周囲がどうであれ
家族の他界を経験されますと、ほとんどの方は、
ご自分を責められます。
他界との交流をさせて頂いている私が申し上げたいのは、
あまり、ご自分を責めない方が善いと思います。
自分を責めたところで、どうなりますか?
というより、
自分が他界したことを
家族が家族自身のせいだと責めている姿を見るのは
とても辛いと思うのです。
例えば、私が他界したとします。
私の家族が、ずっと自分を責め続けている姿や胸の内を
感じ続けるのは やっぱり辛い。
何とかしてあげたい、元気づけたいと願っても、
どうすればいいのだろうと思ってしまいます。
傍によりそったり、励ましや感謝の気持ちを空気に混ぜ込むしか
無いなと思いながらも、感情で揺れている家族には伝わりにくい。
自分が傍に居ることをわかってもらえなくても、です。
きっと、これを読んでくださっている皆さんもそうだと思います。
内省すること、反省することは、とても大切。
でも、内省して終わり、反省して終わり、では同じことの繰返し。
内省したり反省したのなら、
実際の行動へと少しでも繋いでいくこと。
そうは言っても、なかなか、人間の習慣や考え癖というのは
年を重ねれば重ねるほど、改め難いものも あります。
失って初めて、私たちは気づきます。
” ああだった・・・”
” こうだった・・・”
” もっと ああすれば良かった・・・”
” あの時、ああすれば今は変わっていたんじゃないか・・・”
いろいろなことを思います。
どんなに思い返しても、キリがありません。
懸命に励まそうと、” ご家族 ” や ” 愛しい人 ” が思われています。
自分を責め続けている家族や愛しい人を何とか、励ましたい。
今までのように・・・とはいかなくても、
何とか元気づけたい_
彼らのこうした気持ちをわかって頂きたいと思います。
ご自分を責め続けているあなたが、
身を案じておられる”ご家族”や”愛しい人”の気持ちを、です。
悲しむな、というのではありません。
誤解なさいませんように。
世の中が便利になればなるほど、
私たち 人の心は、弱く、脆くなってきました。
便利な生活に慣れるもんですから、
不都合なことというのは、自分に直接関係ない限り、
どこか遠いところ、他人事のように思えてしまいます。
便利で、健康で、というのが普通で当たり前で、
都合の悪いことや悲しい事が起こることなど
考えもせずに生きてしまうのです。
ですから、不安定な状況や状態になると、
思いもよらないほど、精神的に辛く、
神経がボロボロになってしまうのです。
そこで 一呼吸。
物事は、考えようです。
自分の心の軸、精神というのをそういう時こそ、確認するのです。
気持ちや心がぶれそうになったり、弱ってきたように思えたら、
自分を気の毒に思うのではなく、自分の ” 軸 ” を立て直すこと。
これを普段から、日常生活に取り入れること。
お風呂やシャワーは、身体の疲れや汚れをメンテナンスします。
心の疲れや汚れは? そのメンテナンスは?
見えないことは、なかなか、” 手つかず ” ですね。私たち。(苦笑)
自分軸を立て直すには、どうすればいいか?
私の場合は、心を鎮める時間を持ちます。
5分でも良い。
トイレで用を足してる時間でも十分です。
一呼吸、することは意外にも大切。
周囲がどうであれ、自分は自分。
自分の感情がどんなに揺れても、
感情に惑わされても最小限に、くい止めるのは、
誰でもない「自分」で、
他でもない「思いやり(感謝)」の気持ち。
自分を責めても大丈夫。
そして、責めたり、悲しいにだけに留まらず、必ず、活かすこと。
困っている人や動物たちに、心からの手を差し伸べること。
少しでも良い。ちょっとでも良い。
出来る範囲で、無理のない範囲で。
人として、誠実に生きること。
周囲がどうこう言おうと思おうと、
言わせておけばいいし、思わせておけばいいのです。
人様のことばかり批判非難する人ほど、
気の毒な毎日はアリマセン。勿体ないですよね。
ほっといたら善いのです。
構うことはありません。
あなたは、人として誠実に生きることに集中すること。
誠実に生きることをひたむきに努め続けていれば、
自分軸がブレてしまうことは、そうはありません。
ブレたとしても、自分で気づいて、自分で修正出来ます。
周囲がどうこう、と思えるうちは、
自分の心が定まっていないということ。
まぁ、人生、ぼちぼちです。
朗らかに、譲り合って、思いやりあって
生きていこうじゃ ありませんか!
ねぇ。(笑)
5/19加筆
ツツジが満開の頃、豪華なツツジの横に咲いていた可愛いお花。
GWに開催された、湘南国際村フェスティバルに行ってきました。
地元の中学生の方々の吹奏楽演奏に感動し、
事前申込が必要な大学生の方々によるイベントに大笑い。
とにかく、大笑いと感心の連続でした。
山の上にある湘南国際村には、大学や企業の研究機関もあります。
広々とした場所で、空が少し近いように思えて、何とものんびり出来ました。
アガサ