成長の実感
Yさんは、2度目だったように思います。
名前だけは一度拝見すると忘れないのですが、
どなたが来られて、どなたに会いたいのか・・・
そうしたことは、忘れ去ってしまいます。
忘れるという言葉よりも「 流れていく 」という方が的確でしょうか。
わかりやすく言えば、「 内容まで覚えていられない 」です。
すみません。
でも、そのおかげで私は ” 普通 ” で居られます。
平凡で普通こそ、最強です。
さて。
Yさんがお越しになる前、調整する時間中、
かなり深く入り込んだようで、声のする方へ行った・・・
そのような表現がしっくりきます。
<・・・妹が・・・情けないって・・・(笑)>
( 妹さんがおられるの? 情けないって何が? 誰が?)
しばらくの静寂があり、
< apple.com! >
この「 アップルコム!」には驚きました。
( 何? アップルコムって! もちろん知ってますよ。)
こっちとあっちの狭間にいるような感覚が残っていた私は
うっすらと目の前に映る、映像をぼんやり視ていました。
角のコーナーのようなところに、毛足の長い、ベージュ色の
猫ちゃんがいました。気持ち良さそうに眠っていました。
頭や身体をブルブルっと震わせて、こちらに戻ってきた私は
( まぁ、こうやって教えてもらっても、Yさんが来られてから
でないとわからないからな〜・・・ )
そんなことをつぶやいた私に 苦笑されたかも。
確か、この日は雨風が強かったように思います。
電車も止まるんじゃないかと心配してました。
でも、不思議です。
Yさんがおっしゃるには、歩く時は、雨や風がとても弱くなったそう。
「 それは、ラッキーですね。」と私は申し上げました。
静かにすること・・・数十秒でしょうか、
一人の青年があらわれました。
( しっかりした眉毛。真ん中で繫がりそうなぐらい。)
ずっと拝見できるわけではないので、パパッと他も拝見。
ずっと見れないの?と思われたと思いますが、私は正直ですから(笑)
はっきり申し上げます。
私に関してどのように見えるかと言えば・・・
夢のあるように例えますよ!(笑)・・・
オーロラのような具合です。
オーロラを実際に見たことはないのですが、あのような揺らめきです。
とにもかくにも、スピーディ。とにかく、スピーディ。
Yさんに、調整時間で知り得たことをお伝えしました。
「 妹さんがおられるのですか? 私には妹と聞こえました。」
「 はい。そうです。」
「 彼は・・・息子さんは、『 妹が・・・情けないって。』と
おっしゃって 笑っておられたんですよ。苦笑いかなぁ〜。」
「 わかります。娘が息子の事をそう言っていました、あの後。
もちろん、愛情込めて です。」
「 ええ、もちろんです。そうですか。息子さんは正しいですね。
お二人の会話を聞いておられたんですね。」
Yさんは確か、頷いておられたと思います。
「 それと・・・ですね、突然、こんなことをおっしゃったんです。
『 アップルコム!』って。ええ、もちろん私も知っています。
あのappleですね。これをおっしゃった時、私は驚きました。
私には意味がわかりませんが、Yさんはおわかりになりますか?」
「 はい。わかります。わかります。」
Yさんのお返事(確認)に、驚きました。
「 おわかりになるのですか。それなら、良いです。
ご家族がわかるなら、それで十分です。」
きっと、Yさんは息子が懸命に伝えようとしているその気持ちに
ご自分も応えたいと思われていたと思います。
皆さん、そうです。
「 猫ちゃんが私の目に映りました。
こうこうこうでね。こんな感じで。(上記の猫ちゃんを伝えました)
おわかりになりますか?」
しばらくお考えになって、ふと、
「 息子と娘と私の3人で昔、猫カフェに行ったことがあります。
そのことでしょうか?」
「 いえ、私にはそこまではわかりませんでしたが、私は
息子さんが可愛いな、のんびりするなと思っておられたことだけ
分かります。猫カフェかどうかは、わかりません。」
ということで、これは ” 保留 ” 。
