しあわせだと気づく
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気づく。
何もなしで、
気づく感動が 訪れるわけではない。
試行錯誤、夢中になる、暗中模索、
といったことを
次から次へと経験した後に、
ふぅ~っと、春のそよ風のように、
あるいは、
ある日突然、電光石火のように、
訪れる。
ああ、そうだったのか・・・
と。
人によっては、
本によっては、
「苦労などすすんでしなくていい。
あなたはもう十分に云々。」
と慰めのようなことを言われたり、
書かれたりする。
私も 10代、20代は、そういう言葉に
慰められた時もあった。
一時的には慰められる。
そんなような気がしていた。
でも、
人生は、そんな甘くはない。
慰められることも時に必要だが、
慰められてばかりでは、何も 変わらない。
甘い汁だけ吸う人生に、
何の進歩も 気づきも、訪れない。
逆に、魂が、心が、ぼんやりしてしまう。
心の栄養とは、ならないようだ。
癒されたい、
愛されたい、
しあわせになりたい、
キレイになりたい(外見)、
といった誰でも描くことを私も夢見た。
そう思うと、私の心には、いつも、
「誰か」の声が響き渡った!
” 傷は掘り起こせ。
膿みを出せ。
そうすることで
芯から傷は治る。”
厳しいけど、その通りだと思った。
今も、そう思っている。
日常に起こる色々なことで
心を磨いていけるのだと思う。
不思議に、
嬉しいことはあまり覚えていない。
逆境の時に、
悔いなく踏ん張れたことに
しばらくしてから、しあわせを感じる。
” あれで、良かったのだ ”
と。
私の好きな言葉をご紹介します_
「 道をひらくためには、
まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ、
遠い道のように思えても、
休まず歩む姿からは、
必ず新たな道が開けてくる。
深い喜びも生まれてくる。」
(松下幸之助さんの言葉より)
アガサ
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