七夕の夜
その日の精神的疲れは翌日に残さない_
これが私の努力していることです。
当たり前のことのようですが、
人間というのは感情を抜きにして生きることは
とても難しいですね。様々な感情があるからこそ、
様々な経験となり、様々な角度から自分を客観視出来る。
それがまっすぐに積み重なっていくと、他への思いやり
になっていくんだろうなぁ・・・
そう思っています。
とはいえ、日常は本当に色々あります。(苦笑)
ご依頼人様のご家族の方々の存在は、私にとりましても大きな存在。
思いやりでもって接してくださいます。
この男性も、そのおひとりです。
この方が近づいてこられますと、大きな心を思い出しました。
お電話での交流時間10分前、いつもの癖で私はトイレに行きます。(笑)
そこで、突然、話されました。
< 七夕の夜に 一緒に星を観よう。>
( はい。忘れずに伝えます。)
そうして、私の目は、友人から頂いたカレンダーに移動しました。
( ほのぼのした可愛いイラストだなぁ。七夕かぁ〜)
< 七夕のように美しい、綺麗な名前です。笑 >
( 名前? 名前・・・あ! なるほど! そういうことですか!?)
うわぁ〜と思いました。
何だか分からないなりにも、パズルのピースがカチッと
はまったようなすっきりした気持ちになりました。
Nさんとのお電話が無事繫がり、ほっとしてから、
静かに伝え始めました。
< 子育てを頑張りすぎている。苦笑
子どもの人生は、彼の人生だから、自由に選ぶのが良いよ。>
Nさんにそのままお伝えしました。
「 わかりますか?」
「 わかります。わかります。
子どもは、私のことを思って、私が喜ぶ方を選んでいるんじゃないかと
思っていました。主人の言う通りですね。主人はわかっているんだ・・・」
「 そのようですね。」
<・・・ひざまくらを・・・>
( あ! ひざまくらの人でしたか!)
「 Nさん、数日前に他の方の交流前、ひざまくらのことを
話される男性がおられたのです。
数日前の方はご存知ないとのことで、申し訳ない気持ちになりましたが、
今、ご主人がひざまくらのことをおっしゃるんです。
とても安心出来て、癒されておられたようですが
おわかりになりますか?」
「 はい、わかります。耳掃除をしていました、ひざまくらにして。」
「 良かった。おわかりになって。」
「 喜んでくれていたんですね。」
「 そのようですよ。笑」
「 よかった・・・」
お子さん方への助言、思い、
そして、
会社の方々への感謝の気持ちもおっしゃったあとに、
電話口から男性の声が何度か聞こえてきました。
「 あぁ、びっくりした。今、男性の声、ご主人の声が
肉声で少しですが聞こえたもんですからちょっと驚きました。(笑)
よっぽど、話したいんですね。(笑)」
「 えぇ?! そうなんですか? 主人の声がわかるのですか?」
「 どのような声かを言葉で説明するのは難しいですけれど
混線ではありませんよ。何度かいままでに経験しています。
まぁ、滅多にありませんけれど。
大抵、私だけに聞こえるので、ご依頼人様にも聞こえたら
楽だなぁと思います。」
と笑いながら申しましたが、本音です。
交流を再開していますと、また、声が聞こえました。
「 また話された。わかってます、ご主人。
ご主人とNさんと私とで話しているんです。
他にもいらっしゃるだろうと思いますが。(笑)」
対面以外の場合は特に気を付けて実況中継的に伝えます。
電話では様子が見えないですからね。話しすぎて、時々、
どこまでお伝えしたのかわからなくなることもあります。
そうこうしていましたら、突然、
「 あ!パパだ!パパの声!今、聞こえました!」
とNさんが叫ばれました。
「 本当ですか!? スゴい。こういうこともあるんですね。
一生に一度、あるかないか、でしょうね・・・いえ、
ほとんど無いでしょうね。
ブログに書いたらえらいことになるなぁ・・・(苦笑)」
「 ありがとうございます!
本当にありがとうございます!嬉しい!」
電話の向こうでNさんは、感激しきりのご様子。
「 でも、私のせいじゃないですよ。私にも何がどうなったら
こういうふうになるのかはわかりませんもの。」
感激冷めやらぬうちにNさんから頂いたメールを一部掲載致します。
– – – – –
(略)
子供達と録音を◯人で聞いたんですよ。
そうしたら パパの声だ!って やはり言いました。
だよね だよね って。
パパらしいねって。
◯人とも 受け入れがたく いつか出張から 帰ってくると思って
生活していましたが これからは 仕事に行って ちゃんと帰って来てると、
思えると言ってます。
それぞれへの忠告は 私も含めて真摯に受け止めました。
彼が一生懸命 (略)一緒に星空を見ようと伝えてくれて
声のプレゼントをしてくれて
(略)
1番変わったのは、私の心です。強くなりました。
一段の階段を登った気持ちです。
(略)
– – – – –
交流は、奇跡を切望し、体験する機会ではないと思っています。
愛しい人、ご家族、ご友人といった親交の深い方々との心の交流の場。
私が交流に対してシビアで在り続けていますのは、
夢や幻想、妄想ではないからです。
適当なことなど言えません。
すべての方々に対して、
礼儀を保った上で伝える、貴重な機会だと実感しているからです。
不可能を可能にするのが、霊媒では ありません。
他界してから家族を大事に思うのではなく、
常日頃から、
喧嘩しても、どちらかが理性で歩み寄る、話し合おうとする心
仲違いしていても、孤独だと決めつけないこと
自分ひとりになりたい時も、助けてもらった時のことを思い出す_
自分の、心のしなやかさの積み重ねが日常生活だと自覚すること。
それを日常に役立たせ、
いざという時に、どなたかの心を温め、
家族が他界されても、
愛しい人が他界されても、
悲しさのなかに在りながらも、
信頼の積み重ねがこの時とばかり 輝きを放つのだと思います。
七夕の夜。
例年は曇り空が多いのですが、曇りだって見上げましょうよ。
雲の上には、星が瞬いているんですもん。
今夜はどうやら、晴れそうです。
この回想記事を読まれた方々も、夜空を見上げてください☆
おひとりであろうと、
ご家族と一緒であろうと。
とにかく、あなたは独りじゃないのですから。
これはメロンです。
「メロンの網目は、まぁ、かさぶたみたいなもんなんだよ。」
「 へっ? かさぶた? イメージ悪いなぁ・・・」
「 メロンがある程度の大きさになると表面に傷がついてくるんだ。」
「 へぇ〜」
「 その傷を覆うようになってくるのが、あの網目模様。」
「 え? そうなん。それは知らんかった!知らんことばっかりやけどな。笑」
「 で、ごんの絵を描いてみた!うまく網目になるかな」
「 わ、ほんまや。ごんや。網目になるで!」
お! 網目になってきた!
めくりたい部分もある!
目の下あたりとか・・・イーとなる私。あほですね。(苦笑)
わぁ〜、すごい網目。
ごんの姿が分かりづらくなったけど、実験成功!
植物ってすごいですね!
アガサ