生き急がずに

手をかざして何かが治せたり、

呪文やお経を唱えたりというように、

行っている側が

エネルギーを与える!

ということだけを考えますと、

自己満足や欲が膨らみます。

私たちは、ただ、

心を寄り添うことしか

出来ないように思います。

あとは、

ご本人が少しずつ、少しずつ・・・

の繰返しのように思います。

そうした消極的で時間のかかるようなことが、

何でも直ぐに解決したがる現代人にとって、

すぐに効果を求める人にとって、

とても大切なことのように思うのです。

美しいものというのは

長い長い月日がかかるもの。

生きることが 辛い。

生きることは 難しい。

確かに、そうです。

楽に 生きる方法などないと思います。

楽に生きようとするから、

今から逃れようとするから、

善悪の区別が

つかなくなってゆくのです。

本当の愛が

見えてこなくなります。

感じられなくなります。

私たちは支え合って、

支えられて、

生きています。

自分の感情が強くなりすぎると

大切なものがわからなくなる。

物を大切にしても、

物には依存しない。

形あるものは、

いつか 朽ちる。

朽ちないのは、

形ないもの。

言葉は ある意味、物質。

その奥にあるものこそ、

形のない大切なもの。

それは 心。

そう思うのです。

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