泣けてくるじゃありませんか。

何だか、すごく感激してしまい 片付けの手を休めて泣いてしまいました。

心からの言葉は、心の琴線に響きます。

傍に居たり、また、どこかへ行ったり。

若い人はじっとしてませんね。笑

他界するとすごく動きが速いですが、若い人の動きは

さらに、速いように思えます。

ぼちぼち、片付けも終わる頃にやってきた彼は

< もう(入っても)いい? >

「 う〜ん・・・もうちょっと待ってて。

 座るところも拭き掃除して、長椅子をどけて掃除機もかけたいんですよ。」

” そんなの、いいのになぁ〜 ” と言いたげ。

その気持ちも分わかるんですが、掃除は自分自身のためでもあるのです。笑

「 いいですよ! さあ、どうぞ。」

そう言いますと、嬉しそうに入ってきてくれました。

「 さて。私はどこに座ろうか・・・」

ブツブツ言っていますと、

< ここに座ったら?!>

彼は 自分の横をポンポンとたたいてくれたのです。

本当に 優しく自然な心の持ち主です。

お母さんからお電話を頂く前に、ふたりでいろいろと話していたなかで

最も驚いたことを記録しておきます。

ご依頼頂いた方のお名前を呼び間違えないように、毎回メモしています。

交流中の私は頭がぼんやりしているのか、ご依頼人のお名前を呼び間違う

という大変失礼をしてしまうのです。

そのメモにお名前を書こうとして・・・老眼鏡を探していた時のこと。

「 あ、あったあった。つい、どこに置いたか忘れるんだよねぇ。」

そうつぶやいていた私に、彼は

< その眼鏡 ソコ(真ん中)、光ってるよ!>

と言うじゃありませんか!

「 え? 光ってる? なんで?・・・」

と思った瞬間、

ああ、そういうことなの? そんなふうに見えるんだ!

と知ったのです。

どういうことかご説明いたします。

年明け早々、愛用している老眼鏡がまっぷたつに割れたというか

折れてしまったのです。 ポキッと。

酷使していたからなぁ・・・と思いつつも、ショックでした。

度数も合わなくなってきていて、買い時かとも思ったのですが

二千円弱出して買うんだったら、その二千円を食費か子のために

置いておいた方がいいなと思ったのです。

自分でこっそり直すことにしたのです。

プラスチックなのに、プラスチック用のボンドで接着してみても、

くっつかない。

( このボンド、買ってから随分経つもんな・・・古いからかなぁ)

手先はそんなに不器用でもないと思っている私は、

ボンドのせいにしたりして。笑

( このままでは、家族にバレてしまう!)

随分前に買ってくれたものだから、折れたことを黙って

おきたかったのです。

でも、打ち明けることにしました。

そしたら、

いつのまにか、子が瞬間接着剤を買ってきて、

慎重な眼差しで接着してくれてる・・・!

素直に、嬉しかったです。

その部分が、彼の目には ” 光って見える ” んだ・・・。

光ってるんだ・・・。

他界すると 事の真がはっきりと分かるというのは、こういうこと。

愛情や思いやりが光を出すというのは、今まで多くを目にしていますが、

何度言われても感動します。

そのことを忘れかけている時に 思い出させてもらえる。

見た目、私の老眼鏡のその部分はザラザラして見えます。

みすぼらしい感じがするかもしれません。笑

見た目ではなく、修理してくれたことがものすごく嬉しかったのです。

次をほいほい買っていたら、この経験と思い出は無かった。

Nさんのお子さんとうちの子のおかげで、私の宝もんになりました。

度数は合わないんですけど、永久愛用老眼。

– – – – –

◯◯との交流はもちろん、アガサさんとのおしゃべりもすごく楽しくて、
穏やかで良い時間を過ごさせて頂きました。

普段一歩外に出れば、悲しみや寂しさといった感情に蓋をして、
元気じゃない時も無理やり笑顔を作って人と接しています。
(略)

親バカかもしれませんが、◯◯は本当に気持ちの良い子で、
いつも私の心を和ませて、支えてくれました。
言葉では表せない繊細な気持ちが伝わる子でした。

◯◯が言った「(交流)ずっとだよね…。」は、アガサさんが
交流に対し悩まれたり、科学的に追及されたり、試行錯誤されて
いる姿を見ての、彼なりの応援だと思います。

「オレ、信頼してる!これからもよろしくお願いします!」
そんな◯◯の声が聞こえてきました。

距離や関係性、そんなものより、心の近さ。
こちらの世界でもそれはすごく実感しています。
誰より愛している◯◯です。遠いはずないですね。
アガサさんのあちらとこちらは重なってるという言葉も、
すごく納得出来ました。嬉しかったです。

いつも私と◯◯の心を大切に扱って下さり、本当にありがとうございます。

また頑張れそうです!

