しっかり者の娘さん
ご依頼の申込は 約3ヶ月も前でした。
季節は 秋から冬へと移り変わり
新春らしい晴れた日。
風がないと陽射しは春めいていて
眩しさが増してきました。
お約束の時間より アガサモードとなり
内心、(準備時間には早すぎる・・・)
そう思っておりましたが、
身体は勝手に お迎えの準備。
お約束1時間程前にかかってきた1本の電話。
どなただろう・・・
お待ち合わせ場所に早く到着されたご依頼人
Rさんからのお電話でした。
お電話を頂けてよかった_
心から そう思いました。
1時間も待って頂くような場所もないので
気の毒すぎます。
「お電話を頂いて、本当に良かったです。」
そう私は 心からため息まじりに笑いながら
話しました。
緊張されていることと思い、他愛もない話
お天気のことなどを話しつつ、お茶を入れ
静かに調整して行きました。
おじいさんと呼ぶには、困るほどのお若い
男性が表れ、一緒に持ってこられた物や
お気持ちを話してくださいました。
お気持ちが私に重なって来、
その愛情の多さや純粋さに 心を奪われ
おじいさんの目から流れる愛情の涙が私の
目のからも流れ落ちました。
そして、一緒に来られた方へと私は
移行していきました。
( まだ、間もない・・・)
そう思いましたが、次第にはっきりと
伝えてこられ、彼女に集中しつつ
お伝えしていると、気づけば
Rさんが 泣いておられたのです。
確認をとるのは 野暮なこと_
そう思い、彼女に集中しながら
お伝えして行きました。
実に しっかり者の娘さんでした。
私に慣れてくださると
お気持ちや、あちらで経験されていることを
話してくれました。
印象的だったのは、娘さんが
” 帰りも喋って帰ろうね。って
お母さんに言ってください。”
とおっしゃったので、
そのままお伝えしました。
Rさんは 大きな瞳をさらに大きくされ
感極まり涙を流れて、こうおっしゃいました_
「 こちらに来る電車の中で、
心の中で 娘に話しかけていました。
手を 繋いでるような気がしていました。
あぁ、そうなんですね。
そうですか。そう言ってくれたんですね。」
あぁ、だから、
「 帰りも 」とおっしゃったんですねと
私もとても嬉しい気持ちになりました。
母と手を繋ぐ。
私は 何十年前だったろう・・・
そう思いました。
” 親と手を繋ぐ ” って、本当に
幸せなことですよね。
Rさんは、私が対話しやすいように
たくさんの愛情を私にも送って下さいました。
優しい穏やかなお心に 心から
感謝致します。
お心のおかげで、天国の対話は
非常に 通りが良かったです。
これは 霊媒の能力ではなく、
愛の威力です。
ありがとうございます。
冬休みの間、対面はお休みをさせて頂きました。
年末に風邪をひきましたが、のんびりと
過ごさせて頂きました。
こうして、お休み明けの初日からご機会を
頂けることに 本当に 頭が下がります。
アガサ 葉山在住 霊媒 Agatha
~天国の人々の思いを伝えています~
霊交信(霊界通信)公開霊視