場に馴染む

先日、勉強会に 呼んで頂いた。

会場は 整理整頓され、

空調や お香を焚いていて下さったりと

心遣いに 感謝するばかり。

ご参加される方々が来られる前に、

会場の いろんな場所に 座ってみる、

立ってみる。

そうして、

しばらくの間、端っこの方に 座っていた。

そして、

次々に 入ってこられた。

ある方の 小さなつぶやきが

私の心を 嬉々とさせて下さった!

「 先生だと 思わなかった・・・」

初めてのご参加の方のようで、私の顔など

ご存知ない。

この方のこのつぶやきを聴けて

心の中で 私は 万歳をした!

外見で それらしく見せることは

誰にでも 出来る。

濃いめのお化粧をしたり、

インパクトのあるネックレス等を

身に着けたり、

それっぽい話し方・・・をすれば、

大抵は

” いかにも●●らしく ”

見せることは出来る。

それらしく見せることや

気取ることには、

私は昔から、全く興味がない。

普段通りの、

ありのままの自分でいたい。

伝え手だからといって、人様よりも

一段上に 居るわけではない。

一歩先を 歩いているわけではない。

真理を

悟ったようなつもりは

さらさら ない。

真理や霊界に 

修了書や認定書というものは、ない。

勉強会という場では

場所的には、人様の前に立っているが、

位置的には、参加する一人。

魅力的な参加者の方々おひとりおひとりと

私もおしゃべりしたいと思う。

でも、

世の中にはびこる「誤解」「迷信」などを

ご参加者の方々に是非とも払拭して頂きたいと

思うこと_

それらは、伝えたいことでもあるし、

伝えなければならないことだと思っている。

神様、天使、守護霊様、ガイド、宇宙の何たら・・・

そういったことに 熱心になるのではなく、

現実の生活、日常を自分で何とかする!

人からのサポートはあるにせよ、

まずは、

自分が しなやかであることの大切さを

思い出して頂きたい。< 遠いところからのご参加、 万障繰り上げてのご参加、 いろいろなご事情や段取りをされて ご参加される。 「 この場の雰囲気が良くて しあわせです 」 と、おっしゃる方もいた。 ご参加される方々の誰ひとりとして、 「自分はすごい」 「自分には能力がある」 他の人よりも私は!といった欲が 空気に混じっていないから、 本当に素晴らしいと思う。 だから、とても居心地が良い。 ひとりでも、 そういったことを胸にひそめたり、 よぎったりされると、 その途端、 場の空気はガラッと変わる。 そういうのは・・・・ すぐに わかる。 回を重ねるごとに、 ご参加される方々のエネルギーにより 場が さらに美しく、 居心地良くなってくる。 一重に、 キッカケを創って下さった方と ご参加者全員の方々との信頼関係に寄るもの。
信頼で成り立っている場所に

立たせて頂ける恩恵に預かり、

いつも 身の引き締まる思いがする。

伝え手が

どこの誰であるか という事よりも

参加者全員が、

佳いエネルギーに なることが大切。

誰が霊媒であるか、

誰が講師であるか、

わからない程、

溶け込めるのは、本当に素晴しい。

特別感は、要らない。

特別になりたいと願っているうちは

何も 見えてこない。

何も 心に届かない。

普通が最高。

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