– – – – –

彼は、お父さんの頑張りに対して気にかけていて、

お母さんのことを案じ、

妹さんのことも大事に思い続けています。

とても仲が良い。

子が父に対して思う気持ち、

母に対して思う気持ち、

兄弟姉妹それぞれに対して思う気持ちは

それぞれに 微妙に違うように思えます。

でも、よく見てる。

本当によく分かっておられる。

感心します。

口に出して言わない一途な思い_

自分のためではなく、大事な家族や大事な人のことを思う気持ちは

他界した私達の家族達、親戚、友人、知人、恩師に

どんなふうに伝わるのか・・・

それについて、知る必要を私は感じません。

そして、

彼らが私達のすべてを知っているとも 思えません。

そんなに密着取材のようなことは必要ないと思います。

すべてを知ってくれていなくても、信頼と愛情は変わりません。

大事なのは、心。

相手のしあわせを祈れるのが、愛情だと思うのです。

自分が困窮していても、他界の家族達のしあわせを祈りたい。

自分の困窮は、自分の踏ん張り次第、考え方次第だから。

肉眼で大事な家族の姿が見れない悲しさ辛さ切なさは

言うまでもありません。

大好きな家族と共に暮らせるのをこの目で確認出来ない気持ちは

言うに及びません。

悲しく辛いからといって、大切な人を思う愛情と信頼が

揺らぐはずもありません。

物質界と他界は、重なり合っています。

でなきゃ、交流において 他界と私はどうなってんの?と思います。

交流中、空高く移動しているわけではありません、私。 爆笑

新興宗教の教祖みたいな方々は、そういうのに憧れられるみたい

ですけどね。

なんで憧れるんでしょうねぇ。大笑

自分が今住んでいる長野と、

遠く離れた地におられるご依頼人との物理的な距離よりも

ずっと近くに、大切なご家族はおられるのです。

重なっていますから。

肉眼で見えることが、すべてではないし、すべてが真でもない。

純粋な愛情が含まれていることでさえ、私達の世界において

肉眼で確認できません。

物質の移動でしか わからない。

けれども、真は そうではないのだと教えられます。

純粋な素朴な愛情、思いやりというのは、

光を放っているのだと 思い出すことが出来ました。

こうご報告しているからといって、

交流を不思議系、神秘系だとはお考えにならないでください。

そういうように扱うのが好きな人達の”餌食”になるだけです。

そうした光を肉眼で見よう、あるいは、見たい!などと考えると

頭はおかしくなるし、人格は歪むし、心が貧しくなります。

こうした気づきは、何不自由なく、

何の損失感や絶望感とは無関係な生き方と毎日には、訪れません。

日常において、悲しみや辛さ、切なさ、といった様々な心労を

経験しているからこそ、です。

大事な家族、大切な人の他界を経験なさった方々が

今までと価値観が違ってくるのは、自然です。

真に直面し、真に気づかれたからです。

愛情とは、

心とは、

おひとりおひとりの心で 大切に温め育んで頂きたいと思います。

◯◯くん、また、おばちゃんと話そう!

そして、笑い転げよう!

= 今日の一枚 =

りんごです。
寝とります。

わんこも一匹一匹、性格が違うのがまた可愛く思えます。
りんごは、体内時計の正確さ、他界を感知する(時々)個性を持っています。
特に、体内時計がなぁ・・・正確すぎるなぁ・・・
今は、毎朝ぴったり5時に起こしに来ます。
顔をのぞきこみます。
時計を見ると、5時!(あれまぁ、ぴったりやん)
朝ご飯食べ、家族を見送り、一眠りしたら、ヒーヒー言いながら私をじっとみます。
時間は・・・10時!(これまた、ぴったり)

個性というのは、実に面白いもんです。

アガサ

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