桜の下で 〜 映画のワンシーンのよう 〜
先日の交流時、
来られた方の描写をお伝えしたのですが、
お心あたりがなかったので、” その方 ” には申し訳ないですが、
その方についてお伝えするのをストップしました。
だけど・・・・
いつもと「何かが」違う。
何か、ひっかかる感じがするのです。
数日後、
別の方から、突然のご依頼を頂きました。
どうしても近々に・・・と願われていました。
他界後、日が浅いので、来られるかどうか・・・
全く私には検討もつきませんが、ということを
ご了解を得ましたのでご依頼をひき受けました。
その前夜、お布団に入った時に、
” 先日のあの方は、
明日ご依頼人のお父さん “
と思いました。
そう思いながらも、翌朝にはすっかり忘れました。
当日、スカイプで始めました。
いつもの通り、調整し始めると、来られていました。
” 先日の方だ・・・ “
先日よりも、詳細に渡って伝わってきます。
先日、私に見せて下さったものをまた、見せて下さり、詳細も伝えて下さった。
私には意味がまったくわからないけれど、
来られた方と ご依頼の方だけにおわかりなったようです。
いくつか、伝えて下さった内容で、
「 父です 」とおっしゃるが、
内心、私は、まだ、何か物足りない気がしていました。
そうして 見せられたのは、満開の桜の木の下で、
父と少女が、桜を見上げるシーンでした。
満開の桜。
桜の花びらが舞っている。
ゆっくり 美しく 舞っている。
まるで、
映画のワンシーンのようだ・・・
この美しさを、見たまま伝えることが出来れば、
そう祈りつつ、拙稚な言葉を数珠のように繋ぎ
お伝えしました。
泣いてらっしゃった。
桜を父と娘で見上げた時の、
その男性の気持ち、感情が、一気に押し寄せたのです。
月日が流れ、
父と娘の絆が さらに深まるの感じ、
親子の愛が温かい。
” ああ、人って こんなにも温かい “
伝えることをお伝えして、
お父さんは、すっきりされていました。
私も嬉しかった。
伝えることが出来て、良かった。
アガサ