保留なことは、そのままにしておくのが良いと思います。
わかる時には、ハッとわかってきますし、
わからない場合は、ずっとわかりません。
何かに当てはめることは、やらなくて良いと思います。
そろそろ、助けて頂きます。
頂いたメールの一部を掲載させて頂きます。
– – – – –
(略)
足元のお気遣いありがとうございます。
偶然にも、私が傘をさして歩く時は小雨になってくれていて、
帰宅後に、焦るくらいにザーッと大降りになりました。
息子が守ってくれていたのかな..と思いました。
(中略)
息子の写真を見てくださりありがとうございました。
写真嫌いの息子で、いつも機嫌を取りながら写させてもらっていました(笑)
そんな数少ない写真を、今はかき集めて見ているのを過去には想像もつきませんでした。
(中略)
今日は、心落ち着けて臨むことができました。
息子の存在が私自身に少しずつ、浸透してきているようです。
それでも、矛盾しておりますが、ここに居ない寂しさは日に幾度も襲ってきます。
でもそれも、息子への想いの形の一つとも思っております。
(中略)
息子に今の家族の形を理解してもらえたこと、申し訳なさも伴いつつうれしさもありました。
家族を大切に、見守ってくれているんですね。息子の心を想像し涙あふれてきます。
そして、アガサさんに息子の心に触れてくださりそれもとっても、とっても、うれしかったです。
私は息子の性格を知っているつもりでしたが、アガサさんに触れて頂いたことで、
私が見落としている部分もあったことにも気づかせてもらいました。
(中略)
私もそして娘も、自分のペースを大切にしながら
自分たちのできることに取り組んでいきたいです。
(略)
– – – – –
彼は、ご家族のことにとても理解を示していました。
妹さんに対しても、
お父さんに対しても、
お母さんに対しても。
彼が言う言葉、気持ちに触れ、私は、彼の成長を実感していました。
( こうやって成長していくんだ・・・)
息子さんの優しさに触れ、母親でもある私は、
まるでわが子の成長のように感じました。
( 本当に、本当に、心の良い子ねぇ・・・)
子どもの事になると、私は涙腺がゆるんでしまいます。
あちらに移った子ども達は、私の子のように思えてしまうのです。
心というのは、こちらの世界では、
なかなか、評価というか認められません。
心は、内面だからわかりづらいのです。
どうしても、
人は、物質的・外見的といった分かり易いもので判断をしてしまいます。
雄弁である人が「 出来る人 」、
身なりが良い方が「 お金持ち 」、
顔のつくりで判断され、
テストの点数や出身校や勤務会社で決めつけてしまわれがち・・・。
表立ったところで、判断される。それを狙っての行動もありますね。
しかしながら、心のボロは、必ず出てきます。(笑)
だけど、そんなことはどうでも良いのです。
心をわかってくれる人は、たくさんいます。
わかる人というのは、やっぱり、地味です。
わかってくると、そうなってくるのが自然です。
Yさんは、こうおっしゃいました_
「 息子は、こちらにいるときは、人から認められませんでした。
ほとんど褒めてもらえてなかったと思います。
でも、私は、息子の心が大好きでした。今もです。」
ええ。そうですよ!
彼の心は、とても良いですもの。
私は、息子さんの心に、心底 感動しました。
成長されたなぁ・・・
以前のことを覚えていませんが、
そうした成長にとても敏感な自分がいます。
成長されてるのですね。
成長、してるんですよ。
どこに居たって。
そう!
どこに居たって!
家族が作った「ごんパン」。
最初、なかなか、ごんに見えなかったのですが、ヒゲらしきものを見て
「 あぁ〜、なるほどね。」
と分かりました。
となると、次はどうなるかと言えば、
” 誰が、どこを食べるか?” です。(笑)
私、どこ食べたっけな〜・・・ 覚えてないな。(笑)
多分、欲深い私は、胴体だったろうと思います。見た目より食い気なんで。
アガサ 葉山在住
天国との対話 愛しい家族との時間
~天国の人々の思いを伝えています~