ドラマのように・・・
他界との交流は、二日前のことであっても
遠い昔のように思えたり、
一ヶ月程前の交流であっても、数日前のように
思えることもあります。
さて。
今回もほとんど覚えていませんが、何気なくメールを
拝見して印象的なことを思い出しました。
それは、Kさんのご機会の前夜のことです。
前夜8時半ぐらいだったでしょうか?
(わが家は8時になると寝る準備をしますから多分その頃です)
私に近づいてこられた方に気づきました。
( 申し訳ないのですが、当日のその時にお越し頂きたいと思います。)
< ・・・の妻です。>
( そうでしたか。明日にお話を伺いたいと思います。)
< あなたの、あのぉ・・・なんというか・・・>
少し言いにくそうになさっていましたので、黙って聴くことにしました。
< あなたの身体をお借りしたいのです・・・>
( え?・・・)
一瞬、驚きました。
( いいえ、それは出来ません。申し訳ないですけれど。)
< でも・・・>
そう言いかけて何かをお考えになっておられましたが、
しばらくして、私から離れて行かれました。
( そういうことは良くない。それは現実的じゃないんですよ。)
女性に話しかけるように、
あらためて自分に言い聞かせるように、呟いていました。
翌日、Kさんをお迎えして交流をはじめ、
交流も終わろうとしていた時のことです。
私的に、すっきりしない ” 何か ” 。
” 何か ” を伝え忘れているような気がする・・・。
それが何かであるかさえも、わからなかったのです。
次の瞬間、私の口から出た言葉で結果、ストンと納得出来たのです。
「 Kさん、昨夜のことなんですけれど、夜8時半ぐらいでしょうか、
私に近づいて来られたんです、奥様が。
それで、ですね・・・あのぉ、ちょっと言いづらいような気もしますが
失礼となればお許しください。」
「 はい。大丈夫です。」
「 奥様が、私に近づいて来られて、何と言いますか、何かを考えながら
おっしゃったんだと思います。そういう雰囲気でしたから。」
「 はい。」
「 私に < あなたの(アガサの)身体をお借りしたいです。>
とおっしゃったんです。
私は『それは出来ません。現実的ではないですよ。』と
申し上げたのです。」
こんなことを突然言われたら困るなと思いながら、
自分のなかにある常識と葛藤しながらも話しました。
すると、Kさんはちょっと驚かれたような、
だけど どこか嬉しさがにじみ出るような雰囲気で
こう話してくださいました_
「 以前、私と妻は熱心に見ていた外国のドラマがあるんです。
そのドラマでは、あちらにいった人が霊媒だったかな・・・
こちらの人の身体に入って、家族を探す、というようなものでした。
妻は、とても熱心に見入ってまして、何かそのようなことを
話していたと思います。」
「 なるほど!あぁ、そういうことだったのか!
Kさん、ありがとうございます。
おかげで 理解出来ました。
あぁ、そういうことだったんですね。」
もちろん、そういうことは現実とは違うということを
おふたりはご理解なさっているでしょう。
けれども、
そうしたことも愛情から発せられることだと思います。
奥様のお気持ちは、お察し致します。
ドラマと現実は違うということもご理解なさっていることも。
ご主人のことが本当に大好きな奥様。
だけどだけど、
駄目もとで、、、
万が一にでも可能なら、、、
そのように思うことは誰しもあると思います。
このことで、奥様だということが
揺るぎない確信になったのは言うまでもありません。
家族への愛は、どのような素晴しいドラマでも
表現出来ないと思います。
愛深く。
一ヶ月前ぐらいの、日曜散歩の時にパチッと撮りました。
コスモスの花は好きです。
誕生月あたりから咲く花でしたので、意識するんでしょうね。
自分の影が映ったりしましたがご勘弁を!
アガサ