頂いたメールより 〜 子育て 〜

若いお母さんからメールを頂きました。

悩みは全く同じということはありませんが、

誰にも相談出来ず、心労なさっている親御さんに向けて

掲載することに致しました。

= = = = =

(略)

3歳になる元気過ぎる子に手を焼いております。

言葉が遅いせいか叩く行為も増え、友達も攻撃してしまい遊べません。
お散歩も嫌だと道路で全力で抵抗するので、◯○持ちの私の力では
抑えることが難しくどうしたらいいか困ってます。
(補足:持病をお持ちです。)

何度も言い聞かせても治らず癇癪がひどくなる気がします。

霊感のある方に、オーラが◯くてとても気性が激しくて難しいと言われました。
(◯の部分は色をおっしゃったのです)

我が儘ばかりでは社会に適応できないので、
何かわかってもらう良い方法はありませんでしょうか?

誰にも相談できずに悩んでおりメールした次第です。
誠に申し訳こざいませんが、何かアドバイスを頂けたら大変助かります。
本当に突然不躾で申し訳こざいません。

= = = = =

私からのご返信です。

– – – – –

こんにちは。アガサです。

その霊感のある方?の発言が困りますね。

好き放題おっしゃって。

で、どうすればいいの?って感じですよ。困ったもんです。(苦笑)

さて。

息子さん。

手をやく、と思うと焦りますね。親は。

冷静に考えますと、「まだ3才」です。

この世におぎゃーと生まれてからたった3年ですよ。

社会に適応できる3才の子どもさんがどれだけいるのかなと思います。

大人だって身勝手な人が多いですもんね。(笑)

幼稚園や保育園に入るまでは特に、

どんな大人しい子でも親は心配で心配でたまりません。

これで良いんだろうか・・・ってよく思います。

育て易い子が世間一般では「良い子」、それが普通の成長と思われていますけれど、

いやいや、それはどうしてどうしてと思います。

お散歩が嫌だと言うなら無理に行かなくて良いと思います。

お家で絵を描いたり、他の遊びが好きなんだと思いますよ。

ちょうどそのぐらいの頃は、我が強くなってきます。

全部みごとに「いや!」と言います。(笑)

それは成長過程です。

それにしても・・・

その霊感の強い方は、誰のための発言なのでしょうかね?

そのようなことを人様に向けて言うことは

失礼極まりないと思います。

それが「 霊感がある 」とは言えないですよ。

「 霊感がある(と思い込んでいる)= 不躾 」これは困ったもんです。

そういう方々が多いのでしょうか?

思いやりや良識をなくされるのでしょうか?

わかりませんけれどもね。(苦笑)

” 言われる方(親)の気持ちにもなりなさいよ!(怒)”

と思います。(大笑)

さて。

お子さん。

嫌なもんは、嫌。

いいじゃありませんか。

私だって、嫌なもんや嫌だなぁ〜(笑)。

大人だって嫌なんですから、小さなお子さんなら尚更です。

嫌なことを無理にさせるのは、可哀想ですよ。親も子も。

中学生にでもなれば、嫌でもそこそこは勉強せねばならない時代です。

手放しで遊べるのは、小学生の間。

子どもの頃に遊べる期間がないと、あとあと、大変。

いろいろなことを規制していきますと、親もしんどいですもんね。

社会に適応するとは?

歴史に残る偉大な方々は、子どもの頃は一癖二癖、

いろいろあったようですよ。(笑)

3才です。3才。

数年前までは、赤ちゃんだったんです。

泣いて親を呼び、すやすや眠って、また泣いて。ねぇ。

無理矢理、「お友達ぃ」とかというくくりにしなくても

良いと思います。

だって、「お友達ぃ」と言ってるのは、親だけですもん。(大笑)

無理に繋がりを作らなくても大丈夫。

合う繋がりを見つめていくことの方が大事と思います。

親同士のつきあいも、疲れない程度にほどほどになさった方が

ご家庭を見つめることが出来ます。

何が大事なのか、ってとこです。

たまーにね、遊ぶ程度で良いんじゃないですか?

そう思いますよ。

今はどうしても、子どもの人数が少ないですから、

ちょっとしたことでもすぐに

「この子は他とは違う。おかしいんだ・・・」となります。

そして、様々な、新しい症状にあてはめる。

私は、それはちょいと違うんじゃないかって

思っています。

日本は色々と細かくなっているようで、

素晴しい細やかさなら歓迎なんですけど、

そうでもなさそうな空気があります。

本来の社会、真の社会というものに適応していないのは、

私たち大人の方かも、しれませんね。

= = = = =

子どもに向けて、

オーラが◯色だから厳しい、ですって?

だから、何なの?って思いました。

困っている人に対して、

あなたのオーラの色は◯色だから・・・

という発言や考え方は、無責任極まりない。

親は、愛を注ぐこと。

過保護が愛ではないと思います。

子がこけたら、

抱っこして起こしてあげる時期があり、

手を差し伸べる時期となり、

子が泣きながらでも

自ら起き上がる姿をじっと見つめ、

起き上がったら、ぎゅっと抱きしめる時期があると思います。

そうやって、愛の差し出し方は変わっていきます。

それが自然です。

愛をたっぷり注ぐ時期は必要。

ずっと同じでは、互いに成長しません。

手を差し伸べた方が楽ですけれど、

ぐっと ぐっと 我慢して、

胸がぎゅーっとなるのも我慢して、

子どもの命を見守る。

その時期があるからこそ、

子の成長は、ひとしおなんです。

私たち大人が子に示すことは、命を大切にする姿。

皆が皆、大学へ行かなくて良い。

有名大学へ行っても、犯罪に手をそめる人もいます。

やっていいことと、そうでない” 分別 ” がない人もいます。

頭さえ良ければ、何やっても許されると勘違いしたまま

大人になる人もいます。

親が何を子に出来るのか。

親が何を子に伝えるのか。

命の大切さを伝え、思いやりを育てることだけですよ。

私はそう思っています。

オーラの色なんて、気にしないで!(笑)

大丈夫!

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