家族

左前腕の奥の方へグイグイとした痛みが起こり、

(この痛みは、針を刺されるような痛みだ・・・

 注射を何度も打たれていたのだろう。)

そうこうしていますと、若い女性がうっすらと” 訪問 ”くださった。

< ・・・入っていいですか?>

とてもふんわりとした優しい雰囲気の女性。

とにかく、

ご依頼人Mさんからのスカイプ通話連絡が あるまで

待つことにしました。

ほぼ定刻に、ご依頼人Mさんから通話連絡を頂きました。

空気のざわめきを感じ、

( ご家族の方々もご一緒かな? )

そう思ったまなしに、Mさんが

「 父と母と叔母もいます。よろしくお願いします。」

と教えて下さいました。

若い女性で雰囲気や性格などを描写しますと、

すでに、Mさんとご家族はお分かりになるようでした。

依頼人であるご家族が、心で自分だとわかってくれると

” ご家族 ” は、とても喜ばれます。

その喜びや感動はダイレクトに私の体感として伝わるので

( あぁ、喜ばれているんだなぁ。)

と確実なものに成るのです。

誰しも、認めてもらえると 嬉しいですもんね。

娘さんは、

何やら心をこめてハガキかカードに書いている思い出を

見せてくれました。

( それは、手紙? ハガキ? カード? )

とにかく、心をこめていることをとても伝えて来られる。

スカイプ電話の向こうでは、ざわざわし始めつつも

私は娘さんの伝えたいことに集中し、

「 手紙ではない・・・ハガキか、カード。

 小さめものだなぁ・・・

 家族にあてたもの。確かに贈られたと思う。」

そう つぶやき続ける私は、

彼女の気持ちに近づけたい。

すると電話口の方で、お母さんの声が聞こえました。

「 小学生の頃、誕生日カードをもらって

 ずっと財布に入れています。」

と涙声で教えてくださいました。

それを知って、彼女は感動していました。

お父さんへは、口先だけじゃなくて本当に

健康に気をつけてほしいと、

( これもその通りらしい。)

叔母のEさんには・・・

お互いに笑っているところを見せてくれて、

これからも話そうよ、と。

( これもその通り。)

ご依頼人Mさんへは、

< よくやってくれています。

 両親のこと、みんなのこと、頼んだよ、って

 伝えてください。>

そう伝え終わる前に、Mさんは泣き出された。

姉妹だからこそ、通じるものがあるのだと思います。

家族だからこそ。

手芸をしていたことも思い出されていて、

( あなたは器用ね?)

< ううん。器用というわけではないけど、作るのが楽しかった。>

お母さんは、娘が子どもの頃に作ったものを今も持っておられるそう。

< そんなに食べられないよ。>

と彼女はお供え物のことを話し出しました。

そう伝えますと、電話の向こうでは大笑い。

彼女も、嬉しそう。

< 恩を返したいんです。みんなに。孝行したい。>

そのまま伝えました。

彼女が話してくれることは すべて

ご家族にはわかることでした。

他界した、亡くなったといっても

無になるのでは ありません。

個性は残ります。

無になるのであれば、私は 伝えられない。

ご依頼人と” ご家族 ” とのやりとりを通して

強く私の心身に語りかけてくれます。

拙ブログに記録を残すことで、

読まれているあなたの心にも語りかけられます。

あちらのことを信じてほしいために、綴っていません。

ご家族との愛、信頼関係を信じて頂きたいから

綴っています。

信じることは、盲信とは違います。

盲信には、自分が存在しません。

なんでもかんでも言われたまま・・・というわけです。

ですから、いけない。自分が存在しない。

人がどうこう言うことよりも、

人がどうこう書いたことよりも、

自分が日々、経験していること、

平凡極まりないと思われるこの日常から現実から

経験(学び)することを大切になさってください。

家族との日常は、決して空想ではないのです。

家族と自分の心に、歴史として残っているはず。

それらを誇りに思って頂きたいのです。

思いやり、感謝は、

まばゆい光となって、愛しいご家族に届くでしょう。

特別なことをしなくても 十分なのです。

( 特別なことは、続かないですから。なんでも。)

ご家族のみなさん、良うございました。


家族が種から育て、苗になりました。
広い地面で存分に大きくなってね。

アガサ 葉山在住
~天国の人々の思いを伝えています~
天国との対話(霊交信 / 霊界通信)

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1件のコメント

  • 結婚して、すでに実家にはいない長女です。
    この度は有難うございました。
    なかなか、わたしが伝えても家族だから気休め程度の、そこそ信憑性が内容で、なかなか母に信じてもらえませんでした。
    当初から、痛くないよと伝えても泣き崩れるばかりで。
    今回、先生とお話できて、多少落ち着いたようです。
    Mは明るさを取り戻してきました。
    たまに体調を心配して私のところにくるCは本当に優しいこだと、涙が止まりません。
    本当にありがとうございました。
    先生のかわりにはなれませんが、自分の感じる範囲で、家族に伝えていこうとおもいます。

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