秋の収穫 〜 種から育てて 〜

昨日の日曜日、やっとお休みでした。

やらねばならないこと・・・は、いっぱい。

洗濯好きの私には秋のお天気は、最高の洗濯日和。

さあ! 今日は洗濯機何回まわすか!!!

と張り切っていました。

「 さつまいもの収穫に行くけど、行く?」

( う・・・ん。洗濯したいけどなぁ・・・)

ちらっと子どもの顔を見ますと、

( いつも、お母ちゃんは用事ばかり。。。)

心の声がとんできています。

「 う・・・んと、○○分待ってもらえるなら行けるよ。」

ということで、洗濯を楽しむことはお預け。

畑と言っても、町民農園です。

2区画で、大体、駐車場1台分ぐらい。

家族が種を買って、苗を育てます。

もうそろそろ” 独り立ち ”出来そうな頃合いを見計らって

畑で育てます。

肥料もすべて、手作り。

すごいなぁ〜と思います。

私なんかは、それを見ているだけですが、

手間日間かけて作るものは、

身体にも自然にも無理をさせないんだ・・・

そう知ることが出来、

手間日間をかけることのスゴさをあらためて思いました。

人工的なものを使うと楽なのですが、

一番大変な自然農法で作りたいというので始めた家庭菜園。

自然農法って何? という方に簡単に申し上げると

有機で最も厳しい作り方。

天気と根気と・・・

なんとなく、あちらとのやりとりと似ているなぁ・・・

そう思うことが 多々あります。



「さつまいもの茎から伸びた部分も食べれるそうだよ。」
この一言は、つまり、私も手伝わねばならないということです・・・。



一本一本、筋を取っていくのです。もちろん、手作業です。
爪の中も、指紋にも、アクで真っ黒になりました。
家族は、8時間もの間、ずっと筋をとる作業を続けました。
8時間耐久です。私は・・・2時間ぐらいだと思います。



そんな地道すぎる作業を延々としている間に、焼き芋完成!
自然な甘さとほくほくした美味しさ。
作業をしているからこそ、自然の恵みがぐっと来るようです。



畑の一部ですが、向こうに見えるのが里芋。
手前左はピーマン。手前右は、さつまいも。



秋作の人参です。



これはなんだろう・・・大根かカブか・・・大根かな・・・



なんでしょうね・・・ブロッコリーかな、多分そうです。



これが、カブ・・・かなぁ?

外での作業は、たった数時間。

家に帰ってきてからは、筋とり・・・。

私は、途中でギブアップ。

家族は、夜までずっとしていました。

その日のうちに茹で、翌日の今日、煮物に。

フキとは違って、ぎゅっとしまった感じで美味しいです。

「葉っぱも食べられるんだって。」

戦争中、戦後は、芋のツルを食べていたと

亡き父から聞いたことがあります。

子どもの頃に。

今の子ども達は、こんなの食べないでしょうね。

大人だって、食べる人は少ないでしょうね。

でもね、

食物繊維は ほうれん草よりずっと多いそうです。

自分で育てて、

やっとの思いで収穫し、

食材として手間をかけ、

料理をして 頂く。

気が遠くなるような「 手間日間 」。

楽をすればいいのに・・・と思ったこともありますが、

収穫をし、頂きますと、

人工的な肥料で育ったものにはないものがあることを

知りました。

シャキッとしているのです。

野菜も、花も。

植物の栄養(エネルギー)は、本当に優しくて

私たちに必要。

すぅーと 身体に馴染んでくる感じです。

私たち人間も、出来る限り 自然に沿って

生きてゆくことが出来れば、

心掛けるだけで随分と違ってくるのだろうなと思いました。

地味だけど、

見た目も地味だけど、

やっぱり 良いですね。

畑を少し手伝っただけで、夜はぐっすり眠れました。

アガサ

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