命は「 所有物 」ではない

わが子の他界を悲しむ親は

100人中 100人。

その反面、

子の命を親が奪う悲しい事件の

多さに「 またか 」と苛つきます。

怒りと悲しみを感じる方は

多いと思います。

私も そのひとり。

以前から多かったのか、

それとも、増えてきたのかは

わかりませんが、

増えてきたように 思います。

親が

生きることは苦しいからといって、

わが子も 同じ目にあうと思わないで

頂きたいのです。

子は 親から生まれるけれど、

子は 生を受けたその時から

別の命だということを

深く認識して頂きたい。

子は 親の所有物では ない。

こんなこと、分かりきったことなのに。

子ども達は、

家に帰り、

宿題をし、

明日の準備をし、

ご飯を食べ、

団欒した後に、

楽しい夢を見ているだろう時に、

自分の親が

自分の命を奪おうと思っている・・・

などとは

露にも思わないでしょう。

皆それぞれに、

人には言えない事情を

抱えて生きています。

皆が皆、

何不自由なく生きている

わけでは ないのです。

今、この拙ブログを読まれている

あなたにも ご事情があるでしょうし、

私にも それなりの事情があります。

誰でも そうです。

生きる上で何が大切なのか、

何を譲れないのか、

ということをお考えになる機会が

あった方が良いと思います。

今の生活レベルを下げたくない、

そういう方々も多いと思います。

そう思っていても、

止む得ない事情というのも

やってくるかもしれない時代。

お金がないから、

子どもがいたら恋人との間が

ぎくしゃくするから・・・

そんな理由で

親が子どもの命を奪おうなんて

我欲、強欲、欲以外の何でもない。

どんな事情があるにせよ。

世の中、

どれほど多くの親御さんが

わが子の他界に嘆き苦しんでおられるか、

その深い悲しみが どれほどか_

自分の子どもの命を奪った人たちに

聞かせたいほど。

家庭で 命を奪ってどうする。

家庭は 命の尊さ、大切さを

教える場。

感謝する心、

思いやりの心、

礼儀、

そうしたことを教える場、

それが「 家庭 」。

子は 親の所有物では ない。

断じて ない。

他に命を奪われたすべての方々に
心から祈ります。

アガサ 葉山在住 霊媒 Agatha
~天国の人々の思いを伝えています~
霊交信(霊界通信)公開霊視

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