伝わる、まごころ。

この日は、とても緊張していたのを

うっすらと覚えています。

「 慣れ 」という感覚は、ご機会においては

ないように思います。

おひとりおひとりの個性は違いますから

いつも ” 一期一会 ” の心で います。

さて。

( 今日はえらく緊張しはじめたな・・・)

と自嘲気味で 調整に入ろうとした時、

60代ぐらいのご婦人が 私に 話しかけて

来られました。

( あぁ、この方は私を気遣って こうして

 話しかけてくださっているんだぁ。

 気遣いある方だなぁ。。。)

と、恐縮も混ざりながら感謝の気持ちでした。

お顔や髪型などのお姿も見せてくださり、

お伝えしていくとご依頼人Mさんは

お心当たりがあるようでした。

( 脚が痛いのですね。かなり頻繁に

 痛かったのですね。

 リウマチ? 神経痛?

 水をぬいておられたんですか。

 そうですか。わかりました。伝えます。)

と そのままのことをお伝えしました。

その他にも、

いろいろ話してくださいました。

すると、おばあさんではない方_

身体が弱く・・・そこまで言いかけた時、

< ・・・自分では歩けなかった・・・>

そう話してくださるご婦人が重なってこられました。

お祖母さんと話しながら、

同時に、別の方を捉え出すというのは、

一瞬、私の内で ややこしくなります。

(まあ、それもしばらくしたら、区別が

 ついてくるのです。)

その方は、Mさんのお母さんでした。

まだ間もないお母さんは、

<・・・ 今まで ありがとう・・・>

そう 懸命におっしゃいました。

お人柄が粋なお祖母さんは、

可愛い孫娘に いくつかの伝言をされました。

詳しく教えてほしいとお願いしたのですが

お祖母さんは、

含み笑いのような表情を浮かべられ

まるで、

< 楽しみは とっておくもんですよ。>

とでも言いたそうでした。

赤の他人の私に 気遣いをくださった

Mさんのご家族お身内の方々に

あらためて感謝の気持ちでいっぱいでした。

以下、Mさんから頂いたメールの一部です。

– – – – –

最初は大変緊張しており
ふと気がついたら正座をしながら
携帯を握りしめておりました。笑
(中略)

確かに会いたかったのは
母ですが死後まだまもないので
お願いするのも少し早すぎかもしれないと
迷いもあったんです。
でも、母が会いに来てくれたことは
大変嬉しい事実です。
(中略)

『今までありがとう』という言葉は
母の最後の言葉でした。
(中略)

元々小柄で細かったのですが
癌で亡くなったので旅立つ直前は
とても痩せており手を取らないと
歩けない状態でした。
(中略)

祖母の写真をお送りします。
左側が祖母で抱かれているのは私です。
写真が1枚だけしか見つかりませんでしたが
確かに丸顔で目が細いですね!!
髪も癖毛だったのか?パーマだったのか?
巻き髪の感じだったのを覚えております。
そして、いつも風呂場で髪を染めていたのでは?と
少しだけ思い出しました。
(中略)

晩年は祖母は大変苦労してて
さびしかっただろうと思いますが
元気そうで良かったです。
目を細めてニコニコと笑ってるような様子が
目に浮かぶようです。
(中略)

また、アガサさんが仰られた通り
膝が悪く痛がっており、何度も
水を抜いておりました。
(中略)

遊びにいくと必ずお菓子が買ってあり
帰宅する際は沢山のジュースやお菓子を
持たせてくれました。アガサさんにも
お届け物を持ってきたのも祖母らしいなと
思います。
また、
祖母は人を見抜くのがうまいというか
一度会った人の性格なども
よく見抜いていたそうです。
(中略)

『○○○○○。○○○○○○○○』
という言葉、もっともっと頑張らないとと
いつも思ってしまうのでちゃんと見ていて
くれてるんだと嬉しかったです。

何かメッセージがあるかな?と
思った瞬間にそう言われたので
ちゃんとこちらの意思も伝わっているんですね。
(中略)

祖母の素敵な言葉のプレゼント。

○○かなぁ??と期待も半分持ちつつ…
でも、
すべては天にお任せし心穏やかに
楽しみに夫婦仲良く過ごして
参りたいと思います。

– – – – –

” 母も祖母もとても気遣いの人です。”

そうおっしゃっていたMさん。

メールにもそう書かれていました。

気遣いをする家族に育てられた子は

年齢に関係なく、

他を大切にする「まごころ」が

必ず 育ちます。

それは、

気遣いをし、

気遣いをされる、

その両方を しっかりと心で感じ取る

からです。

どちらが 欠けても

真心からの気遣い には成りません。

こうして ずっと 伝わってゆきます。

粋なご性格のお祖母さん、

私も、あなたのように 心で

相手の方のお人柄を受けるのです。

心って 嘘つけないですよね。

「 心は 全て 」

ですもの。

ありがとうございます。


ある日、突然、空いてるプランターから葉が伸び出しました。
そして、見事に花を咲かせました。

「捨てたらダメだよ。生きてるもん。」
そう言えば、子が そんなことを言ってたっけ。
私が、「これ、もう終わったんじゃないの?」と言う問いかけでした。
土の力っても素晴らしいけど、
小さな命を 忘れない_
子から教わることばかりです。

アガサ 葉山在住 霊媒 Agatha
~天国の人々の思いを伝えています~
霊交信(霊界通信)公開霊視

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