” ありがとう ”
ご機会の時まで待てない、あちらに引越された方々も おられます。
この方も そのおひとり。
早朝起きるか起きないか・・・そのさなかに
< 家に帰りたかった・・・>
そう 私に話される声で 目が覚めました。
いつものことながら、しばし ぼんやり。
( この声の男性は 本当はお家に帰りたかったんだ・・・)
ひとりひとり 様々な事情があり、思いやりがあって
言わない気持ちだって あるよな _
( 間違えなく 届けてあげたい )
いつも そう思い、日常に戻ります。
娘さんとおふたりでお越しになる。
娘さんが小さいお子さんだったら・・・
まぁ、絵本はあるし、くまさんのぬいぐるみもあるし、
いざとなれば、LEGOブロックもあるから いいか・・・
そんなことを思っていると 到着を知らす電話を頂きました。
とっても可愛い元気な声!
待ち合わせ場所に向かうと 親子というよりは、
友達同士のような女性がおふたりでした。
我が家にお越し頂いて、少ししてから
静かに ” 対話 ”へと入っていきました。
すると、
ひとりの男性が 来られました。
容姿やお人柄といった伝わってくる描写を伝えたあと、
お会いする前の調整時間に 話してくださっていたことを
Tさんと娘さんに伝えてゆきました。
「 家に帰りたかった、そうおっしゃるんです。」
「 すごく息がしづらくなりました。
肺が息苦しくてね、私も、困ったなと思うほどです。
そして、酸素マスクっていうのかわかりませんけれど
ほら、こういうマスク(手でジェスチャーをし)、
” マスクをとりたい ” って 思っておいででした。」
「 靴に関して おっしゃっていますね・・・
靴が好きなのかな?・・・う〜ん、これについては
はっきりした内容がまだわかりません。
きっとあとでわかるでしょう。」
「 ” 母に会った ” っておっしゃるんですよ。
そして、
万感の思いをこめて、
” ありがとう ” って。
そうおっしゃるんです。」
そうしたことを立て続けに 伝えました。
気づけば、Tさんも娘さんも
目を真っ赤にされていました。
( おわかりになったようですよ、ご主人。)
ご主人は、安堵されている様子を私に体感で
知らせてくださいました。
このあとも、いろいろとお話になりました。
最愛の妻にむけて、
最愛の娘にむけて、
とても素晴しく私に話しかけてくださったご主人、お父さん。
以下、Tさんから頂いたメールを部分的に掲載致します。
– – – – –
お話の最初の、肺が苦しい、母に会ったよ‥‥
もうそれだけで主人だと思いました。
3日前からアガサさんに連絡を取っていたなんて‥
私も逢いたかったけど主人も逢いたかったったんだなぁ―と、
嬉しく成りました。
(中略)
主人も、私の事を安心させよと、アガサさんに
お話ししてくれたんだと思うと‥涙が溢れます。
私は亡くなってからも主人を愛してます!
(中略)
アガサさんが交信の中で‥‥
ご主人が「親父の一言が悪かった‥ゴメン!」と、言ってますよ。
その言葉‥主人の言い方そのものです!
何度聞いても涙が溢れます。
(中略)
主人の気持ち伝えて下さって、本当に有り難うございました。
心穏やかに生活出来そうです。
– – – – –
「 もし、主人が来てくれたら・・・と思って
質問することを書いてきたんです。」
とおっしゃいながら、メモを出されました。
でも、
そのメモをTさんはご覧にならなかったと思います。
見る必要がなかったのです。
ご主人が 早々に 話しされていた中にあったからです。
そのひとつをご紹介しましょう_
「 主人が他界したあとに、主人の母が他界しました。
あちらで会えたかなぁ・・・それが気になっていたんです。
それを尋ねようと思っていましたけれど、
もう 主人は 言ってくれてました。」
靴のことも・・・(大笑)
これは、Tさんと娘さんの愛しい楽しい宝にします。
そして。
ご主人の他界後、
Tさんがずっと泣いておられた” ある事 ” についても
ご主人は、真実を話されたのでした。
誤解が解けたことにご主人は安堵され、
しみじみされていました。
万感の思いをこめて、
< ありがとう。>
そうおっしゃったご主人の言葉の意味が
私にも わかりました。
よかったです。
私も安堵しました。
アガサ 葉山在住
~天国の人々の思いを伝えています~
天国との対話(霊交信 / 霊界通信)