私だとわかってほしい気持ち

お子さんを亡くされた方からのご依頼でした。

始める前に、

すでに、お越しになっていました。

時間になって、お電話を頂き、

ご依頼人様の緊張をほぐしながら、

穏やかに交信を始めていきました。

数名の方の交信を終えたあと、

全身に、ものすごい感覚が走りました。

とても強い興奮状態。

「 ◯◯◯とおっしゃいます。
 このお名前に、聞き覚えがありますか?
 ご存知でなければ、わかりません とおっしゃってください。」

と、お伝えしました。

ご依頼人様は 一瞬、ハッとされました。

そうしている間に、私の胸が苦しくなり、

肺がつまってくる感じで、息苦しくなってきます。

それも、懸命にご自分のことを伝えようとなさいます。

<自分だと わかってほしい。>

その気持ちは、何度経験しても

そのひたむきさに 胸を打たれます。

「 娘です。そうです。

 あの子は、お友達みんなから、そう言われてました。」

と、泣きながらおっしゃいました。

お嬢さんの性格、容姿が少しずつ伝わってきます。

すべて、伝えます。

やりとりが続き、お嬢さんの感情が、

さらに強くなってきます。

通信が終わる頃には、

ご依頼人様の思いや悲しみも、

多少ですが、穏やかになられたようです。

何よりです。

お電話を終えようとされる前に、私への

労をねぎらって下さいました。

お心の優しさに、とても救われました。

伝わってくる内容をより正しく、純粋にお伝えできるように、

平々凡々たる普通の感覚を大事にしています。

なぜなら、私は、どこにでもいる普通の人間ですもの。

アガサ

+3

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Translate ≫