心から愛しているんだ!

人には さまざまな事情があります。

胸の内を誰かに話そうとも

話せなくとも

結局は、本人の心の在り方が大切

と思います。

Aさんと初めてお会いした時、

美しいお顔立ちから 女優さんかと思った程でした。

容姿だけでなく、とても控えめ、謙虚な方。

その控えめなのは、様々なご事情があって

今に至っておられるのだと思いました。

一回目は、はっきりと交流が出来ませんでした。

「 時間も割いて頂いてるので、どうか・・・」

とおっしゃいましたが、

頂くわけにはまいりません。

アルバイトをしているわけではないので、

私の この道に対する姿勢を

通させて頂きました。

数ヶ月経ったある日、Aさんは

お越し下さいました。

「 こんな髪型の男性に心当たりはありますか?」

と、走り書きのように絵?を描きました。

すると、Aさんは、頷かれたように思います。
( 交流中は、あちらの方に集中しているので
 ご依頼人の方をあまり見ないのです。)

その男性は、私の静かな時間に突然

表れた方でした。

彼に集中するも、心に思いをたくさん

持っておられるのでした。

< 守ると決めてたのに 俺 守れなかった。

 A、ごめん。>

Aさんには、意味がおわかりのようでした。

< 俺は 行きたくなかったんだ >

Aさんは「仕事へ、でしょうか?」と

ご協力くださったのですが、私のセンサー

は違うと反応してたので、「いいえ」と

お答えしました。

途切れ途切れになりながらも、

何とか この方の思いを伝えたい、

半ば、助けたいという気持ち、

何とかしないとという気持ちになっていました。

<・・・泣かせてばかりだ。

 ・・・心から愛してるんだ!>

そう はっきりと私に話されました。

そのまま、お伝えしました。

その後も、” 彼 ”との話合いは続きました。

これを伝えました、

あれを伝えました、

というようなことではなく、

時に、母が息子を叱咤激励するように

話し合いました。

人と人との話合いですから、私も必至です。

やがて、ご主人でもある彼は、

ご自身の周囲が見えてきたようでした。

その感覚は、ガラっと変わってきます。

ご本人の周辺が 軽くなってくるのです。

それを実感できて、安堵しました。

< こんなに近くにいたの?!>

( そうですよ! Aさんはずっと傍に!

 いつも泣いておられたんですよ!)

< ・・・そうだったのか・・・>

< で、あんた 誰? >

( さっきからあなたに話しかけてた者ですよ。)

ご主人の変わり様に 笑ってしまいました。

お人柄はわかっていますので、

「 あんた 」と言われても失礼にはあたりません。

< 俺、守るよ。行くわ。>

そう言って、ご主人は明るい方へと

目的をもって行かれました。

まるで、子どもみたいに走って行かれて。

随分とAさんからのメールに助けられました。

以下、Aさんからのメールを抜粋掲載します。

– – – – –

最愛の人です。
(中略)
ずっと二人ぼっちで。気持ちは夫婦です。
アガサさんに「ご主人」と言われて
とても嬉しかったです。
(中略)
突然でした。
具合は悪かったのですが、
まさかこんなことになるとまでは
思っていませんでした。
(中略)

” 守る ”
確かに昔からことあるごとに、
私を守ると言ってくれていました。
何から?
この世の全てからと言わんばかりでいつも。
私のこと、家のこと、
いつもいつも守ってくれていました。
感謝し切れないほど。

(中略)
” 行きたくなかった ”
帰り道気づきました。あの日以来、
毎日それで後悔してたのに、
どうして肝心な時に出てこなかったのか。
病院へ、だと思います。
言っても行かなかった。
私が心配するからか、
治療費を気にしてか、
怖かったからか、
とにかく行かなかった。
(中略)

” 泣かせてばかりだ ”
” 心から愛しているんだ!”
この言葉が聞けただけで、聞きたくて。
このときのアガサさんの言い方が
また彼らしくて。
(中略)

アガサさんは彼の話し方や性格を
よく捉えてて、聞いていて最後の方では
泣きながら笑ってしまいました。
動作付きで教えてくださったその動き、
まさに彼です。
(中略)

いつでも彼は私を、他人を大事にしてくれました。
でも自分のことは大事にしないから
いつもいつも私は心配でした。
(中略)

今、彼は安全、無事、苦しくない。
心底、安心しました。
いなくなってない、変わらず愛してくれてる。
本当に嬉しい。涙が止まりませんでした。
(中略)

– – – – –

ご主人である彼は、

愛する人をいつも守るために

光の方へと 子どものように

走ってゆかれました。

その先には、

懐かしい人々を見つけたようでした。

肩の荷が降りました。

良かった。

アガサ 葉山在住 霊媒 Agatha
~天国の人々の思いを伝えています~
天国との対話(霊交信 / 霊界通信)

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