仲良し父娘

当日の早朝、

<・・・娘に言われたから、来たのではありません。>

しっかりとした、深みのあるお声でした。

突然の話しかけに、一瞬、何のことかわからなかったのですが、

しばらく、天井を見つめて、ようやく わかりました。

( 娘さん思いのお父さんだなぁ・・・)

ほのぼのとしたことをうっすらですが覚えています。

お電話でのご機会でした。

あちらにあわせていきますと、しばらくしてから

優しく、穏やかで、智恵者で・・・

まるで仙人のような雰囲気を持った年配の男性が

にこにことたたずんでおられました。

非常に、穏やかな空気を身にまとっておられました。

いくつかお伝えしたのち、

Mさんの日常についておっしゃいました。

娘が仕事をとても頑張っていること、

仕事を複数し、頑張り過ぎているようだ、

もう少し、ゆっくりと生活が出来ればいいなぁ〜_

そのように思っておられるとのことでした。

< 良い人は・・・見つけないのか?>

穏やかな声でそう話してくださいました。

Mさんは、電話口で 驚いておられたご様子。

続けて、

< 苦しいことも一緒に乗り越えれると思うか?>

と。

相手の方云々ではなく、娘自身がどう思っているのか、

どう考えているのかを あらためて考えてみてはどうか

というお気持ちから。

娘を守り、大黒柱としてやっていく心づもりがあるかどうか_

可愛い娘のしあわせを願い思う、親の気持ち。

父親の気持ちでした。

Mさんのお父さんのお気持ちに触れ、私の父のことを一瞬

思い出しました。

Mさんからのご質問は、音について。

頻繁に聞こえるコンコンという音は、お父さんの合図なのかどうか、ということ。

それについても、わかりやすく話されていました。

お伝えし終わる直前に、

< また ○○○には話します。>

そうおっしゃって、会釈をされました。

それでは、

Mさんさんから頂いたメールの一部を掲載させて頂きます。

– – – – –

お父さん……そのものでした。
唖然とするほど。
「ありがとう、嬉しい、いつも側で見守っているからね」というような、
もっと甘い言葉もほしかったなぁという気持ちもたっぷりありますが(笑)、
でも、まさに私のお父さんでした。
(中略)

「いい人はみつけないのか?」
「苦しいことも一緒に乗り越えれると思うか?」
わーーキターー!!
驚いたのが長い交際の彼との事、お父さんも悩み考えてるポーズだったなんて!
(中略)

次に……
そうかいつも一緒ではないんだ。
側で見守っているけれど、ホントに行ったり来たりしてるんだなぁ……
お父さんはお父さんで向こうの生活をやっぱり過ごしてるんだ……
寂しいけど、いつも一緒ではないと聞いて、ホッとしたような
置いてきぼりくったような、前を向かざるをえない、そんな気持ち……

ラップ音、お父さんが近づくと勝手に鳴る、コンコンと鳴らしてる訳ではない…
そーだったのか!!!
あまりにも軽快なリズムのときには、私も関節や指を鳴らして、
合いの手を打ったりしてたからかなぁ~(笑)
なるほど………

最後にペコとお辞儀をして「また○○○には話します」
なんてリアルなんだ……
お父さんぽいなぁ、変わらないんだなぁ……

「娘に頼まれたから来た訳じゃない」
早朝にまずこれを伝えたかったお父さん、これはホントなんだろう…
でもお父さんらしい。

(略)

– – – – –

父と娘の会話。

いくつになっても、親は親 なのだと思いました。

娘が自分を思ってくれるのが嬉しい。

言われたから、呼ばれたから、ではなく、

” 自分が娘と話したいから来たのです。”

早朝のあの穏やかな声には、そうした意思が含まれていました。

言われたから するのではない。

自分がそうしたいから。

とても大事なことです。

このメールを頂いた翌日に、Mさんは

お父さんのお写真をメール添付してくださいました。

目鼻立ち、お顔の輪郭など そのままでした。

交流後、お写真で確認出来ることは本当に有難く思います。

交流を通して、信頼ということをあらためて感じます。

家族間の信頼。

友達同士の信頼。

人と動物との信頼。

信頼を得るために、何かをするのではなく、

日々の積み重ねが、いつしか信頼と成って行くのだと

交流を通じて実感します。

Mさん、いつもご丁寧なメールを

有難うございます。

 

アガサ 葉山在住
天国との対話 愛しい家族との時間
~天国の人々の思いを伝えています~

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1件のコメント

  • 先日お世話になった者です。
    写真をお見せするのを忘れてしまったので、またご縁があった時にお見せできたら、と思っていましたが、メールでも良いのですね。
    でも、もう一週間以上前の事なので、アガサさんの記憶も薄らいでいらっしゃるかもしれませんので、
    次回は忘れずにお見せしたいなと思います。
    (拍手ボタン、私はアガサさんの感じ方、ものの見方にボタンを押させていただいてました。でも気にされる方がいらっしゃるとしたら、非表示が良いのでしょうね。
    でも基本どの記事も心に沁みています。なくなって残念ですが、今後も心の中でポチッとさせていただきます。)別記事についてのコメントでスミマセン(汗)

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