今も、変わらない

交流のご依頼を頂くと、”大切なご家族”が私に近づいて
来られます。
けれども、どなたでも近づいて来られることを許していません。
我が身を守らないといけないのは、子ども時分からの
生きていく智恵、あるいは、動物的反応でしょうか。(笑)

Mさんと交流のお約束した当日の朝、いつものように
自分の内面に波風を立てないよう(笑)に努めていました。
(日常生活は、内面の波風がいつもですから。 笑)


怒り母ちゃんスイッチONです。
「 ほんま、自分にぬるいで! 」
おー恐っ。 家族に対して、口悪く言う怒り中の母ちゃん(私)。
頭から湯気が出ていたのかもしれません。(笑)

頭から湯気がシューシューと沸いている私に、
年齢よりは遥かに若く見える実年の男性がなだめて
来られたのです_

< まあまあ そう怒らないで。笑 >

はっとしつつも、愚痴る私です。
( やらなあかんことがあるやろって思うんですよ。
大人、子ども、それぞれに、やらなあかんことが
ある時は『仕方ないけど、やるぞ!』って、ならんと。
これって大事やと思うんですよ。)

私の愚痴に耳を傾けてくださりながらも、
笑われるんですよ、この方。
怒りモードスイッチONなのに、
愚痴っているのに、
段々と笑えてくる自分がいます。

「 なんで、私、笑ってんの? 」
ブツブツ言いながらも、笑っているのです。

数秒、ボォーとして 自分チェックをしました。
「 そうだった。この方が近くに来られているんだった。」
怒っている自分よりも大きな影響を受け始めていること
を思い出したのです。

「 愚痴を聞いて頂いて有難うございました。もう、大丈夫です。」
男性のおかげで、大切なことを思い出せました。

1時間後ぐらいに、Mさんからスカイプを頂きました。
そうしますとすぐに、あの男性の個性が濃く重なってきました。

Mさんにご挨拶をしますと、
「 イメージしていたアガサさんとはちょっと違いました。笑
 こんな・・・こんなに明るいなんて・・・笑」

Mさんも、私につられて、笑い出されたのです。
重なり具合が濃いので、そのまま、交流に入りました。
お伝えしている間も、笑えてしまい、
伝えられているMさんも、笑われてしまい、
私達はずっと 笑いっぱなしだったような・・・気がします。
「主人に間違いありません。」とおっしゃいながらも笑うMさん。

どうやら、
Mさんのご主人と私は完全に混ざってしまったようです。
二重人格ならぬ、二人人格。

「 見た目は温厚な方なのに、話されるとギャップがあります。
頭の回転がものすごく速いので、そのスピードについていけないです。」
半ば、言い訳がましい弱音を言う情けない自分です。

伝えようと思っている私に、ご主人が次々に話されるので、
どう伝えようかと考えている暇などありません。
同時通訳中に一語でも詰まってしまうと、先程言われたことさえ、
すぐに忘れてしまう自分が難儀に思えます。
( まいったなぁ・・・ すぐ忘れてしまうとこはほんまにかなんな・・・)

お話し頂いた中に、新型コロナウィルスのことがありました。
私達が先行きのこと、色々な方面を心配危惧していることについて、
ご主人なりのお考えを話してくださったのです。

< このこと(学校教育)を書いたら どうですか?  >

( 回想ブログにですか? )

< そう。>

( おっしゃったことは、先生のお考えだから・・・私の考えでは
 ありませんので・・・書いていいものかどうか・・・)

そう言う私に、”そんなこと 気にしないでいいのに” と
苦笑いのようなニヤッとした表情をされたのです。

( 先生が教育委員会や学校関係の偉い人達に話しかけては
いかがです?  私では何の権力もありませんから。笑)

この一連のことをMさんに伝えますと、
ご主人は、以前から世の中の問題についてSNSを通して
発信されていたようです。

では、Mさんから頂いたメールの一部を掲載させて頂きます。

– – – – –

話の内容といい、口調や選ぶ言葉、仕草、、、生前の彼そのままでした。
ありありと彼の姿が目に浮かんできました。
泣いてしまうかもと思っていましたが
笑いすぎて泣くパターンになるとは、、、!
録音を聞き返しましたが、ほとんど笑い声でした!

亡くなったら無になったり、全くこちらと接点がなくなるのでなく、
見えないだけで、繋がっているんだと確信がもてた交流でした。
でないと、ありえない交流の内容でした。

アガサさんが話し終わる前に、どんどん話かけてくるとか、
頭の回転がはやいとか、
仕事ができるタイプっていわれたら、
自分でもそう思いますと言っちゃうところとか
本当に彼そのもの。

今の状態は、非常に落ち着いていて、元気だとわかって安心しました。
ばーんと膝の上に手を置いて、「元気ですよ」っていうところは
いかにもしそうな態度です。

今のコロナの状況について、自分の見解を述べて、
しかもその内容が、アガサさんも納得の内容だったりで、
いつの間にか、アガサさんが、”先生”と呼んでいたのも笑えました。

個性的で、なんか近くにいるだけで笑えてくるんだけども、頼れる。
見ているところが的をえている。。
醸し出す雰囲気も変わらないんですね。

彼から私へのメッセージは
いつも会話しているんだよ、という事。
会話が一方通行のように思っているかもしれないけど
ちゃんと通じてるよ、という事。
思えば交流で聞かせてくれた話は、
私が、いつも問いかけていた質問の答えでした。。!
コロナの話も、彼だったら、なんて言うだろう
(生前、社会情勢についてよく意見を述べていたので)と
話かけてましたし、
今何してるの?とよく聞いてましたし。。。
ちゃんと通じてるんですね。

