理想の教育環境
ひょんなことから、ある学校を知りました。
これは、京都にある公立学校です。
” 理想としている教育環境が在ったんだ!”
感激ひとしおでした。
理想とする教育環境は、
小学校と中学校が一緒になっている、
1クラス少人数、
自然環境の中、
自然を育てる_
分校タイプです。
京都は大学が点在する土地柄もあってか、
教育熱心なイメージがありました。
昨今の日本の教育関連のニュースは、
いじめによる悲しいニュースが多く、
また、
教師による非良識な事件ばかり。
いじめは学校現場だけの問題では、ありません。
親も 子も 先生も 皆が皆、忙しい。
他を思いやる心が小さくなっているように思われます。
心の余裕、時間の余裕が そうした結果を招いているのでしょう。
勉強をするだけの場なら、学校に行かなくても良いと思っています。
個人でやった方が、自分のペースで出来るでしょう。
なぜ、学校に行くのか?
なぜ、幼稚園や保育園に行くのか?
親が働いているから・・・だけではありません。
家庭では、味わえない経験を同じ年頃の人たちと経験できるのが
学校だと考えています。
親の方も、
学校に通わせておけば、勉強も共同生活も教えてもらえる_
つまり、親が伝えること(躾や人生を生きること等)も
学校に 任せっきりとなっているのが現状だろうと思います。
ここが教育において、学校に対しての勘違いと責任転嫁の発端だろうと思います。
日本の教育現場は、変わっていくでしょうし、
変わっていかねばならないと思います。
今までのやり方では、すでに 歪みが出ています。
学校の価値というのは、
生徒人数(マンモス校)や 所在場所(住所)、
学校の名前ではありません。
外見的なことで判断するのは、もう古い。
子ども達が健やかに育っていくには、
学校の名前や大きさではなく、
子ども達をとりまく大人達の「 心 」。
親や先生、学校をとりまく大人達、
子どもがいるいないにかかわらず、です。
そうした大人たち、私たちの心の余裕が
子ども達へ大きな影響を与えています。
与えます。
” 田舎で子どもを育てたい。”
そういう若い世代のご家庭が増えているようです。
最もなことと思います。
気象の変化、世界の変化、日本の変化、、、
これから先を考えてゆくには、
お金があっても、そのお金の価値はいつ変化するかわかりません。
日本の経済と政治は、そういう方向に動いているようです。
何があっても、
何が起こっても、
冷静に、
前向きに、
乗り越えてゆく考えと行動力は、
子ども時分に どれだけ 余裕の心と時間を過ごせるか?
これに還ってきます。
故郷 京都に こんな素晴しい公立学校が在ったなんて
知らなかった自分が恥ずかしいぐらいです。
公立でそうしたことを実現させている自治体は
他に多くあるだろうと思います。
本当に素晴しいことです。
わが家に引越が持ち上がった場合、最優先するのは、
学校が「 分校 」であること。
学校名で いい年した大人が 判断することほど
情けないことはありません。
そんな姿や心を わが子に感じさせることなど
したくありません。
この素晴しいニュースを知らせてくれた友人に
感謝です。
母の日に、連れ出されました。
なんだろうと後ろを歩いていき、しばらく待つことに。
( 何してんのやろう・・・)
そう思ったまなし、子どもが「 はい!これ。」と くれました。
「 うわぁ〜、めちゃくちゃキレイで可愛いやん!ありがとう!」
そこらに咲いてる花をまるで、花屋さんのように選びながら
小さな花束にしてくれました。
家に帰り、水に浸しましたが、その夕方には へにょとなりました。
それを見かけた子どもは、ちょっと悲しそうな顔をしたので
「 お花は摘み取ってしまうと、小さなお花ほど早くこうなってしまうけど
きっと、○○○に大事にされて嬉しいって思ったと思うよ。
お母ちゃんは、そう思う。すごく嬉しかった。ありがとう。」
と話しました。
小さきものを大事に思えることは、とても大事なことだと私は思います。
いつか、子の人生でそう出来る日がくることを祈って。
アガサ 葉山在住
天国との対話 愛しい家族との時間
~天国の人々の思いを伝えています~