愛すべき、ちょっかい父さん
ずっと待ってくださっていたHさん。
短文のメールからも Hさんの思いやりが滲みました。
本当に嬉しく、有難いばかりです。
そうして、迎えた当日。
ご本人から伝えられる健康状態に、頷かれました。
それは、病院の診断(入院理由)では なくても
娘さんには わかることでした。
健康面を伝えてこられて、
しばらくして、次第にお顔が視えてきますと、
(あれ?)
(この方、先日の別の方の時に人情あふれる意見を
言ってた方だ!)
伝えてくださることをHさんに伝えている際中、
お父さんは、娘さんのHさんに伝えている間も
腕組みをし、脚を組まれて、
そうだ、そうだと頷きながら聴いておられたのです。
脚の組まれ方も ちょっと違ったので、
それも伝えました。
多分、Hさんはあっけにとられたんじゃないかなぁ・・・
良い意味で。
「 そうです。父はそうでした。身体が柔らかいのを
自慢しているところがありましたから。」
< よく 海に行ったよ。>
この言葉で私はてっきり、ご家族と行かれたのかと
思いながらも、そのまま伝えました。
Hさんからは 私が予想もしなかったことが
返ってきました_
「 はい。よく海に行ってました、ひとりで。
釣りが好きだったもので。」
( はぁ・・・ひとりでねぇ・・・
まあ、良いんですよ。お父さん。
趣味ですからね。趣味は良いですよ。
でも、たまにはご家族ご一緒でも、ねぇ〜(笑))
そんな私の話など、多分、スルーされたと思います。
良い意味で。
そのほかにも、いろいろとお伝えくださったと思いますが
いつものように、頂いたメールに助けて頂きます。
– – – – –
(略)
今日はお時間を頂き、本当にありがとう存じました。
他の方に迄、ちょっかいをかけて
娘として、仕方ない思いでおります。
その方に申し訳ありません、とお伝え頂けますか?
(ア:大丈夫です。とても喜んでくださっていました。)
昔は話さない父でしたが、
晩年、(中略)
よく喋る、といいますか、
自分以外にちょっかいをかけて
自分のことをきちんとやってから
と、母に叱られていました。
脳幹出血の症状をアガサさんに
味あわせてしまい、本当にごめんなさい。
痛くなかったですか?
(ア:痛みは一瞬です。ご安心ください。)
○回目の出血で旅立ちました。
悪い○○で亡くなった訳でないから
人生不思議です。
足組も、切なかったです…。
(ア:それもまた、お父さんらしいですね。)
(中略)
父が、アガサさんにいる…電話越しにいる…。
(略)
– – – – –
翌日、メールにお父さんの入院中の写真を
添付してくださいました。
私が拝見したとおりのお顔でした。
こうして、写真で確認できるのは 本当に有難いです。
お父さんは、多分、早く来られていて、
どうしようかなぁ〜と思っておられた頃に、
聞こえてきたのだと思います。
自分の家族ではないけれども、
他の方が困ってる。
黙ってられなかったのだと思います。
わかるような気がします。
それ、ちゃんとしたがいいよ、
という感じ。(笑)
ちょっかいというよりは、人情から。
家族の思い出は いろいろ あります。
良い時もあれば、
すごく腹が立つ時も あります。
それの連続で 気づけば ン十年過ぎていて
昔、ああだったなぁ〜
こうだったなぁ〜
と 苦い思い出も 懐かしく思える日が
やってくる。
家族揃っていた頃が 懐かしく、
切なく思う日もあって
人や
命の大きさに 気づけるのかもなぁ・・・
と 思います。
愛すべき、家族です。
アガサ 葉山在住
~天国の人々の思いを伝えています~
天国との対話(霊交信 / 霊界通信)
大変御無沙汰致しております。お元気でいらっしゃいますでしょうか。その節は大変御世話になりました。ありがとうございました。実は、今日仕事中父を感じておりました。金曜日は、亡くなる前日ですので、一週間で大切は曜日となりました。そんな日に、父のことを、書いて下さり、何時も泣いておりますが、更に泣けました。実は、又お願いしたい気持ちが疼いております。なんでだろうか分かりませんが、父が恋しいのかもしれません。仕事や体調が落ち着きましたら御願い出来ますでしょうか。これ程迄に私共の心をとらえている父を思いますと、なんと言うか、言葉に表すことができません。その時はどうぞ宜しくお願い致します。神奈川はまだ暑いでしょうから、どうぞご自愛下さいませ。秋田は既に寒く、朝晩はストーブをつけております。アガサ様とのご縁に感謝し、日々生きて参ります。長々と申し訳ありません。大山英子