愛する人との絆
( Kさんとのご縁は、どのくらいになるんだろう・・・)
交流お約束の日の朝、ふと そう思いました。
私の体調をずっと優先してくださっていたKさんは、
どれだけこの日を待っておられただろうと思います。
( 車の運転、大丈夫かなぁ・・・)
車の運転が出来る人はスゴいと思っていますが
どんなに車の運転が上手な方であっても、お越し頂くのですから
やっぱり、心配してしまうのです。
そんなお節介を焼きながら、静かな準備に入っていきました。
( 心静かな時間・・・心静かな・・・空間・・・)
時間という軸が自分から離れていく感覚になる、
静かなる移行中 _
< 仕事でも何でもそうだと思うんですが、>
突然、流れるように聞こえ出した男性の声。
ハッとした次の瞬間、
( あぁ、そうだった。この方を存じあげてる。)
時間軸が外れ始めたけれど、自分だけの空間は
どこかへ飛んで行き、お話を伺うことにしました。
< 仕事でも何でもそうだと思うんですが、やるんなら
やる気を持ってやった方が楽しいです。
楽しいことばかりでもないですけど、モチベーションって
大きいですよ!>
( なるほど。)
< 苦手と思うことも、出来ちゃったりします。>
( そうなんですか? それはスゴいです。)
< 最初から 駄目だと思ってやると、その気持ちがずっと
影響します。・・・そんな失礼なことってないですよ。>
流れるように、話される男性は、何度かお会いした方。
Kさんのご主人だ!
ふわぁっと男性用のコロンか整髪料の香りはとても上品で
おえっとならない。(笑)
( お仕事が出来る人だから、言えることだなぁ・・・)
お話を伺いながら、ふと そう思った私です。
< 出来る人間だとは、思っていません。>
つぶやきまで聞かれていた!
ちょっと恥ずかしかった。
< やるんなら、楽しみたい。
楽しむというか、仕事に集中すること。
集中することで、やる気も楽しさも出てきます。>
( 仕事を楽しむというのは、なかなか難しいことだろうなと
思っていましたが、お話を伺っていると とてもシンプルなんですね。)
そうでしょ!と言わんばかりの笑顔でした。
耳とはいえ、全身で聴きますので 交流前に少々、
疲れてしまいました。
体力というか気力の補充が必要でした。
< まだ、話しても大丈夫?>
( はい、大丈夫です。)
< 疲れた?>
( ・・・少し、です。)
< じゃぁ、休憩しよか?>
( はい。有難いです。)
そう返事する自分は、年をとったなぁ・・・と思いながら
ごろんと横になり(ぐったり?)、のびをしました。
( Kさんが来られる前に疲れてはいけないから・・・
OFF にしようかな・・・)
そう思った直後、
< そのままでも いいから 聞いててください。>
( あ・・・はい。)
※押しに弱い自分である。
その後、奥様Kさんとの繋がり具合のことをはじめとして、
Kさんに伝えておきたいことを中心に話されました。
三方交流の前の回想記録はこのぐらいにさせて頂き、
Kさんから頂いたメールの一部を掲載させて頂きます。
– – – – –
(略)
数日前の、私がフラストレーションをため落ち込んでいた状況を、
夫はちゃんと見ていたのですね。
まさに夫が言うであろう夫からのアドバイス、的確でした。問題解消できます!
仕事で困ったり悩んだ時、いつも彼のたった数言で解決できていたんです。
そして、2点、私が数日前に家でこの日に教えてね、と夫にお願いしていた事
そのものズバリを話してくれて、もう何度目かですがやっぱりすごいです。
この3つとも事前に何もアガサさんには話していないのに、
先に夫の言葉として伝えてくださって、なおさら一緒にいるんだと嬉しくて、
生きる糧になります!!最高の励みになりました。
前日のお誕生日旅行、夫も喜んでくれていて良かった♡
食事や母の事、彼の日常、本当に沢山話してくれて大感謝です。
(略)
– – – – –
Kさんのご主人は、コミュニケーションに長けている方です。
ご主人の変わらないご性格。
考え方、行動の仕方、今までのご経験が個性を形作り、
色濃くそれは残ります。
それを知る時、懐かしく、愛しく、そして、嬉しく思えるのです。
私がご本人だと確信する最高の ” 決め手 “_ お人柄(性格)です。
コミュニケーションというのは、皆が皆、
長けているわけではありません。
それは能力というよりも個性だと思っています。
ピアノを弾くのが得意な人もおられるし、
走るのが得意な人もおられます。
日曜大工が得意な人、人に親切な人、動物に優しい人、
本を読むのが好きな人、というように 私達は様々な個性を
持っています。
同じである必要はありません。
愛する人との繋がり具合も、そうです。
ひとりひとり違います。
他の人がこうだからといって、ご自分に当てはめることは
ありません。
違って、自然です。
愛する人を思う時、悲しいだけではないと思います。
こんなに存在が大きかったんだとあらためて知りますが
その感じ方も、ひとりひとり違います。
同じことに安心を得てしまいますが、細部にわたって
全く同じだと思うことは、思い込みに変わり、固執や執着に
なってゆき、心を狭くさせてしまいます。
愛することで、悲しみも深いのだと経験し、
大事に思うがゆえに、腹立つことも経験します。
いろんな感情が自分の内で渦巻くのです。
大きな悲しみを経験し、生きていく意味さえ 見失い、
自分ひとりでは、生きていなかったことを ” 知る ” のです。
手探りのなか、必至な毎日を過ごし、
大きな悲しみの中に居ながらも、ふとした時に
愛する人の気配を感じることが あります。
それはとても、不確かな感覚だろうと思います。
ほとんどの方々が、自分の妄想だと思われます。
交流時に第三者の誰か(例:アガサ)から、
その不確かな気配のことを伝えられた時、
愛する人との繋がりや絆を実感するのです。
非常に些細な感覚ですが、
愛する人との絆を強く感じるのは、第三者の誰かではなく
あなたなのです。
あなたの胸の中(心の中)で、大切に温めておくのが最善。
愛する人、愛する動物家族との日常という歴史は
最強で確固たる証拠です。
他と比べることを止めた時、
参考本や受け売りの言葉から解放された時、
悲しみを越えた大きな愛情が自分の傍にいつも在ることを
頭ではなく 心が感知します。
必ず、それはおわかりになります。
愛する人、愛する動物との絆は、今後も続くのです。
そこに疑いの余地は、ありません。
=おまけ=
りんご、です。 寝てます。
縞模様が出てきましたが、全体が黒いので、写真を撮るのが難しいです。
生まれてから半年。
我が家に来てから、4ヶ月。
運動能力が高過ぎて(お母ちゃん、困るで)と思うことが増えました。
薄目をあけて、寝ているふりの私を朝4時過ぎに起こしに来るこの子が
とても可愛い。
肉体を脱した息子わんこ達、行方不明の娘猫、それぞれに可愛いです。
忘れることはありません。
アガサ