不安に陥ると、ハートが閉じてしまい繋がりにくくなるから、
楽しく軽やかにハートをオープンにしていてね(みたいな事)を言われたとき
最近は、コロナ騒動で気持ちも沈み、
彼の存在も遠いような気がしていたのは、そういう事だったのですね。

– – – – –

天国・他界・あの世・・・は遠いところにあり、
人は人ではなく、変わってしまうと考えられていました。
そう思うことで、畏怖畏敬の念を保持できたのだ思います。

浮き世(この世)離れした、白い美しい衣を身に纏い、
見た事もない美しい花々、聴いたこともない美しい音楽、、、
というような世界はまるで夢物語のようにも思えます。
確かに、そうした風景を見せてもらったことはありますが、
それらが全てではありません。

他界された方々が見せてくださり、話してくださる内容からは
私達の、うつつの世界(この世)とほとんど変わらないのです。
とっつきにくいほどの美しさではなく、馴染みやすいようです。

大きく異なることは、簡単に表現しますと、
内面によって違ってくる、ということ。

例えば、こういうことです。
こちらでは、いじめをする人、人を騙してお金をだまし取るといった
犯罪に御身を染めた人達だけでなく、
困っている時に懸命に働いている人に対して罵倒するといった
根性が腐っている人達と一般的な私達とは、同じエリアに生きています。
でも、他界では、そうではないようです。
一般的な良心を持つ者と人をいじめ騙し傷つける者とは、混じらないのです。

交流を通して、今も変わらない本人を知ることで安心します。
大切なご家族、大切な人の個性(人柄)を感じることで、私達は
安堵します。

こうしたことを知ることによって、私達は他界した家族や友人知人への
心配や不安を軽減できるように思います。

家族を思う気持ち、愛する人を思う気持ちが嘘偽りではなく、
同じ土俵で生き抜いてきた日々_
良い時もあれば、怒りスイッチONの日々もあり、
そうした日常を積み重ねてきたからこそ、
肉眼には見えない繋がりが在るのです。


他界の方々がおっしゃること_
“二つの世界は繫がっている” ということ。
読んでくださっているあなたの心に刻み込んで頂けるのを願います。

心に刻み込むことで、
大切な家族、大切な人は今も確かに生きていると実感できます。
(頭で理解することとは違います。)

他界の人達は、私達を案じ、
私達は、他界の愛しい人を案じているのです。

Mさんのご主人がおっしゃっていたように、
心を開いていれば繋がりを感じるのです。

悲しくても、心が開いていれば繫がりを感じます。
気楽でも、心が閉じていれば、繋がりを感じ難い。

“心は、深く、太く、繫がっている”

このことを何度でも申し上げたいと思います。(笑)




りんごの散歩道にある花壇です。
こんな美しいお花を見れるのは地区の方々のおかげです。
市内に越してきて思ったのは、お花を育てておられるお家が多いこと。
ほとんどのお家の玄関先にはこうした花々を育てておられるのです。
寒冷地だから、春が待ち遠しいのでしょうね。
アガサ
+36

2件のコメント

  • アガさん&ご家族皆様お元気ですか?
    GWと自粛と…いかがお過ごしでしょうか…。
    私は元々ひきこもりなので、ストレスなど溜まらず…自粛(ひきこもり)してます。不安はありますが、自分の考え方次第だと思うようにしてます。
    今回のMさんやアガサさんが言って下さったような所に息子がいると思うと安心します。いじめる人とは混じらない世界。
    二つの世界が繋がっているんだなぁ。なかなか繋がっていると感じる事が私には分からないのが本音です。心を閉ざしてるのかもしれません。難しい…。でも、他界の愛しい人を案じてます。

    • 晴代様
      コメントを有難うございます。
      普通に、自粛をしています。元々、出歩いたり、人混みに行ったりするのが苦手(しんどくなるので)ですので、自粛によるストレスはありません。
      ひきこもりという言葉も、どこか一般的ではないように思っておられた方々が多いと思います。神経症みたいな、ね。私は全く、そのようには思っていませんでした。ものすごく、強いんだなと思っていました。強くなければ、ひきこもれないですよ。
      世界中がそうなって、自粛できない人達の多いことに、逆に驚きました。自分と対峙するのが自粛(ひきこもり)ですから、本来の姿に沿えるかどうかです。自粛をどう感じるか(出来るか出来ないか)で、今後の生活や生き方に大きな影響を受けるでしょうね。
      繫がっていると感じることが分からないのは、ほとんどの方々がそうだと思います。長年、肉眼肉耳で見聞きできることをメインになさってきた場合は、どうしても、心が閉ざされがちです。(←悪いことではありませんので誤解されませんように)
      まだまだ、”才能や能力という区別をされている・区別されたい”と思っておられる方々が多いのですが、そう思っている・そう思われたい気持ちがあるうちは、真に理解するのは難しいと思います。
      お子さんは、伸び伸びとなさっておられて、多くの気の合う同世代の方々や年代を越えた方々と活き活きと交流されていますよ。それが、他界です。
      お子さんを案じることと憐れむこととは違います。案じることは愛をこめて祈ることだと思っています。大丈夫ですよ。

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