先日、自分でも不思議に思うことがありました。

ひとつは、突然、ケーキが届いたこと。

もうひとつは、お風呂場で蚊取り線香を焚いたこと。

ケーキを買う、という贅沢なことはほとんどない我が家。

家族が言うには、ショッピングモールのポイントが

たまっていたから頼んだとのこと。

たまたま、家の外の片付けをしていた私は

配送業者さんから受け取った時、

不思議な感覚がありました。

そして、もうひとつ。

お風呂場で蚊取り線香を炊く、ということ。

こういうことは　今までしたことがありません。

不思議なことするなぁ・・・

なんか、私、いつもの調子とは違うな・・・

そう思ったものの、すぐに忘れる私は

時間と予定に追われるいつもの自分に戻りました。

そうして、翌日、ご機会の準備中、

突然、咳き込みだしました。

わずか、十数秒でその ” 知らせ ” は終わりました。

ご依頼人Mさんからお電話を頂き、

しばらくすると、

両側から支えられるようにして来られた男性を

お伝えしてゆきました。

最初は、とても疲れておられる様子で・・・

（ご本人の様子を優先しよう。）

「 ゆっくりと伝えてくださるでしょうから、私に

　空気を通して伝わってくることをお伝えします。

　大丈夫ですよ。安心してください。」

そう言い、性格などをMさんに伝えてゆきました。

私の身に起きた症状と大体の年齢層、性別で

Mさんは　おわかりになったようでした。

Mさんが私に、懸命に話してくださっているのに、

私の耳が悪いせいか、

電話の声が　私には途切れ途切れに聞こえました。

多分、ほとんど聴き取れていなかったかもしれません。

でも、大丈夫。

「 わかります。」、「 わかりません。」さえわかれば、

先へ進められます。

Mさんのお父さんは、あちらに行かれて数年。

お父さんとお話をしなければと思いました。

非常に繊細な方だったからです。

娘さんからの愛、ご家族からの愛を受けながら、

さらに通り良くしてあげたい。

第三者ではありますが、お話をさせていくうちに

次第に　お父さんの周りの空気は　軽やかになり、

思い出をいくつか話してくださるようになったのです。

「 今ね、お父さんがMさんの頭をなでて、

　とても嬉しそうに思いながら、Mさんを励ましておられます。」

そうしますと、Mさんはとても懐かしそうに

「 父は私の頭をなでてくれていました。小さい時。

　今、父の写真をいくつか、目の前に置いています。」

そう話されながら、

Mさんご自身も、寂しく辛い”心の氷”が

流れてくる涙で・・・

いつもとは違った涙によって　解かされているようでした。

お父さんの心の氷も。

Mさんに「ご質問があればどうぞ。」と促し、

話されたことは、

お父さんが最初の方ですでにおっしゃっていました。

ご依頼人さんにお伝えした内容は、

見事に私から去ってゆきます。

もっと詳しく書いてほしいなぁと思われる方も

おられるかもしれませんが、ご勘弁ください。

それにしても・・・

不思議な偶然というのは、あるものですね。

Mさんのご機会の前日、ケーキが届いたこと。

私宛ではなかったのですが、私が受け取ったこと。

お風呂場で蚊取り線香を焚いたこと。

お風呂場が煙で充満してしまうかなぁ・・・と思いながら。

読んでくださっている方々は、

何のこっちゃ？　と思われるでしょう。

でも、

Mさんにとっては、とても「あ！」とハッとすること。

この２つのことは、とても意味があるようです。

お父さんは、お父さんなりに　第三者の私を通じて

大事な娘、家族へ

様々な思いを、感謝の気持ち、励ましの気持ちを

届けたかったのでしょう。

お父さん自身、ご自分の心を解かせた機会でも

あったかもしれません。

後日、届いたメールの一部を掲載致します。

全く同じ思い、ということはありませんが、

どなたかの心に響くのではないかと思います。

– – – – –

（略）

○年間ずっと思っていました。
お父さんはさみしい感情をひきずったまま
暗くさみしいところにひとりいるんじゃないかとか、心配でたまりませんでした、

それが、ペットも一緒にそばにいてくれる、支えて下った方々もいる、
そのような現状にほっとしたし、すごく嬉しくて、父の幸せが私の幸せです。
それが1番うれしかったです！

力を振り絞ったメッセージ、「（略）」。
それは父がまさに口にしそうな感じで。うれしかったです！

（中略）

パパは天国で療養している。（略）
生きてるころにできなかった親孝行をもうできなくなったんじゃない。
今からでもできるのかな、目に見えないけど
きっと私がびっくりしないように優しさで見えないだけで、
存在は変わらないんだから親孝行は何かしらできるかなと云う喜び。

私が命を全うしたとき再会できると、それが夢になりました！
先が見えなかったけれど、先が見えるような気がしました！

再会したときに、
よく人生がんばったとお父さんに褒めてもらえるように、
お母さんを支えながら命を全うしなきゃなんだなと、思いました！

点線内は10/5追記しました。
– – – – –

万事、すべて善し。

です。

アガサ　葉山在住
～天国の人々の思いを伝えています～
天国との対話（霊交信 / 霊界通信）