ひとりひとり違うもの 〜 unique 〜

9月に入って、あっさりと秋らしくなりました。

あれだけ暑かったのに。(笑)

私たちが、ぶつくさ言っている時も

自然界は 黙って 成すべきことを成していますね。

見習いたいといつも思っています。

いつ頃からか・・・忘れましたが、

私が好んで聴いている音楽があります。

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 です。

(私は音楽知識は皆無です。ご安心ください。(笑))

コンサートに出掛ける程の余裕がありませんが、

一度でも直接聴きたいと淡い思いを抱きながら

CDで聴いています。

世界的に有名な五嶋みどりさんの音と演奏のなさり方、

彼女の空気感がとても好きです。

他の方のも聴くのですが、やっぱり、彼女の演奏が好み。

毎日1回はヘッドフォンで聴いていますので、

家族は「また、それ? よく飽きないね!」と呆れ顔。

誰に迷惑もかけていないので、私は気にしません。(笑)

それに、

クラシックは 交流に似ているように思えています。

ある日、何気なく、見つけたヴァオリニストのおじいちゃん。

何とも言えない熟練さが素晴しく、さすが年の功だなぁとしみじみ。

どのような方だろうと検索しましたら、なんとまあ!

偉大なヴァイオリニストでした。

アイザック スターンさん。

すでに他界されていますが、音楽も 永遠です。

彼の純粋さ、思慮深さ、信念、温かさ、そして、厳しさ。

年齢を重ねていくなかで 熟成されていく音色。

五嶋みどりさんを見出したのがスターンさんだと知り、

それはそれで何だか(勝手に)嬉しく思いました。

ひとりひとりに、個性があります。

感受性、考え方、行動も 違います。

非常にユニーク。

ご存知のようにユニークという言葉には、

「 唯一 」という意味があります。

命あるもの、全く同じというのはありません。

同じように見えたり思えたりするのは、

肉眼で見えるとこしか見ていないからです。

個性。

唯一( unique )。

たったひとつの存在。

ユニークの素晴らしさは、交流を通じて いつも実感します。

それを言葉で表現するのが本当に難しい。

難しいからこそ、努力のしがいがあります。

行楽の秋でもありますが、音楽、読書にも最適な季節。

細かい手仕事も好きなので、やりたいことがいっぱいです。

ついぼんやりしてしまって、なかなか行動に移せていないですけれど。(笑)

めぐる季節を年齢を重ねるたびに、大切に思えます。

辛い悲しい経験をするたびに、普通の有難さを感じます。

ひとりとして 同じ人は いない。

親子であっても、

兄弟姉妹であっても、

夫婦であっても、

気の合う友人であっても、

嫌だと思う人であっても、

苦手な人であっても。

ひとりひとり、違う。

ユニークな存在。

自然もそう。

毎年、同じような季節の流れはないのだと思えれば

心が広がるような気が します。


写真下の方に写っておられるのが、アイザック スターンさん。
どこにでも居そうな方ですが、ヴァイオリンを奏でられる時は
非凡な存在です。

アガサ

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