ほら、見て!
髪の毛の先がくせっ毛なのか、寝ぐせなのか・・・
どちらにしても、元気よく 私の方へ走ってきてくれた
男の子。
「 小学校3年生ぐらいにも見えるかなぁ・・・」
お顔の感じなどを描写しながら Eさんに伝えます。
お電話をくださったEさんは、
電話の向こうで 伝えるたびに
「そうです。そうです。」
と、丁寧に相槌をくださいました。
「 息子は、4才で天国へ行きました。」
「 あらま、でも、この子はどうみても
小学3年生ぐらいに 見えますよ。」
「 ええ、でも、息子です。」
「 でも、年齢がちょっと・・・」
と 言う私に Eさんは優しく、
何やら心躍るような空気感で 話してくださいました _
「 私の誕生日の日に ○○○は夢に出てきてくれたんです。
4才ではなく、小学校3年生ぐらいに成長したあの子でした。」
「 あら まぁ・・・」
もう私は、何も言えませんでした。
言う必要など ありません。
「 そうですか!」
母親同士の気持ちは繋がれ、とても安定した空間に
成って行きました。
「 あれ? 先週、来てくれた子だね。
あぁ、そっか。そうだったんだ。
Eさん、すみません、勝手に話して。
どういう意味か言いますと
先週、他様のご機会の時に来られたので
描写するも、他様はお分かりにならなかったのです。
ご家族に会えればいいなぁと思っていたら、
Eさんの子どもさんだったんですね。
そっかそっか、良かった。
会えて 良かった。」
「 あぁ、そうなんですか。私、先週末に
『 来週はアガサさんとお話するから、
アガサさんのところに来てね。』って
手を合わせて話していたんです。
そうですか・・・。」
そうして、○○○くんに注目しますと
< ほら、見て!>
何だろうと、目を凝らしますと
小学生の男の子らしく? 人差し指と親指で
捕まえた虫を見せてくれているのです。
( あぁ、虫を捕まえたんだね!)
虫が苦手な私は、半ば、どきどきしながら
( もう十分にわかったからお母さんに伝えるね。)
虫を捕まえたことを 興奮気味に 誇らしげに
教えてくれていますよ、とEさんに伝えました。
「 そうですか。あの子、成長してるんだ(泣)・・・
○○○は、虫が苦手だったんです。
虫を掴めるようになりたいって言ってたんです。」
「 ○○○くんは、ちゃんと成長されていますね。
嬉しいことですね。」
「 はい・・・(泣)」
「 あれ、今度は・・・ん? どうして、三輪車に乗ってるのかな?
小学3年生ぐらいの子が 三輪車に乗るってちょっと・・・(笑)
面白いですね(笑)。」
「 三輪車に乗ってるんですか?!
まぁ・・・実は・・・○○○が天国へ行ったあと、
弟が生まれまして、そろそろ、三輪車を買おうかと
考えて選んでいました。
何をするのも、○○○と一緒に遊んでいる、生活している、
というふうに心の中で思いながらいるのです。
足をひっぱってはいけないと思うのですが・・・」
「 足をひっぱるなんていうことは、迷信です。
実際にこうして、○○○くんは成長されています。
それをお母さんに知らせたかったのでしょう。
よかったですね。」
Eさんのお子さんが話してくれることを
伝えているうちに、おばあさんも来られました。
生前のおばあさんらしいことをいくつかおっしゃって
< ・・・よぉー、来たねぇー >
「 Eさん、おばあさんが『 よぉー、来たねぇー』って
おっしゃっていますが、意味がわかりますか?」
「 あ、そうですか。はい、わかります。
私は○○市に住んでいるのですが、最近、祖母が
住んでいた○○県に行ってきたところです。
そうですか。おばあちゃん、ありがとう。」
おばあさんは、ご自身で大切になさっていた
家族の在り方、
家庭の在り方、
を織り混ぜて Eさんに心を話しておいででした。
終始非常に電波の通りが良く、驚く程でした。
普段の倍以上の通りの良さに、私は少々あっけに
とられっぱなしのご機会と成りました。
< ぼくね、これ、好きなんだよ!>
( えぇ? 何それ? ウィンナーの長いような形だね。
お菓子だね。なんていうお菓子なんだろうね。
美味しそうに食べてるね。)
< うん!>
笑顔いっぱいに 言ってくれたね、○○○くん。
Eさんに伝えますと、
「 それは、○○○の大好きなお菓子、アイスです。」
と 嬉しそうに話してくださいました。
子どもと話す時、私は時間も世の中の鬱蒼としたことも
私の中から消えます。
子ども嫌いと思っていた私。
とんでもない!
子どもがこんなに愛しいと思えるなんて
なんて素晴しいことだろうと思います。
子どもの心は 本当に美しいのです。
早々にくださったEさんからのメールを
一部掲載させて頂き、
読んでくださっているあなた様の心に
温かみがさしますように。
– – – – –
心暖まる時間をありがとうございました。
まだ嬉しくて心が温かい気持ちです。
より一層、○○○を側で感じる事が出来て、
幸せな時間でした。
感謝の気持ちでいっぱいです。
私と○○○、住む世界が違っても、
ずっと家族、ずっと仲良しでいたいと思います。
– – – – –
成長し続ける○○○くんは、
小学生らしく ふっとお母さんに甘えたくなったようです。
「 Eさん、今ね、○○○くんが ふっと
お母さん恋しいって 思ってるんです。
寂しいのとは 違います。
ただ恋しい、甘えたいんです。
良いでしょう?」
時間にして 1分ほどだったでしょうか、
○○○くんは、お母さんに抱きついていました。
私は もう 胸いっぱいでした。
天国に住んでいるわが子も
この世にいるわが子と一緒に育てる。
本当に素晴しいことで、
なかなか難しいことで、
だけど、
真理は 身近な生活の中にあるのだと
再確認いたしました。
○○○くん、
また 遊ぼうね!
27th May 追記:
後日、Yさんが下さったメールの一部です:
「 私の時に出てきた男の子はEさんのお子さんだったのですね。
お母さんに会えて良かった〜。私も嬉しく思いました。」
Yさん、優しいお気持ちと言葉をありがとうございます。
アガサ 葉山在住 Agatha
~天国の人々の思いを伝えています~
天国との対話(霊交信 / 霊界通信)